「表ラバーは回転がかからない」「ドライブで攻めたいけど、ボールが滑ってネットミスしてしまう」と悩んでいませんか?そのままスマッシュのみに頼る単調な戦術では、現代の回転重視の卓球においてすぐに限界を迎え、勝てなくなってしまうかもしれません。そんな悩みを根本から解決するのが、バタフライのスピン系ハイテンション表ラバー「インパーシャルXS」です。強力なドライブを武器にしたい、攻撃的な前陣速攻型の選手にこそ使ってほしい一枚です。本記事で圧倒的な性能と活用法を徹底解説します。ぜひ最後までお読みください!
インパーシャルXSとは?バタフライが誇る革新的表ソフトラバーの全貌
インパーシャルXSの基本情報と開発の背景
バタフライ(Butterfly)から発売されている「インパーシャルXS」は、2016年11月21日に登場して以来、多くの表ラバーユーザーから圧倒的かつ根強い支持を集め続けているハイテンション表ラバーです。メーカー希望小売価格は5,500円(税込)となっており、現代卓球において求められる高度で複雑な技術をサポートするための用具投資としては、非常にコストパフォーマンスに優れた一枚であると断言できます。
近年の卓球のルール変更、特に従来のセルロイドボールからプラスチックボールへの移行に伴い、打球時のボールの回転量が全体的に減少したと言われています。これにより、かつて一世を風靡したような「スピード重視」や「ナックル重視」だけの単調な表ラバーでは、相手の強力なスピン攻撃に確実に対応したり、自分から決定的な回転を生み出してラリーの主導権を握ったりすることが極めて難しくなりました。
このような時代背景とプレーヤーの切実な悩みを解消すべく、世界トップクラスの卓球メーカーであるバタフライが総力を挙げて開発したのが、表ラバーでありながら裏ソフトラバーに匹敵するような強烈な回転を自ら作り出せる「スピン系表ラバー」という新ジャンルの最先端モデルです。インパーシャルXSは、まさにその頂点に位置する製品の一つとして、初中級者からトッププロまで幅広い層のプレーヤーに愛用されています。
ハイテンション技術がもたらす圧倒的な反発力と初速の速さ
バタフライの技術力の代名詞とも言える「ハイテンション技術」は、製造工程においてゴムの分子に強いテンション(緊張状態)をあらかじめかけることで、ゴム本来の反発力と弾性を極限まで高める画期的なテクノロジーです。インパーシャルXSには、このバタフライが誇るハイテンション技術が惜しみなく、そして完璧なバランスで投入されています。
従来の表ラバーの多くは、回転を犠牲にしてスピードとナックル(無回転)を追求するというトレードオフの設計になっていましたが、インパーシャルXSはハイテンション技術の導入により、弾みの良さとスピードを最高レベルで維持したまま、シート表面のグリップ力(摩擦力)を飛躍的に高めることに成功しています。これにより、相手の打球の威力を利用するカウンターブロックはもちろんのこと、自分から前陣で強く弾くスマッシュにおいても、相手が反応できないほどの目にも止まらぬスピードを実現しています。バタフライ独自のスピード指標は70となっており、打球の初速の圧倒的な速さは、対戦相手に絶え間ないプレッシャーを与える強力無比な武器となります。
なぜインパーシャルXSが選ばれるのか?勝敗を分ける3つの卓越した特徴
特徴1:表ラバーの常識を根底から覆す「強力なドライブ」が可能
インパーシャルXSが多くのアグレッシブなプレーヤーに選ばれる最大の理由であり、最大の魅力は、「表ラバーであるにもかかわらず、裏ソフトラバーのように威力のある強烈なドライブが打てる」という点に尽きます。一般的に表ラバーは、ゴムの粒(ツブ)が外側に向いている構造上、ボールとの接触面積が物理的に少なくなり、ボールをこすり上げて回転をかけるドライブ技術には不向きであると長年考えられてきました。
しかし、インパーシャルXSは、極限までスピンをかけやすいように独自に計算され尽くしたツブ形状と配列のシートを新たに採用しています。この特殊かつ緻密なツブ形状により、インパクトの瞬間にボールがシートとスポンジに深く食い込み、しっかりとボールを掴む「ホールド感」が生まれます。下回転(バックスピン)に対するループドライブや、前陣での連続ドライブなど、これまでの表ラバーではミスになりやすく難易度が高かった攻撃技術が、驚くほどスムーズかつ正確にこなせるようになります。
対戦相手が「相手は表ラバーだから、強烈なドライブは飛んでこないだろう」と無意識に油断しているところに、想像を超える回転量のドライブを突き刺すことで、精神的にも戦術的にも圧倒的な優位性を確立することができます。
特徴2:ツブ形状がもたらす極上のスピン性能とツッツキの鋭さ
ドライブ攻撃だけでなく、繊細な台上技術や守備的な技術においても、インパーシャルXSの計算されたシート形状はプレーヤーに計り知れない恩恵をもたらします。その中でも特に性能の違いを実感しやすいのが「ツッツキ(台上での下回転処理)」の技術です。
バタフライ公式のスピン指標が70、弧線指標が70と、ハイテンション表ラバーの中ではトップクラスの回転性能と弧線の描きやすさを誇っているため、鋭く重いツッツキで相手の三球目攻撃を完全に封じ込めることができます。ツッツキが少しでも浮いてしまうと、現代卓球では一発で決定打を打ち込まれる致命的なリスクがありますが、インパーシャルXSであれば、ボールの底をシートでしっかりとこすり上げ、低く直線的な軌道で相手コートの深い位置に突き刺さるような質の高いツッツキを送ることが可能です。
また、サービス技術においても、裏ソフトラバーに近い感覚で強烈なスピンをかけることができるため、サービスエースを直接狙ったり、相手のレシーブミスや浮き球を誘ったりするプレーが非常に容易になります。「回転量と変化の差で勝負できる表ラバー」という異名は決して大袈裟なものではなく、試合の組み立てを劇的に変化させる力を持っています。
特徴3:スポンジ硬度30度が実現する抜群のコントロール性能と安定感
ラバーの総合的な性能を決定づけるもう一つの極めて重要な要素が、シートの下にある「スポンジ」の性質です。インパーシャルXSには、バタフライの基準で硬度30度という、ハイテンションラバーの中では比較的軟らかめに設定されたスポンジが採用されています。この軟らかいスポンジが、ハードな打球時にもボールを優しくしっかりと包み込み、プレーヤーに極めて高いコントロール性能と、試合中の緊張した場面でも思い切り振れる圧倒的な安心感をもたらします。
どれほどスピードやスピンの最大値に優れている用具であっても、自分自身の意図通りにコントロールができずに自滅のミスを連発してしまっては、決して試合で勝つことはできません。インパーシャルXSは、硬度30度のスポンジがボールの衝撃をインパクトの瞬間に適度に吸収し、狙ったコースの隅へと正確に打ち分けることを可能にしています。
さらに、相手の強打をブロックする際にも、ボールがラケットに当たってから飛び出すまでの時間(球持ちの長さ)が長くなるため、相手の威力を完全に殺してネット際に短くストップしたり、サイドを切る厳しいコースを突いてカウンターを狙ったりといった、非常に繊細なボールタッチが求められる高等技術の精度が飛躍的に向上します。
インパーシャルXSの性能を最大限に引き出す最適なプレースタイル
スマッシュとドライブを自在に織り交ぜる「前陣速攻型」に最適
インパーシャルXSに秘められた強大なポテンシャルを最も引き出すことができるのは、卓球台のすぐ近くに陣取り、テンポの速いラリー戦で相手を息つく暇もなく圧倒する「前陣速攻型」のプレーヤーです。従来のスマッシュのみを主体とした前陣速攻スタイルでは、相手にネットすれすれの低い球を送られたり、強烈な下回転を深く送られたりすると、持ち上げるのが物理的に難しく、強引に打ってミスが増えるという明確な弱点がありました。
しかし、インパーシャルXSを武器にすることで、低い球や下回転に対しては確実かつ威力のあるドライブでつなぎ、相手のブロックが少しでも甘くなりチャンスボールが来たら、すかさずフラットに弾いて豪快なスマッシュを決めるという、回転をかけるドライブと弾くスマッシュの使い分けが極めてシームレスに行えます。相手からすると、強い前進回転のかかったドライブと、無回転(ナックル)気味の直線的なスマッシュが予測不能なタイミングで交互に飛んでくるため、ラケット角度を合わせるのが非常に困難になり、ブロックミスを連発することになります。
回転量の変化で相手を翻弄する「異質攻撃型」のバック面での使用
フォア面に裏ソフトラバーを貼り、バック面に表ソフトラバーを貼る「異質攻撃型(または異質攻守型)」と呼ばれる戦型の選手にとっても、インパーシャルXSは戦術の幅を劇的に広げる強力な武器となります。バック面にインパーシャルXSを貼ることで、レシーブ時には表ラバー特有の「相手の回転の影響を比較的受けにくい」という特性を活かしてフリックやツッツキで安定して返しつつ、ラリー戦に持ち込んだ際には、自らバックハンドドライブをかけて積極的な攻撃に転じることができます。
裏ソフトラバーに近い感覚でバックハンドドライブが打てるため、弱点とされがちなバック側にボールを集められても防戦一方にならず、積極的に主導権を握り返すことが可能です。さらに、ブロック技術においては、インパクト時のラケットの角度や力加減を少し変えるだけで、自分から回転を残して返球したり、完全にナックルにして落としたりといった球質に意図的かつ劇的な変化をつけるプレーが容易になり、相手のミスを誘う頭脳的な戦術がより一層光り輝きます。
バックハンドでの絶対的な安定感を求めるシェークハンドプレーヤー
近年トッププロからアマチュアまで非常に増えているのが、これまで両面に裏ソフトラバーを貼っていたシェークハンドプレーヤーが、バックハンドの安定感とレシーブの確実性を求めて、バック面のみをインパーシャルXSへと移行するケースです。裏ソフトラバーでのバックハンド処理は、相手の強烈なサーブやドライブの回転の影響をまともに受けてしまうため、レシーブやブロックでの凡ミスが出やすいという深刻な悩みを持つ選手が少なくありません。
インパーシャルXSであれば、裏ソフトラバーに近い弾みと打球感を保ちながらも、表ラバーならではの「相手の回転に対する適度な鈍感さ」を併せ持っているため、レシーブの安定感が劇的に向上します。「バックハンドは確実なブロックとミート打ちでつなぎ、回り込んでフォアハンドの連続攻撃で決める」という王道のプレースタイルを盤石なものにしたい選手にとって、インパーシャルXSはまさに救世主とも呼べる頼もしいラバーです。
インパーシャルXSと他の表ソフトラバーとの徹底比較
兄弟モデル「インパーシャルXB」との違い:スピード重視かスピン重視か
バタフライからは、インパーシャルXSと全く同じタイミングでリリースされた「インパーシャルXB」という兄弟モデルが存在します。「XB」はスピードの出しやすさとナックルボールの自然な発生を重視したバランス型の表ラバーであり、従来型の直線的に弾く表ソフトの特性を色濃く残した設計となっています。
一方の「XS」は、これまで解説してきた通りスピン(回転)と弧線の描きやすさに特化しています。もしあなたが「表ラバーらしい直線的な弾道と、相手が勝手にネットミスしてくれるような不規則なナックルボールで勝負したい」と考えているなら、XBの方が適しているかもしれません。しかし、「自分から積極的に回転をかけてラリーを展開したい」「裏ソフトのような安定した弧線を描く連続ドライブを打ちたい」「ツッツキやサーブでも点を取りたい」という明確な攻撃的意図があるならば、迷わずXSを選ぶべきです。自分のプレースタイルにおいて「回転による安定感と威力」をどれだけ重要視するかが、この2つの優れたラバーを選ぶ際の決定的な基準となります。
バタフライの歴史を彩る名作「レイストーム」や「フレアストーム」との系譜
バタフライが誇るハイテンション表ラバーの開発の歴史を語る上で、「レイストーム」や「フレアストーム」といった一時代を築いた名作ラバーの存在を忘れることはできません。レイストームはスピン系ハイテンション表ラバーの先駆けとして多くのトップ選手に愛され、フレアストームは圧倒的で暴力的なまでのスピードで数々のハードヒッターを魅了し勝利に導きました。
インパーシャルXSは、これら過去の傑作ラバーの開発で培われた膨大なデータ、技術、そしてノウハウを、現代のプラスチックボール時代に合わせてさらに高度に進化させた正統な後継モデルとも言えます。かつてレイストームの回転量に魅了されていた選手がインパーシャルXSを打てば、その進化したシートのグリップ力と、ハイテンション技術による強烈な弾みに驚愕することでしょう。バタフライの長年にわたる血のにじむような研究開発の結晶が、このインパーシャルXSという一枚に全て凝縮されているのです。
裏ソフトラバーから表ラバーへ移行する際の圧倒的メリットと注意点
現在裏ソフトラバーを使用しており、これから表ラバーへの転向を真剣に考えている選手にとって、インパーシャルXSは最も違和感なくスムーズに移行できる最適な選択肢の一つです。シートの摩擦力が非常に高いため、「ボールをこする」「ボールを引っ掛ける」という裏ソフト特有の感覚を、そのまま表ラバーの技術に落とし込むことができるからです。
ただし、用具の特性上、いくつかの注意点も存在します。どれほどインパーシャルXSの回転性能が優れているとはいえ、裏ソフトラバーの最高峰である「テナジー」や「ディグニクス」のような究極の絶対的なスピン量には物理的に及びません。したがって、台から遠く離れて後ろに下がっての引き合い(ラリー戦)など、後陣でのプレーには明確な限界があります。「いかに台の近くの前陣に張り付き、早い打点で相手を仕留めるか」という表ラバー本来の戦術意識とポジショニングをしっかりと持ちつつ、インパーシャルXSの卓越した回転性能をプラスアルファの強力な武器として活用するマインドセットへの切り替えが必要不可欠です。
インパーシャルXSの性能を極限まで引き出すおすすめラケットの選び方
特殊素材(ALCやZLC)搭載ラケットとの相性による破壊力の飛躍的向上
インパーシャルXSはスポンジ硬度が30度と軟らかく設計されているため、ボールを掴む感覚に優れる反面、ハードヒット時の絶対的なスピード感が少し物足りないと感じるパワーヒッターもいるかもしれません。そこで、反発力の高い特殊素材ラケットと組み合わせることで、スピードと威力不足を完璧に補うことができます。
特に、バタフライの代名詞とも言える特殊素材「アリレート カーボン(ALC)」を搭載したラケット(例えば、世界中で愛される「ビスカリア」や「ティモボルALC」など)との相性は極めて抜群です。ALCの持つ適度なしなやかさと高い反発力が、インパーシャルXSの軟らかいスポンジのホールド感を邪魔することなく、スマッシュやミート打ちの際の破壊力を飛躍的に引き上げます。また、「ZLカーボン(ZLC)」搭載ラケットと組み合わせれば、より広範囲で均一な反発力が得られ、多少スイートスポットを外して打球してしまっても、威力のあるボールを相手コートの深くに押し込むことが可能になります。攻撃力を極限まで高め、一撃必殺の威力を求める選手には、特殊素材ラケットとのセッティングを強くおすすめします。
純木材ラケットと合わせた際の圧倒的なコントロールと極上の球持ち
一方で、威力よりもコントロールを最優先に考える選手や、異質攻守型で相手のボールを利用するブロックの安定感を極限まで高めたい選手には、5枚合板や7枚合板といった純木材ラケットとの組み合わせが強く推奨されます。(例えば、名作「コルベル」や、弾きの良い「SK7クラシック」など)
純木材ラケットは、打球時にラケット自体がしなることでボールをしっかりと掴む「球持ち」の良さが最大の特徴です。インパーシャルXSの軟らかいスポンジの特性と、純木材ラケットのしなりが完璧な相乗効果を生み出し、まるで自分の手の中でボールを直接操っているかのような、極上の打球感とコントロール性を得ることができます。相手の強烈で重いループドライブをフワッと短くネット際にブロックしたり、鋭いツッツキを台のサイドラインぎりぎりにコントロールしたりといった、繊細で精度の高い台上技術が驚くほど容易になります。プレー全体の安定性を第一に求めるなら、純木材ラケットとの組み合わせがまさにベストアンサーと言えます。
実際にインパーシャルXSを使用する際の技術的アドバイスと勝つためのコツ
表ラバードライブを確実に成功させるためのラケット角度とスイングの軌道
インパーシャルXSを使用して威力のあるドライブを安定して打つためには、裏ソフトラバーとは少し異なるスイングのメカニズムを意識する必要があります。裏ソフトラバーのように、シートの表面の摩擦力だけを利用して薄くこすろうとすると、表ラバーのツブの特性上、ボールが滑ってそのまま下に落ちてしまう(ネットミスする)危険性があります。
成功のための最大のコツは、「ボールをシート表面だけでなく、スポンジの深くまで食い込ませるように、ラケットを少し厚めに当てること」です。インパクトの際のラケットの角度は、裏ソフトの時よりもやや立たせ気味に調整し、ボールの真後ろをしっかりと叩きながら、そのまま斜め上方向へシャープに振り抜くイメージを持ちましょう。打点はボールのバウンドの頂点、あるいは頂点に達する前を狙い、ボールの上がりっぱなしを前陣で捉えることで、相手に準備する時間を与えない高速ドライブが可能になります。この「厚く当ててからこする」という独特の感覚をマスターすることが、インパーシャルXSを完全に使いこなすための最大の鍵となります。
表ラバー特有の「ナックルブロック」を効果的に使いこなし相手を崩す
インパーシャルXSは非常に回転をかけやすいという長所がある反面、自ら意識してボールの回転を殺す技術を使わないと、表ラバー特有の相手が嫌がるナックル(無回転)ボールが自然には出にくいという特徴も併せ持っています。相手の予測を外し、リズムを崩して翻弄するためには、意図的にナックルブロックを繰り出すテクニックが必須となります。
ナックルブロックを出す際のコツは、相手のボールの勢いと回転を完全に吸収するように、インパクトの瞬間にラケットを少し手前に引く(またはグリップを握る手の力をフッと抜く)ことです。また、ボールのバウンド直後の上がりっぱなしを、上から軽く押さえつけるように「ただ当てるだけ」のブロックをすることで、ボールの回転が見事に相殺され、空中をフワッと揺れるような変化の激しいナックルボールになります。インパーシャルXSの回転力を活かした「伸びる攻撃的なブロック」と、変化で惑わす「止まるナックルブロック」を交互に織り交ぜることで、相手は常に次の球質への迷いを抱えながらプレーすることになり、あなたの戦術的優位性が圧倒的に高まります。
サービスとレシーブにおけるスピン性能の最大限の生かし方
試合の入り口であるサービスにおいて、インパーシャルXSはその高い摩擦力を存分に発揮し、相手に強烈なプレッシャーを与えます。特に下回転サービスや横回転サービスでは、表ラバー特有の滑りやすさを感じさせない、裏ソフト顔負けの鋭いスピンをかけることが可能です。相手が「相手は表ラバーだから、それほど回転はかかっていないだろう」と判断して甘い角度でレシーブしてきたところを、すかさず三球目のスマッシュやドライブで確実に仕留める戦術が非常に効果的です。
また、レシーブ局面においては、ツッツキを深く鋭く相手のバック深くに送ることはもちろん、「フリック(台上の短いボールを弾いて攻撃する技術)」のやりやすさも特筆すべき大きな武器です。硬度30度の軟らかいスポンジがしっかりとボールを掴んでくれるため、相手の強力な下回転サービスに対しても、ネットミスを恐れずに思い切って上から弾き打つフリック攻撃を仕掛けていくことができます。「台上の先手争いや細かい技術で絶対に相手に後れを取らない」という強気でアグレッシブなプレーを根底からサポートしてくれるのが、インパーシャルXSの隠れた強みです。
インパーシャルXSのメンテナンスと性能寿命を長持ちさせる方法
適切な専用クリーナーの使用の絶対的な重要性
インパーシャルXSの生命線とも言えるのは、ボールをしっかりと引っ掛け、強烈なスピンを生み出すシート表面の摩擦力(グリップ力)です。この極めて重要なグリップ力を常にベストな状態で維持するためには、日々の練習後のこまめなメンテナンスが絶対に欠かせません。練習や試合が終わった後は、必ず表ラバー専用のクリーナー(ミストタイプなど)を使用して、シート表面に付着した体育館のホコリや自身の汗、皮脂汚れなどを優しく丁寧に拭き取りましょう。
ラバーの張り替え時期の適切な目安と見逃してはいけない劣化のサイン
一般的に表ラバーは、裏ソフトラバーに比べて摩擦による性能低下が感じにくく、寿命が長いと言われることもあります。しかし、ハイテンションラバーであるインパーシャルXSは、ゴム内部のテンション(緊張)効果が時間とともに薄れてくると、本来の爆発的なスピードやスピン性能を発揮できなくなってしまいます。週に3〜4回、1日2〜3時間程度の一般的な練習量をこなす競技層のプレーヤーであれば、約2ヶ月から長くても3ヶ月がラバーの張り替えの最適な目安となります。
劣化が進行しているサインとしては、「シート表面のツヤがなくなり全体的に白っぽくなってきた」「ボールが当たる中心部分のツブの表面が摩耗してツルツルになっている」「ドライブを打った際に以前よりもボールが滑ってネットミスが明らかに増えた」「打球音がパキンという高い音から鈍い音に変わり、反発しなくなった」などが挙げられます。これらの兆候が一つでも見られたら、自分の技術や調子のせいにするのではなく、用具の寿命を疑い、早めに新しいインパーシャルXSに張り替えることを強くおすすめします。新しいラバーの弾みと引っ掛かりを取り戻すことで、見違えるようにプレーの質が向上するはずです。
よくある質問(FAQ):インパーシャルXSに関する疑問を完全解決
スポンジの厚さ(2.1、1.9、1.7)の選び方の基準はどうすればいい?
バタフライのインパーシャルXSには、プレーヤーの細かなニーズに応えるため、「2.1(トクアツ相当)」「1.9(アツ相当)」「1.7(チュウ相当)」という3種類のスポンジ厚が豊富に用意されています。この厚さの選び方は、自分の現在のプレースタイルと、試合の中で最も重視するポイントによって大きく異なります。
「とにかくスピードと威力を最大限に発揮し、前陣での豪快なスマッシュとドライブの威力で相手を圧倒したい」という超攻撃重視の方は、最も反発力が高く球離れが早い2.1がおすすめです。ただし、球離れが早いためコントロールはより高度な技術を要します。「スマッシュの決定力と、ラリー中のブロックやレシーブの安定性のバランスを最も良く取りたい」という方は、標準的な厚さである1.9を選ぶのがベストです。あらゆる技術において欠点が少なく、最も多くのプレーヤーに推奨される黄金比の厚さです。「何よりもボールのコントロールを最優先にし、異質攻守で確実につなぎたい」「まだスイングスピードにあまり自信がないため、ボールをしっかり抑えたい」という方には、ラバー全体が最も軽く、ボールの飛距離を抑えやすい1.7が適しています。自分のレベルや目的に合わせて、最適な厚さを選択することで、ラバーの性能を120%引き出すことができます。
初心者でもインパーシャルXSは扱えるラバーなのか?
「ハイテンションラバー」という言葉の響きから、上級者やトッププロ専用で、初心者には弾みすぎて扱いが難しいというイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし、インパーシャルXSはスポンジ硬度が30度と非常に軟らかく設計されているため、基礎的な打球フォームが身につき始めた初心者から中級者へのステップアップを目指すプレーヤーにも十分に扱うことが可能な、非常に懐の深いラバーです。
ボールを打った際の打球感(手に伝わる感覚)が非常に優れているため、ボールを自分の力でしっかりとコントロールし、回転をかける感覚を養うのに極めて適しています。初めて表ラバーに挑戦する方や、これまで全く弾まない初心者用のコントロールラバーを使っていた方が、より攻撃的で威力の出る卓球スタイルを確立するための「最初のハイテンション表ラバー」として導入するのも、非常に素晴らしい選択と言えます。ただし、従来のラバーよりもスピードと飛距離が出る分、最初はオーバーミスが増える可能性があるため、基礎的なフォームとラケット角度をしっかりと固めながら、反復練習に取り組むことが上達の近道となります。
インパーシャルXSであなたのプレースタイルを革新しよう
バタフライの「インパーシャルXS」は、これまでの卓球界における表ソフトラバーの常識であった「スピードとナックルだけで勝負する」という狭い枠組みを大きく超え、「強烈なスピンと威力あるドライブ」という、現代卓球において不可欠な新たな武器をプレーヤーに提供してくれる、まさに革新的な一枚です。
「表ラバーだから威力のあるドライブは打てない」「回転勝負のラリー戦になったら裏ソフトラバーには絶対に勝てない」といった過去の常識や思い込みは、今日で完全に終わりにしましょう。インパーシャルXSの特殊なツブ形状がもたらす極めて高いグリップ力と、最先端のハイテンション技術による爆発的な反発力、そして軟らかいスポンジが生み出す極上のコントロール性能は、前陣速攻型や異質攻撃型のプレーヤーにとって、接戦での勝敗を分ける決定的な要素となります。
現代のプラスチックボールを使用した卓球において、回転を自在に制する者は必ず試合を制します。表ラバー特有のスマッシュの破壊力や弾きやすさはそのまま維持しつつ、裏ソフトラバー顔負けの強烈なドライブや、相手を突き刺す鋭いツッツキで試合全体を圧倒したいと本気で考えているなら、ぜひ一度ご自身のラケットに「インパーシャルXS」を貼って、その計り知れない圧倒的なポテンシャルを直接体感してみてください。あなたの卓球ライフが、さらにアグレッシブで、ワクワクするような勝利に満ちたものへと劇的に進化することを確信しています。

