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ハッドロウJPV-Rレビュー!ラケットに合うラバーも解説!

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ハッドロウJPV - R

ペンホルダーを使っていて、台から下がるとボールの威力が落ちてしまう…とお悩みではありませんか?近年のプラスチックボール化に伴い、従来の木材ラケットではどうしてもパワー負けしてしまうと感じているペンユーザーも多いはずです。そのような課題を鮮やかに解決してくれるのが、バタフライの「ハッドロウJPV-R」です。広範囲で威力を発揮する設計の合板ペンホルダーで、技術レベルを問わず幅広い選手層のポテンシャルを引き出します。本記事では、この魅力あふれるラケットの性能や相性の良いラバーを徹底解説します。ぜひ今後のラケット選びの参考にしてください。

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目次

1. ハッドロウJPV-Rとは?バタフライが誇る名作ペンホルダー

1-1. ハッドロウJPV-Rの基本概要

世界的なトップシェアを誇る卓球用品メーカー「バタフライ(Butterfly)」から、2015年4月21日に発売された日本式ペンホルダーラケットが「ハッドロウJPV-R」(品番:23830)です。メーカー希望小売価格は10,450円(税込)となっており、高品質でありながらも本格的なプレイヤーから初心者まで手に取りやすい価格設定がされています。日本式ペンの中でも「速攻向き」にカテゴライズされた攻撃用ラケットです。ブレードは木材5枚合板で構成されており、平均重量は78gとペンホルダーの中では非常に軽量な部類に入ります。生産は日本国内で行われており、バタフライならではの緻密で精巧な造りと、徹底した品質管理が施された安心のラケットとして、長年にわたり多くのペンホルダーユーザーから高い支持を集め続けています。

1-2. 「ハッドロウ」シリーズにおける位置づけ

バタフライが展開する「ハッドロウ」シリーズは、純粋な木材ラケットの良さを極限まで引き出すことをコンセプトに開発されたラインナップです。特殊素材(カーボンなど)全盛の現代卓球において、あえて木材合板のみを採用することで、木材特有の繊細なボールタッチや「球持ちの良さ」を求める選手に向けて作られました。ハッドロウシリーズにはシェークハンドや中国式ペンなど複数のモデルが存在しますが、その中でも「ハッドロウJPV-R」は、日本式ペンホルダーを使用する選手のために特別に設計されたモデルです。天然木材が持つ温かみのある打球感を残しつつも、現代の高速化する卓球に対応できるよう、反発力を極限まで高めた設計が施されており、「感覚」と「威力」の相反する要素を見事に両立させたシリーズ屈指の意欲作と言えます。

1-3. 日本式ペン(速攻向き)としての特徴

日本式ペンホルダーラケットは、人差し指と親指を引っ掛けるためのコルクグリップが装着されているのが特徴で、フォアハンドの威力を最大限に引き出せるグリップ形状をしています。「ハッドロウJPV-R」は、その中でも「速攻向き」のプレースタイルに最適化された設計となっています。一般的に、単板(1枚の木材)で作られた日本式ペンはドライブの威力に特化していることが多いですが、5枚合板を採用している本ラケットは、弾きの良さとスマッシュの打ちやすさに優れています。前陣でのピッチの早い連打や、相手のボールの威力を利用したブロック、そしてチャンスボールに対する鋭いスマッシュなど、多彩な技術をスピーディーに展開したい速攻型の選手にとって、これ以上ない武器となるでしょう。

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2. ハッドロウJPV-Rの驚くべき性能とスペック詳細

2-1. 木材5枚合板が生み出す絶妙な打球感

「ハッドロウJPV-R」のブレードは、厳選された木材を5枚重ね合わせた「木材5枚合板」構造を採用しています。卓球のラケットにおいて、5枚合板は最もスタンダードでコントロールに優れた構成として知られていますが、本ラケットの打球感は非常に独特です。ボールがラケットに当たった瞬間、木材がわずかにしなることでボールを一瞬掴む「球持ちの良さ」を感じることができます。この球持ちがあるからこそ、プレイヤーは自分のスイングのパワーと回転をしっかりとボールに伝えることができ、ドライブを打つ際の弧線が安定します。特殊素材ラケットのように「勝手に飛んでいってしまう」感覚が少ないため、自分の技術がそのままボールの質として反映される、非常に素直で扱いやすい打球感を実現しています。

2-2. 反発特性11.4がもたらす圧倒的な飛距離

バタフライが独自に設定しているラケットの弾みを示す数値「反発特性」において、「ハッドロウJPV-R」は11.4という非常に高い数値を記録しています。一般的な木材5枚合板の反発特性が9.0〜10.5程度であることを考えると、この11.4という数値は、カーボンなどの特殊素材が搭載されたラケットに匹敵するほどの圧倒的な弾みを持っていることを意味しています。この高い反発力こそが「ハッドロウJPV-R」最大の魅力であり、公式の解説にもある通り「台から離れた位置でも威力のあるボールを打つことができる弾みの高さ」を実現しています。後陣に下がってしまっても、ラケット自体の反発力がボールを相手コート深くまで飛ばしてくれるため、反撃のドライブやロビングからの逆襲において圧倒的なアドバンテージをもたらします。

2-3. 振動特性10.7が示すコントロール性能

打球時の手に伝わる振動の強さを示す「振動特性」は、10.7という数値になっています。数値が高いほど手に響かず硬い打球感となり、低いほど手にしっかりと振動が伝わる柔らかい打球感となります。10.7という数値は、適度に手に振動を伝えつつも、決して不快なブレを生じさせない絶妙なバランスを保っています。ペンホルダーの選手は、指先でラケットのグリップを直接握るため、シェークハンド以上に「手に伝わる感覚」を重要視します。このクリアで心地よい振動が、「今、ラケットのどの部分で、どれくらいの強さでボールを捉えたか」という正確なフィードバックをプレイヤーに与えてくれます。これにより、台上での繊細なストップやツッツキといったコントロール技術の精度が飛躍的に向上します。

2-4. ブレードの厚み(7.1mm)がもたらす威力の源

「ハッドロウJPV-R」が5枚合板でありながらこれほどの反発力を生み出せる最大の秘密は、7.1mmというブレードの厚みにあります。通常の5枚合板ラケットは厚さが5.5mm〜6.0mm程度であることが多いため、7.1mmは極めて厚い部類に入ります。板が厚いことによる最大のメリットは「ラケット全体の剛性(たわみにくさ)が高まること」です。相手の強烈なドライブやスマッシュを受けても、ラケットが押されることなく強靱な壁となってボールを弾き返すことができます。また、厚みがあることでインパクト時のエネルギーロスが最小限に抑えられ、自分が打つスマッシュやドライブにも重みと圧倒的なスピードが付加されます。この7.1mmの厚みこそが、台から離れても威力を発揮するパワーの源泉なのです。

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3. 角丸型(R)ブレードのメリットとプレースタイルへの影響

3-1. 角丸型ならではの切り返しのしやすさ

本ラケットのブレードサイズは長さ161mm、幅141mmの「角丸型(R)」に設計されています。日本式ペンには大きく分けて「角型」「角丸型」「丸型」の3種類が存在しますが、角丸型はその名の通り、角型の先端を少し丸く削り落としたような形状をしています。角型に比べてブレードの重心が手元(グリップ側)に寄るため、ラケットを振った時の体感重量が軽く感じられ、フォアハンドとショート(バックハンド)の切り返しが非常にスムーズに行えるという圧倒的なメリットがあります。現代卓球では両ハンドの素早い連打が求められるため、操作性に優れた角丸型は非常に理にかなった形状と言えます。

3-2. ドライブとスマッシュのバランスの良さ

角丸型ブレードのもう一つの大きな特徴は、ドライブ技術とスマッシュ技術のどちらにも高い適性を持っているという点です。長方形に近い「角型」は遠心力が効くため威力のあるドライブが打ちやすい反面、角度を合わせるブロックやスマッシュが難しいという弱点があります。一方の「丸型」は操作性が高く前陣でのスマッシュに向いていますが、ドライブの威力が落ちがちです。その中間である「角丸型」を採用した「ハッドロウJPV-R」は、鋭いドライブで相手を崩し、浮いた球をすかさずスマッシュで打ち抜くといった、攻撃のバリエーションを豊富に持つオールラウンドなプレーを可能にします。

3-3. 裏面打法を考慮した設計(裏面の黒塗り)

「ハッドロウJPV-R」のグリップサイズは長さ92mm、厚さ20mm、エンド幅が上部15mm、底部21mmとなっており、日本人の手にしっかりと馴染む持ちやすい設計です。さらに注目すべきは、ラケットの裏面があらかじめ黒く塗られている仕様になっている点です。卓球のルールでは、ラケットの両面の色は「赤と黒」など異なる色でなければなりません。片面のみにラバーを貼る伝統的な日本式ペンホルダーの場合、ラバーを貼らない裏面も異なる色に塗りつぶされている必要があります。このラケットは最初から黒塗り加工が施されているため、表面に赤やその他のカラーラバーを貼るだけで、すぐに公式試合で使用することが可能です。もちろん、裏面打法に挑戦したい場合は、黒塗り部分の上から裏面用のラバーを貼って使用することもできます。

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4. ハッドロウJPV-Rが解決するペンホルダーの悩み

4-1. 台から下がった時の飛距離不足を解消

ペンホルダーユーザーが試合中に最もストレスを感じる瞬間の一つが、「相手に攻め込まれて台から下げられた時」です。従来の標準的な合板ペンホルダーでは、後陣からボールを相手コートの奥深くまで飛ばすには相当な筋力とスイングスピードが必要でした。しかし、「ハッドロウJPV-R」はその常識を覆します。反発特性11.4という高い弾みと7.1mmの厚いブレードが、ボールに推進力を与えてくれるため、台から2歩、3歩と下がった位置からでも、相手のブロックを弾き飛ばすような威力のある反撃ドライブを打ち込むことができます。これにより、「前陣でしか戦えない」というペンホルダーの弱点を完全に克服することができます。

4-2. プラスチックボールにも負けないパワー

卓球の公式球がセルロイドからプラスチック素材へと変更され、ボールの直径も実質的に大きくなったことで、ボール自体の空気抵抗が増し、回転が掛かりにくく、スピードも落ちやすくなりました。この「プラスチックボール時代」において、従来の薄い木材ラケットでは「ボールが重く感じて打ち負ける」という悩みが急増しています。しかし、剛性の高い厚みのあるブレードを持つ「ハッドロウJPV-R」であれば、重いプラスチックボールの衝撃にも全く当たり負けしません。自分のスイングエネルギーを100%ボールに伝えることができるため、現代の用具環境において極めて優位性の高いラケット構造となっています。

4-3. 特殊素材ラケットにはない「球持ち」の良さ

飛距離やパワーを求めるあまり、カーボンなどの特殊素材ラケットに移行したペンホルダー選手が直面しがちなのが、「弾みすぎて台上の短いボール(ストップやツッツキ)がコントロールできない」という悩みです。サーブのレシーブが長くなってしまい、相手に狙い打たれてしまうケースが少なくありません。しかし「ハッドロウJPV-R」は、弾みが高いにもかかわらず純粋な木材5枚合板であるため、弱いインパクトの時には木材特有の球持ちの良さが発揮されます。つまり、強く打てば弾み、弱くタッチすればしっかり止まるという「ギアの幅」が非常に広いのです。この繊細なタッチを残しつつ威力を出せる点は、他の素材には真似できない本ラケットならではの強みです。

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5. ハッドロウJPV-Rにおすすめのラバー組み合わせ

5-1. スピードと回転を両立するハイテンション裏ソフト(テナジーなど)

「ハッドロウJPV-R」のポテンシャルを最も引き出せるのが、バタフライの「テナジー」シリーズや「ディグニクス」シリーズといった高性能なハイテンション裏ソフトラバーとの組み合わせです。ラケット自体がボールをしっかりと弾いてくれるため、ラバーの力で強烈な回転を付加することで、沈み込むような威力抜群のドライブが完成します。特に「テナジー05」や、より扱いやすい「ロゼナ」「グレイザー」などを合わせると、ラケットの球持ちとラバーの引っ掛かりが相乗効果を生み、圧倒的な弧線を描く攻撃的なスタイルを確立することができます。

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5-2. 安定感を求めるならコントロール系または粘着系ラバー

これから技術を身につけたい中級者や、ラリーの安定感を最優先したいプレイヤーには、高弾性ラバーや微粘着系ラバーとの組み合わせがおすすめです。ラケットの弾みが強いため、ラバーを少し抑えめの性能のものにすることで、全体のバランスを「コントロール寄り」に調整することができます。また、「ディグニクス09C」や「グレイザー09C」といった粘着性ハイテンションラバーと組み合わせることで、台上でのストップやツッツキがピタッと止まり、ループドライブの回転量が劇的に向上します。前陣での細かな駆け引きを重視する戦術的なプレイヤーに最適なセッティングとなります。

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5-3. 表ソフトラバーを合わせた異質速攻スタイル

厚みが7.1mmあり、弾きが非常に強いという特性を持つ本ラケットは、実は「表ソフトラバー」との相性も抜群です。「インパーシャル」シリーズなどのハイテンション表ソフトを貼ることで、相手の回転を無視して直線的に叩き込む、伝統的なペンの「表ソフト速攻スタイル」を現代風にアップデートすることができます。ブレードに厚みがあるため、表ソフト特有のナックル(無回転)性のブロックや、弾くようなスマッシュが非常にやりやすく、相手の時間を奪う超攻撃的なピッチ戦を展開することが可能になります。

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6. 初心者から上級者まで!対象となる幅広いプレーヤー層

6-1. これからペンホルダーを始める初心者への適性

「ハッドロウJPV-R」は、その高いポテンシャルから上級者向けと思われがちですが、これから卓球を始める、あるいは初めてペンホルダーを握る初心者にも大いに推奨できるラケットです。特殊素材が入っていないため、ボールを打つ際の「手に伝わる感覚」が養いやすく、正しいスイングフォームを身につけるためのフィードバックを正確に得ることができます。重量が平均78gと軽いため、筋力の少ない小中学生や女性プレイヤーでも無理なく振り切ることができ、手首や肘への負担を最小限に抑えながら楽しく上達することができます。

6-2. 基本技術を磨き、ステップアップを目指す中級者

フォア打ちやツッツキなどの基本技術が身につき、これから「ドライブの威力」や「試合で勝つための攻撃力」を身につけたい中級者にとって、「ハッドロウJPV-R」は最高のステップアップラケットになります。今まで使っていた入門用のラケットから持ち替えた瞬間、自分のボールのスピードが一段階上がったことを実感できるはずです。また、ブロックの安定感も増すため、相手の攻撃を凌ぎながら自分の攻撃に転じるといった、より実戦的で高度なラリー展開に対応できるようになります。

6-3. 木材特有の感覚を重視するベテラン・上級者

長年ペンホルダーを愛用してきたベテランプレイヤーや、全国大会を目指すような上級者の中には、「カーボンの打球感はどうしても好きになれない」という方も多く存在します。そういった純粋な木材フィーリングを愛するプレイヤーにとって、プラスチックボールに打ち負けない反発力を持った「ハッドロウJPV-R」はまさに救世主的な存在です。指先の微細な感覚を活かした台上処理、相手の意表を突くコース取り、そして勝負所でのフルスイングのドライブ。上級者が求めるすべての要求を、この一本の木材合板ラケットが高い次元で叶えてくれます。

6-4. ラージボール競技での活用

公式の製品情報にも「※ラケットはすべてラージボールの試合にもご使用いただけます」と記載されている通り、44mmの大きくて軽いボールを使用する「ラージボール卓球」においても非常に高い適性を示します。ラージボールは空気抵抗が大きくボールが失速しやすいため、ラケット側でしっかりとボールを飛ばす力が必要になります。「ハッドロウJPV-R」の「高い反発力」と「厚いブレード」はラージボールの特性と完璧にマッチしており、さらに78gという軽量設計が、重量のあるラージ用表ソフトラバーを貼った際のラケット全体の重量増加を抑え、鋭いスイングスピードを維持させてくれます。

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7. 実際に使用する際の注意点とメンテナンス方法

7-1. グリップの削り方と自分へのフィット

日本式ペンホルダーを使用する上で欠かせない儀式が、自分の手や指の形に合わせてコルクグリップを削る作業です。「ハッドロウJPV-R」を購入したら、まずはカッターナイフと紙やすり(サンドペーパー)を用意しましょう。人差し指が当たる部分と親指が当たる部分を、素振りをして感触を確かめながら、少しずつ削っていきます。一度に削りすぎると元に戻せないので、少し削っては握り、また少し削る、という手順を繰り返すことが重要です。自分専用の形にフィットしたグリップは、プレーストレスをなくし、思い通りのラケット角度を作り出すための最も重要なチューニングとなります。

7-2. 木材ラケットならではの湿気対策

「ハッドロウJPV-R」は天然の木材で作られているため、湿度や温度の変化によって重量や打球感が微妙に変化するデリケートな一面を持っています。特に日本の高温多湿な夏場や梅雨の時期には、木材が空気中の水分を吸収して重くなり、弾みが鈍くなることがあります。これを防ぐために、練習後や保管時には、ラケットの汗を乾いたタオルでしっかりと拭き取り、乾燥剤(シリカゲルなど)を入れた専用のラケットケースに収納することを強くおすすめします。適切な湿度管理を行うことで、購入時の素晴らしい弾みと心地よい打球感を何年にもわたって長持ちさせることができます。

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7-3. ラバーの貼り替え時の注意点

ブレードの表面が天然木材であるため、ラバーを交換する際に接着剤の層と一緒に木材の表面(上板)が剥がれてしまう「板剥がれ」を起こすリスクがあります。特に水溶性接着剤を厚塗りした場合や、粘着力の強いラバーを使用している場合は注意が必要です。ラバーを剥がす際は、決して勢いよく力任せに引っ張らず、斜め方向に向かってゆっくりと丁寧に剥がすように心がけてください。頻繁にラバーのテストをして貼り替えを行うプレイヤーは、あらかじめブレードの表面にバタフライの「ラケットコート」を薄く塗布して保護膜を作っておくと、板剥がれを劇的に予防することができます。

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8. ハッドロウJPV-Rの総評と購入を検討している方へ

8-1. スペックと価格のバランス(コストパフォーマンス)

ここまで詳細に解説してきた通り、「ハッドロウJPV-R」は単なる木材5枚合板の枠に収まらない、非常に高いスペックと完成度を誇るラケットです。カーボンなどの特殊素材を使用したハイエンドモデルのラケットが2万円を超えることも珍しくない現代卓球市場において、10,450円(税込)という価格でこれほどまでの性能と「勝つための威力」を手に入れられる点は、驚異的なコストパフォーマンスと言わざるを得ません。耐久性も高く長く愛用できるため、部活で毎日激しい練習を行う学生プレイヤーにとっても、非常にコストパフォーマンスに優れた選択肢となります。

8-2. 他のラケットとの比較による強み

単板の最高級檜(ヒノキ)ラケットと比較すると、スイートスポット(ボールがよく弾む芯の部分)が広く、スマッシュやブロックのやりやすさで勝ります。また、特殊素材入りペンホルダーと比較すると、台上技術でのボールの暴れにくさや、手への確かなフィードバックという点で圧倒的な優位性を持っています。つまり「ハッドロウJPV-R」は、「単板の威力」と「合板の安定感」、そして「木材のコントロール」と「特殊素材に迫る飛距離」という、それぞれのラケットの良いとこ取りをしたような、極めてバランスの取れた名刀なのです。

8-3. ペンホルダーの可能性を広げる一本として

現代卓球においてシェークハンドが主流となる中、ペンホルダーにはペンホルダーにしかできない特有の戦術、独特のボールの軌道、そして観客を魅了するダイナミックな動きがあります。「ハッドロウJPV-R」は、そんなペンホルダーの可能性を無限に広げ、プレーヤーの情熱を全力でサポートしてくれる最高の一本です。台から下がった時の飛距離不足に悩んでいる方、プラスチックボール時代の新しい武器を探している方、そして純粋な木材の打球感を愛してやまない方は、ぜひこのラケットを手に取ってみてください。あなたの思い描く理想のプレーが、このラケットと共に実現するはずです。

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