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ライタンレビュー!ラケットに合うラバーも解説!

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ライタンレビュー!ラケットに合うラバーも解説!

「日本式ペンで威力を出したいけれど、重い単板は振り遅れるし、合板だと相手の強打に押し負ける」と悩んでいませんか?現代の高速卓球において、ペンの課題である「連打のしやすさ」と「一撃の決定力」の両立は本当に難しいですよね。その悩みを一気に解決するのが、JUICの特殊素材ラケット「ライタン」です。平均67gの超軽量ボディにメッシュ状チタンを搭載し、素早い切り返しとシリーズ最高の反発力を実現しています。本記事では、ライタンの徹底レビューから相性抜群のラバーまで詳しく解説します。理想の1本を見つけたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

1. ジュウイック(JUIC)の卓球ラケット「ライタン」とは?基本スペックと特徴

日本式ペンホルダーラケットといえば、伝統的な木曽桧(きそひのき)単板ラケットをイメージする方が多いかもしれません。しかし、プラスチックボールへの移行や用具の進化に伴い、卓球のプレースピードは飛躍的に向上しました。一撃のフォアハンドだけでなく、前陣での素早いピッチ戦やバックハンドの切り替え、さらには裏面打法を取り入れる選手が増えたことで、「軽くて弾む特殊素材入りの日本式ペン」への需要が急速に高まっています。

そうした現代卓球のニーズに対する、日本の老舗卓球メーカー・ジュウイック(JUIC)からの回答ともいえる名作ラケットが「ライタン(LIGHTAN)」です。まずは、ライタンがどのような設計思想で作られたラケットなのか、基本スペックと構造上の特徴から詳しく見ていきましょう。

1-1. ライタンの基本スペックと製品概要

ライタンは、JUICが展開する「チタニウムシリーズ」の日本式ペンホルダーのなかでも、特に攻撃力と操作性のバランスを極限まで高めたモデルです。メーカーが公表している基本スペックは以下の通りです。

  • 商品名
    ライタン(LIGHTAN)
  • メーカー
    JUIC(ジュウイック)
  • カテゴリー
    日本式ペンホルダー(攻撃用・OFF)
  • 合板構成
    木材5枚合板 + メッシュ状チタン2枚
  • ブレードサイズ
    縦155mm × 横137mm
  • ブレード形状
    角丸型
  • ブレード厚
    6.4mm
  • 平均重量
    67g ±5g
  • 打球感
    M(ミディアム)
  • メーカー希望小売価格
    23,100円(税込)

このスペックを見ただけでも、一般的な日本式ペンホルダーとは一線を画す特徴がいくつも浮かび上がってきます。特に注目すべきは、「5枚合板+メッシュ状チタン2枚」という特殊素材構成でありながら、「平均重量67g」という驚異的な軽さを実現している点、そしてブレード厚が6.4mmというスリムな設計になっている点です。

公式の製品キャッチコピーでも「JUICチタニウムシリーズの最高の反発力を持つラケット。軽く、弾む。」と謳われており、軽快な振り抜きと圧倒的なスピード性能を両立させたハイエンドモデルとして位置づけられています。

1-2. 最大の武器である「メッシュ状チタン2枚」の秘密

卓球ラケットに使われる特殊素材といえばカーボン(炭素繊維)やアリレートカーボンなどが有名ですが、JUICは長年にわたり「チタン(チタニウム)」をラケットに組み込む技術に定評があるメーカーです。

チタンは非常に強度が高く、軽くて反発力に優れた金属素材です。しかし、単純に板状のチタンを木材と貼り合わせてしまうと、打球感が極端に硬くなり、ボールがラケットに当たった瞬間に飛び出してしまうため、回転をかける前に球離れしてしまうという弱点が生じます。

そこでライタンに採用されているのが「メッシュ状(網目状)チタン」です。チタンを網目状に加工して木材5枚合板の間に2枚挟み込むことで、以下のような相乗効果が生まれます。

  1. 金属ならではの高い反発力と初速の速さを維持できる
  2. 網目の隙間から木材の「しなり」と「球持ち」が伝わるため、ボールをしっかり掴める
  3. 素材自体の重量が大幅に削減され、ラケット全体の超軽量化に貢献する
  4. スイートスポット(芯)がブレード全体に広がり、先端や根元に当たっても威力が落ちない

このメッシュ状チタンの恩恵により、ライタンは特殊素材ラケットでありながら、打球感がハードになりすぎず「M(ミディアム)」という非常に扱いやすい硬さに収まっています。強打したときにはチタンの強靭な反発力が働き、軽く当てたときには木材合板のような優しいタッチでコントロールできるという、二面性を持った絶妙な仕上がりが最大の魅力です。

1-3. 平均67gという驚異的な軽さがもたらすメリット

ライタンを語るうえで絶対に外せないのが、平均重量67g(±5g)という圧倒的な軽さです。

一般的な日本式ペンの桧単板ラケット(板厚9mm〜10mm程度)は、ラケット単体で90g〜100g前後の重量があります。また、通常の木材合板やカーボン入りの日本式ペンでも、75g〜85g程度が平均的です。それらと比較すると、ライタンの67gという数値がいかに軽いかがよく分かります。個体によっては60g台前半のものもあり、手に取った瞬間に「本当に特殊素材が入っているのか」と驚くほどの軽快さです。

この軽さが実戦にもたらすメリットは計り知れません。

  • スイングスピードが劇的に上がり、コンパクトな振りで鋭い打球が打てる
  • フォアとバックの切り返しが速くなり、相手の高速連打に振り遅れない
  • 特厚のテンションラバーなど、重めのラバーを貼っても総重量を軽く抑えられる
  • 裏面にラバーを貼る「日本式ペン両面貼り」に挑戦しても、手首や肘を痛めにくい
  • 長時間の練習や試合の終盤でも、腕の疲労によるスイングの鈍りが出にくい

特に、日本式ペンホルダーは人差し指と親指でグリップを引っ掛けるように持ち、中指・薬指・小指を裏面に添えて支える構造上、シェークハンド以上にラケットの重量が指や手首へダイレクトに負担としてかかります。ライタンの67gという軽さは、身体的な負担を減らしつつ、現代卓球で求められる「前陣でのピッチの速さ」を手に入れるための強力な武器になります。

1-4. 角丸型ブレード(155×137mm)の絶妙な設計バランス

日本式ペンには大きく分けて「角型」「角丸型」「丸型」の3種類のブレード形状が存在しますが、ライタンには縦155mm×横137mmの「角丸型」が採用されています。

角型はブレードが縦に長く、先端に重心(ヘッドヘビー)があるため、遠心力を活かした一撃のフォアハンドドライブに優れていますが、小回りが利きにくくバックショートへの切り替えにやや時間がかかります。一方、丸型は横幅が広く手元に重心があるため、ショートや反転プレーはやりやすいものの、威力の面では角型に一歩譲ります。

ライタンの「角丸型」は、まさに角型の攻撃力と丸型の操作性を融合させた黄金比の形状です。縦155mmというややコンパクトな長さに設計されているため、台にぶつける心配が少なく、台上の細かいストップやフリックが驚くほどスムーズに行えます。それでいて先端に適度な角(エッジ)が残されているため、フォアハンドを振り抜いたときにはしっかりと遠心力が働き、メッシュ状チタンの弾みと相まって鋭い強打を放つことができます。

2. ライタンの性能を徹底レビュー!実際の打球感と技術別の評価

スペック上の特徴を把握したところで、ここからは実際にライタンを打った際の打球感や、各技術におけるパフォーマンスを徹底的にレビューしていきます。「軽く、弾む」というコンセプトが実際のプレーでどのように現れるのか、技術ごとに詳しく紐解いていきましょう。

2-1. ドライブ・スマッシュの威力とスピード性能

まず攻撃面から見ていくと、ライタンの真価が最も発揮されるのは「前陣〜中陣でのスピードドライブ」と「フラット系のスマッシュ・角度打ち」です。

板厚9mm以上の単板ラケットが「ボールを深く吸い込んで、うねるような重い回転のドライブを放つ」タイプだとすれば、板厚6.4mm・メッシュ状チタン搭載のライタンは「ボールを素早く弾き出し、直線的で初速の速いスピードボールで相手を打ち抜く」タイプです。

インパクトの瞬間、表面の木材がわずかにボールを掴んだ直後、内部のメッシュ状チタンが「パーン!」と小気味よい金属音混じりの打球音とともにボールを鋭く弾き返します。特筆すべきは、大きなバックスイングを取らなくても、前陣でのコンパクトなスイングだけで十分に速いボールが飛んでいく点です。

特に、頂点前の早い打点で捉えるドライブや、浮いたボールを叩き込むスマッシュ、表ソフトラバーでの角度打ちにおいては、JUICチタニウムシリーズ最高峰の反発力が遺憾なく発揮されます。相手がブロックの準備をする前にコートを突き刺すような高速球が打てるため、前陣でテンポよく攻め立てるスタイルには最高の爽快感をもたらしてくれます。

一方で、下がってからの引き合いや、自分の力だけで強烈な弧線を描くループドライブに関しては、ラケット自体が67gと軽いため、単板ラケットのように「ラケットの重みで自然に威力が出る」わけではありません。しっかり身体の回転とスイングスピードを乗せて振り抜くか、あるいは回転のかかりやすいラバーを組み合わせて弧線を補う工夫をすると、ドライブの決定力がさらに一段階引き上がります。

2-2. ショート・ブロック・プッシュの安定感と切り返し

日本式ペンホルダーの生命線ともいえるバックショート、ブロック、そしてプッシュにおいて、ライタンは全ペンホルダーラケットのなかでもトップクラスの使いやすさを誇ります。

その理由は大きく3つあります。1つ目は「6.4mmという薄いブレード厚」、2つ目は「67gという圧倒的な軽さ」、そして3つ目は「メッシュ状チタンによる広いスイートスポット」です。

分厚い単板ラケットの場合、フォアからバックへグリップを握り直したり、ラケットの角度を瞬時に作ったりする際に、どうしても板の厚みや重さが邪魔をしてワンテンポ遅れることがあります。しかしライタンは6.4mmとスリムで非常に軽いため、フォアを振った直後に相手のバックカウンターが飛んできても、瞬時にラケットを身体の正面に戻してショートの壁を作ることができます。

さらに、相手の威力あるパワードライブを受けた際、一般的な軽量合板ラケットだとラケットが押されてしまい、ボールがネットミスになったり左右にブレたりしがちです。しかしライタンには強靭なメッシュ状チタンが2枚入っているため、相手の強打にラケット面が一切押し負けません。少しラケットの先端寄りや根元寄りにボールが当たっても、スイートスポットが広いため飛距離が落ちず、当てるだけで鋭いカウンターショートになって相手コートへ深く突き刺さります。

この「守りながら攻める」ような高速プッシュやカウンターブロックのやりやすさは、一度体験すると手放せなくなるほどの大きなアドバンテージです。

2-3. 台上技術(ストップ・ツッツキ・フリック)の操作性

高反発な特殊素材ラケットを使う際に多くの選手が心配するのが、「弾みすぎてストップが浮いてしまうのではないか」「ツッツキがオーバーミスしやすいのではないか」という点です。

しかし、ライタンに関してはその心配はほとんどありません。なぜなら、搭載されているのが板状の金属や高反発カーボンではなく「メッシュ状チタン」であり、打球感が「ミディアム」に設計されているからです。

強いインパクトを与えたときにはチタンの層までボールが食い込んで強烈に弾みますが、ストップや短いツッツキのように力を抜いて優しくタッチしたときには、表面の木材層だけでボールを処理できるため、嫌な飛び出し感がありません。

さらに、ブレードサイズが155mm×137mmと小回りの利く角丸型であり、重量が67gと極めて軽いため、手首や指先の微細な感覚がそのままラケット先端まで伝わります。短い下回転サーブに対するビタ止まりのストップや、手首を素早く返して払うバナナフリック・台上強打など、現代卓球に不可欠な台上での先手取りが面白いように決まります。

2-4. サーブの切れ味とコントロール性能

サーブに関しても、ライタンの軽さと形状の良さが活きてきます。日本式ペンは手首の可動域が広いため、もともとサーブに変化をつけやすいグリップですが、ラケットが重いとスイングの初動と止めの動作が難しくなります。

67gのライタンであれば、インパクトの瞬間に手首を鋭く加速させたり、逆にピタッと止めたりするフェイント動作が自在に行えます。打球感が硬すぎないため、ボールの底や側面を薄く擦る感覚も掴みやすく、ブチ切れた下回転サーブから、チタンの弾みを活かした高速ロングサーブまで、緩急の激しいサーブ展開を組み立てることが可能です。

3. JUICの他のチタニウム日本式ペンとの比較とライタンの立ち位置

JUICには、ライタン以外にもメッシュ状チタンを搭載した魅力的な日本式ペンホルダーがラインナップされています。特に比較対象としてよく挙げられるのが「チタニウムペンOFF」と「パチタンⅡ」の2本です。これらとライタンにどのような違いがあるのかを知ることで、ライタンの立ち位置がより明確になります。

3-1. 「チタニウムペンOFF(角型)」との違い

「チタニウムペンOFF」は、ライタンと同じ「木材5枚合板+メッシュ状チタン2枚」、同じ「板厚6.4mm」、同じ価格帯の兄弟モデルです。しかし、決定的に異なるのがブレード形状とサイズです。

  • ライタン
    角丸型(縦155mm × 横137mm)/ 平均重量 67g ±5g
  • チタニウムペンOFF
    角型(縦163mm × 横131mm)/ 平均重量 69g ±10g

チタニウムペンOFFは、縦が163mmとライタンよりも8mm長く、横幅が131mmと6mm細い、典型的な「縦長・角型」のブレードです。そのため重心がラケットの先端にあり、フォアハンドで大きく振り抜いたときのリーチの長さや遠心力による威力はチタニウムペンOFFに分があります。

一方で、前陣での操作性、フォアとバックの切り替えの速さ、バックショートの面作りのしやすさ、そして台上での小回りにおいては、縦155mm×横137mmの角丸型であるライタンが圧倒的に優れています。「大きく動いてフォア一発で仕留めたいオールフォア型」ならチタニウムペンOFF、「前陣に張り付いてピッチの速い攻撃と鉄壁のショート・ブロックで勝負したい型」ならライタンを選ぶのが正解です。

3-2. 「パチタンⅡ(丸型反転式)」との違い

もう一つの兄弟モデルである「パチタンⅡ」も、同じく「木材5枚合板+メッシュ状チタン2枚」を搭載したペンホルダーですが、こちらは「丸型反転式」という特殊なモデルです。

  • ライタン
    角丸型(縦155mm × 横137mm)/ 板厚 6.4mm / 平均重量 67g ±5g
  • パチタンⅡ
    丸型反転式(縦153mm × 横153mm)/ 板厚 6.5mm / 平均重量 72g ±5g

パチタンⅡはグリップのコルクが両面に付いており、表と裏に異なるラバー(例えば裏ソフトと粒高・アンチ・表ソフトなど)を貼って、ラリー中にクルクルとラケットを反転させながら戦う選手向けに作られています。ブレードも153mm×153mmの真円に近い丸型です。

それに対してライタンは、日本式ペン本来の「片面コルク・しっかり握り込める角丸型グリップ」を採用しています。反転式グリップはどうしても浅く持つことになるため、強打時のグリップの安定感やフォアハンドの威力ではライタンの方が遥かに上回ります。また、ライタンの裏面はフラットな木材面になっているため、反転させずとも裏面にラバーを貼って「日本式ペンの裏面打法」を使うにはライタンの方が適しています。

4. ライタンはどんな選手に向いている?メリット・デメリットと加工時の注意点

ここまでライタンの性能や他モデルとの違いを見てきましたが、用具選びで失敗しないためには、メリットだけでなくデメリットや扱い上の注意点もしっかり理解しておくことが大切です。

4-1. ライタンを使うメリットとデメリットの整理

ライタンを導入する主なメリットは以下の通りです。

  • 67gという超軽量により、スイングスピードと連打速度が劇的に向上する
  • メッシュ状チタン2枚の高反発により、コンパクトな振りで高速打球が打てる
  • スイートスポットが広く、相手の強打に対してもブロックやショートが押し負けない
  • 特殊素材入りながら打球感がミディアムで、ストップやツッツキなどの台上処理が安定する
  • 重めのテンションラバーや裏面用ラバーを貼っても、ラケット総重量を軽く維持できる

一方で、考慮しておくべきデメリット(注意点)としては以下の点が挙げられます。

  • 単板ラケット特有の「深く食い込んで重たい球が出る感覚」とは打球感が異なる
  • ラケット自体が非常に軽いため、中・後陣に下がると自分のスイング力が必要になる
  • メーカー希望小売価格が23,100円(税込)と、ハイエンド帯の価格設定である
  • 内部にチタンが入っているため、グリップ削りの加工が通常の木材より難しい

単板ラケットからの移行を検討している方は、「重みで飛ばす」感覚から「軽さを活かしてシャープに振り抜き、チタンの反発力で弾き飛ばす」感覚へシフトすることで、ライタンのポテンシャルを100%引き出すことができます。

4-2. ライタンが特におすすめなプレイヤー層・戦型

上記の特性を踏まえると、ライタンは以下のようなプレイヤーにベストマッチします。

  1. 前陣速攻型(表ソフト・裏ソフト問わず)の日本式ペンユーザー
    打点の早いスマッシュ、角度打ち、高速ドライブ、そしてプッシュやショートで相手を振り回す前陣スタイルにはこれ以上ない相棒になります。
  2. 重いラケットが振れなくなってきたベテラン・シニア・女性・ジュニア選手
    90g近い単板ラケットで肘や手首に痛みを感じている方や、筋力に頼らず用具の反発力で楽にボールを飛ばしたい方に最適です。
  3. 日本式ペンで「裏面打法」を取り入れたい選手
    通常の日本式ペンの両面にラバーを貼ると170g〜190g近くになり手首を壊しがちですが、67gのライタンなら両面にラバーを貼っても150g〜160g前後に収まり、現実的に振り抜くことができます。
  4. 相手のパワードライブをブロックとカウンターで封じたい選手
    ショートやブロックでコースを突き、相手の体勢が崩れたところをスマッシュで仕留める堅実かつ攻撃的なスタイルに抜群の威力を発揮します。

4-3. グリップや指掛けを削る際の重要な注意点

日本式ペンホルダーを購入した際、人差し指や親指が当たるブレードの根元部分(指掛け)や、裏面の中心部などが自分の指にフィットするようにカッターやヤスリで削る加工を行います。

ここでライタンを購入した方に必ず知っておいていただきたい重要な注意点があります。それは、「ライタンには高強度のメッシュ状チタンが2枚入っているため、削る際には細心の注意が必要である」ということです。

通常の木材ラケットと同じ感覚でカッターナイフの刃を深く入れると、内部のチタン繊維に当たってカッターの刃が一瞬で欠けてしまったり、滑って怪我をしたりする危険があります。また、チタン部分をヤスリで削ると微細な金属粉(チタン粉)が発生します。

そのため、ライタンの指掛け部分を削る際は、以下の手順と対策を徹底してください。

  • 必ずマスクと保護メガネ(または眼鏡)を着用し、金属粉を吸い込んだり目に入れたりしないようにする
  • 表面のコルクや一番外側の木材層だけをカッターで慎重に薄く削り、チタン層に到達したらカッターの使用をやめる
  • チタン層を含む深い部分を削る際は、金属加工にも対応した「ダイヤモンドヤスリ」や目の粗い紙ヤスリを使って少しずつ削り落とす
  • 仕上げに目の細かい紙ヤスリ(400番〜800番程度)をかけ、指に金属繊維のチクチク感が残らないよう滑らかに整える
  • 削り終わった後は、掃除機や濡れティッシュで金属粉を完全に拭き取ってからラバーを貼る

このひと手間を丁寧に行うことで、ライタンの最高のグリップ感と安全性を手に入れることができます。

5. ライタンに合うおすすめラバー7選!戦型・プレースタイル別に徹底解説

どれほど優れたラケットであっても、組み合わせるラバー次第でその性能は大きく変化します。ライタンは「超軽量(67g)」「高反発(メッシュ状チタン2枚)」「ミディアムな打球感(板厚6.4mm)」という明確な特徴を持っているため、自分のプレースタイルに合わせて「長所をさらに伸ばすラバー」か「足りない部分を補うラバー」を選ぶのがセッティングの鉄則です。

ここでは、同じJUIC製の相性抜群なラバーから、他メーカーの定番人気ラバーまで、ライタンに合わせるべきおすすめラバー7選を戦型別に詳しく解説します。

5-1. 【JUIC同メーカー・表ソフト】王道の前陣速攻を実現する「パチスマV」

前陣でパチパチと小気味よくスマッシュや角度打ちを決めたい表ソフト速攻型の選手に、まず一番におすすめしたいのが同じJUICの表ソフトラバー「パチスマV」です。

パチスマVは、ギュッと詰まったようなやや硬めの打球感を持った表ソフトで、相手の強烈なドライブに対してもラバーが押し負けず、鋭いブロックとスマッシュを放つことができます。

ライタンとパチスマVを組み合わせると、JUIC同士の設計相性の良さが際立ちます。ライタンのメッシュ状チタンが持つ高い反発力と、パチスマVの球離れの良さが合わさることで、角度打ちやスマッシュの初速が劇的に上がります。また、ブロックやショートをした際に適度なナックル(無回転)ボールが自然に出るため、相手がネットミスを連発するようになります。日本式ペン表ソフトの王道ともいえる、攻撃力と嫌らしさを兼ね備えたセッティングです。

5-2. 【JUIC同メーカー・裏ソフト】スピードと回転を高い次元で両立する「ナノスピンⅡカリスマ」

裏ソフトを使って前陣での高速ドライブやスマッシュ、カウンターを狙いたい選手には、JUICのベストセラー裏ソフト「ナノスピンⅡカリスマ」が絶好の選択肢になります。

ナノスピンⅡカリスマは、スピードと球離れを重視して設計されたトップシートに、プラスチックボールとの相性が抜群な「カリスマスポンジ」を組み合わせたテンションラバーです。粒がやや太めでしっかりとしたシート構造になっているため、相手の回転に打ち負けず、前陣でのカウンタードライブやブロック、台上技術が非常にやりやすいのが特徴です。

ライタンに貼ることで、6.4mmの薄いブレードの操作性を活かしつつ、至近距離での高速ラリーで主導権を握り続けることができます。ラバー自体も比較的軽量な部類に入るため、ライタンの「軽さ」という最大の武器を損なわずに攻撃力を底上げできる点も大きな魅力です。

5-3. 【JUIC同メーカー・裏ソフト】安定感とブロック力を極める「ネオ ギャラクシア」・威力重視の「プロ ギャラクシア」

「相手の回転に振り回されず、鉄壁のブロックとコース突きで勝負したい」「マスターズ世代やベテランとして、ミスを最小限に抑えながら確実に得点したい」という選手には、JUICの「ネオ ギャラクシア」および「プロ ギャラクシア」が強く推奨されます。

  • ネオ ギャラクシア
    相手の強い回転に対して驚くほど鈍感で、当てるだけで無限にブロックが入るかのような圧倒的なコントロール性能を持つラバーです。ライタンの広いスイートスポットと掛け合わせることで、相手のパワードライブをことごとく吸収・反撃する「鉄壁の要塞」のようなラケットに仕上がります。下回転に対する持ち上げやすさも抜群です。 卓球ナビ
  • プロ ギャラクシア
    ネオ ギャラクシアの扱いやすさをベースにしつつ、スイングスピードの速い選手向けにスピードとドライブの威力を一段階引き上げたモデルです。ライタンの軽さを活かしてしっかりスイングできる選手が使うと、安定感のなかに鋭い決定力をプラスすることができます。 卓球ナビ

自分のプレーが「ブロック・コース突き主体」ならネオ ギャラクシア、「ドライブの威力も欲しい」ならプロ ギャラクシアを選ぶと間違いありません。

5-4. 【ハイエンド裏ソフト】一撃の破壊力を最大化する「テナジー05」・「ディグニクス80」

「ライタンの軽さと弾みをベースに、単板ラケットに負けないほどの強烈な回転量と一撃の破壊力を手に入れたい」という上級者・競技志向のペンドライバーには、バタフライのハイエンドラバーである「テナジー05」や「ディグニクス80」との組み合わせが最強のソリューションになります。

通常、テナジーやディグニクスを特厚で貼るとラバー単体で45g〜50g近くの重量になるため、重いペンラケットに貼ると総重量が140gを超えてしまい、振り遅れの原因になります。しかし、平均67gのライタンであれば、特厚のハイエンドラバーを貼っても総重量が115g前後に収まり、片面ペンとして理想的な軽さでブンブン振り回すことができます。

  • テナジー05
    ライタンの直線的な弾道に、テナジー05特有の「強烈な回転と高い弧線」が加わることで、スピードとスピンが最高次元で融合した重いドライブが打てるようになります。 卓球メディア|Rallys
  • ディグニクス80
    回転とスピードのバランスに優れたディグニクス80は、ライタンの万能な角丸型ブレードと相性が良く、前陣でのカウンターから中陣での引き合い、スマッシュまで隙のないオールラウンドな攻撃力を発揮します。

5-5. 【軟らかめテンション裏ソフト】球持ちとコントロールを補う「ヴェガ ヨーロッパ」・「ロゼナ」

「特殊素材ラケットを使うのは初めてで、飛びすぎないか不安」「自分のインパクトの強さにまだ自信がない」という中級者やジュニア、レディース選手には、スポンジ硬度が軟らかめのテンションラバーであるXIOMの「ヴェガ ヨーロッパ」やバタフライの「ロゼナ」がおすすめです。

ライタンはメッシュ状チタンによってミディアムな打球感に仕上がっていますが、そこに軟らかいスポンジのラバーを合わせると、インパクトの瞬間にボールがラバーへ深く食い込み、球持ち(ボールを掴む感覚)が劇的に向上します。

軽く打ってもラバーの食い込みとライタンのチタンの反発力が勝手にボールを前に飛ばしてくれるため、無理に力んでスイングする必要がなくなります。特にバックショートやブロックでの安心感は絶大で、どんな体勢からでも安定して相手コートへ返球できる優しいセッティングになります。

5-6. 【テンション系表ソフト】圧倒的な初速で打ち抜く「モリストSP」・「ブースターJP」

他メーカーの定番テンション系表ソフトのなかでも、ライタンと抜群のシナジーを生むのがニッタクの「モリストSP」とミズノの「ブースターJP」です。

  • モリストSP
    縦目配列で回転もかけやすく、弾きの良さにも定評がある王道テンション表ソフトです。ライタンに貼ることで、ドライブとスマッシュのコンビネーションが自在になり、サーブの切れ味も高く維持できます。
  • ブースターJP
    軟らかめのスポンジで非常に球持ちが良く、角度打ちやショートが抜群に安定する表ソフトです。ライタンの「弾み」とブースターJPの「掴みやすさ」が補完し合い、ミスなく高速ピッチ戦を展開したい表ソフト選手に理想的な打球感を提供します。

5-7. 【粒高・アンチ・裏面用ラバー】変化と軽さを活かす「ネオアンチ」や軽量裏ソフト

最後に、ライタンの「67gという超軽量」と「フラットな裏面」を活かした、少しマニアックかつ実戦的なカスタマイズをご紹介します。それが「異質ラバーとの組み合わせ」や「裏面へのラバー貼り」です。

例えば、フォア面に裏ソフトを貼り、裏面にJUICの名作アンチラバー「ネオアンチ」や粒高ラバー「ナンバーワン」、あるいは軽量のテンション裏ソフトを貼るセッティングです。

日本式ペンで裏面にラバーを貼る最大の障壁は「重くなりすぎて振れなくなること」ですが、67gのライタンなら両面にラバーを貼ってもシェークハンドよりも軽い重量に収まります。特にJUICの「ネオアンチ」は、ツルツルしすぎず絶妙に球を抑え込める扱いやすいアンチラバーであり、相手の強打をピタッと止めたり、裏面や反転で変化をつけたりする戦術にぴったりです。

また、裏面打法でバックハンドドライブを振りたい選手にとっても、6.4mmの薄いブレードと角丸型の形状は、手首を返して裏面でボールを捉える角度が非常に作りやすく、日本式ペンの新たな可能性を切り拓いてくれます。

6. ライタンで理想の前陣プレーを手に入れるために

ジュウイック(JUIC)の日本式ペンホルダーラケット「ライタン」について、基本スペックからメッシュ状チタンの構造的メリット、技術別の詳細な打球レビュー、そして相性抜群のおすすめラバーまで徹底的に解説してきました。

ライタンの魅力を改めて一言で表現するならば、「日本式ペンの常識を覆す67gの超軽量と、チタニウムシリーズ最高峰の反発力を高次元で融合させた前陣攻撃用ギア」です。

  • 重いラケットによる振り遅れや手首・肘の負担から解放されたい
  • コンパクトなスイングで相手を打ち抜くスピードドライブやスマッシュを放ちたい
  • 相手の強打に一切押し負けない、鉄壁のショートとカウンターブロックを手に入れたい
  • 重めのハイエンドラバーや裏面用ラバーを貼っても、軽快にラケットを振り抜きたい

このような思いを抱えているペンホルダー選手にとって、ライタンはプレーの質を根本から変えてくれる救世主のような1本になるはずです。

組み合わせるラバーによって、王道の表ソフト速攻仕様にも、破壊力抜群のペンドライブ仕様にも、さらには安定感重視のブロック&カウンター仕様にも自在に染め上げることができます。ぜひ本記事の解説を参考に、あなたのプレースタイルにぴったりのラバーをライタンに貼り合わせ、前陣を支配する圧倒的なスピードと操作性をコート上で体感してみてください。

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