ペンホルダーで「プラボールになってからスピードが出ない」「単板はスイートスポットが狭くて勝負所でミスが出る」と悩んでいませんか?ペン特有のフォアの威力を維持しつつ、現代卓球のラリーにも対応したいですよね。その課題を解決するのがアームストロングの「バルアタック40&44」です。特選檜5枚合板と高弾性グルーが、単板並みの弾みと広いスイートスポットを実現。本記事では、ペンホルダープレーヤーに絞って、戦型別の相性や最適なラバー選びまで徹底解説します!
1. バルアタック40&44がペンホルダープレーヤーに絶賛される理由
1-1. 特選檜5枚合板が生み出す「掴んで弾く」単板以上の魅力
ペンホルダーにおいて、檜(ヒノキ)という木材は特別な意味を持ちます。古くから日本のペンドライブ型プレーヤーは、圧倒的な威力と心地よい打球感を求めて「檜単板(1枚板)」を愛用してきました。しかし、アームストロングの「バルアタック40&44」は、あえて最高級の特選檜を使用した5枚合板の構造を採用しています。この5枚合板構造により、単板特有の「ボールを一瞬深く掴み、そこから一気に弾き出す」という極上のフィーリングを完璧に再現しつつ、合板ならではのしなりと安定感をプラスすることに成功しました。インパクトの瞬間にエネルギーをロスすることなくボールに伝えることができるため、後陣からの強烈なパワードライブから前陣での弾くようなスマッシュまで、ペンホルダーならではのダイナミックな攻撃を強力にサポートしてくれます。単板の良さを残しつつ、現代卓球に必要な要素を補った、まさに理想的なブレードと言えます。
1-2. ペンホルダー最大の弱点である「ブロックの不安定さ」を解消する広いスイートスポット
檜単板ラケットは素晴らしい威力を発揮する一方で、「芯(スイートスポット)で捉えなければボールが飛ばない」という非常にシビアな操作性が課題でした。特にペンホルダーはシェークハンドに比べてブロック時に面を固定しにくいため、スイートスポットが狭いと相手の強打に押されてミスを連発してしまいます。しかし、バルアタック40&44は5枚合板にすることでブレード全体の反発力を均一化し、スイートスポット(ボールを正確に打てる最適な打球点)を単板とは比較にならないほど大幅に広げています。これにより、少し打点がずれたり、体勢が崩れた状態でとっさにショートを出したりしても、威力を落とさずに相手コートへ深く返球することができます。ペンホルダーにとって死活問題である「守備力の向上」を、ラケットの性能が根本から引き上げてくれるのです。
1-3. 40mm(硬式)と44mm(ラージボール)の両方を1本のペンで極める
商品名に「40&44」と冠されている通り、このラケットは40mmの硬式ボール(通常の卓球)と、44mmのラージボールの両方でペンホルダーの持ち味を最大限に発揮するように設計されています。通常、硬式とラージボールでは空気抵抗やボールの重さが全く異なるため、それぞれ専用のラケットを用意するのがペンホルダーの常識でした。しかし、バルアタック40&44は、檜特有の「掴んで弾く」性質がどちらのボールの特性にも絶妙にマッチします。硬式では強烈なスピンとスピードのドライブを、ラージボールでは空気抵抗に負けない直線的でパワフルなスマッシュを一本のラケットで打ち分けることができます。複数の競技カテゴリーを楽しむペンホルダープレーヤーにとって、用具を変えることによる感覚のズレをなくせるのは計り知れないメリットです。
1-4. 高弾性グルーがもたらす、特殊素材カーボンに打ち勝つ反発力
プラスチックボールへの移行に伴い、卓球界ではカーボンなどの特殊素材を挟み込んだ反発力の高いラケットが主流となりました。「木材のみのペンホルダーでは、特殊素材のスピードに打ち勝つのが難しい」と諦めているペンドラも多いでしょう。しかし、バルアタック40&44は板と板を接着する際に「高弾性グルー」を使用するというアームストロング独自の技術を採用しています。この特殊な接着剤が合板同士の間でバネのような役割を果たし、木材合板でありながら特殊素材カーボンを搭載しているかのような脅威の反発力を生み出します。その結果、「特殊素材のスピード感」と「檜特有の回転のかけやすさと台上のコントロール」という、ペンホルダーにとって喉から手が出るほど欲しい要素を見事に融合させています。
2. アームストロングが誇る!ペンホルダー専用グリップ形状の徹底解説
2-1. 角型(カクガタ):一撃必殺のパワードライブを放つペンドラ向け
バルアタック40&44の最大の魅力の一つは、ペンホルダープレーヤーの細かなニーズに応える豊富なグリップとブレード形状のラインナップです。「角型」は、ブレードの先端に重心が寄るように設計されており、遠心力を最大限に活かした一撃必殺のパワードライブを放ちたい正統派ペンドライブ型選手に最適です。ラケットを振り抜いた際の破壊力は全形状の中でトップクラスであり、フォアハンドの引き合いや、中陣からの一発の威力で勝負するプレースタイルに圧倒的なアドバンテージをもたらします。単板の角型から移行する際も、違和感なくスムーズにプレースタイルを引き継ぐことができる形状です。
2-2. 角丸型(カクマルガタ):攻守のバランスを極めるオールラウンドペン向け
「角丸型」は、角型の威力と丸型の操作性を両立させた、現代のオールラウンドペンホルダーに最も人気のある形状です。重心がブレードの中央付近にあるため、フォアハンドのドライブの威力と、バック側のショートやプッシュの切り替えのしやすさが絶妙なバランスで成り立っています。前陣での速いピッチのラリーにも対応しやすく、チャンスがあれば一歩下がって強烈なフォアドライブを打ち込むといった、変幻自在のプレーを可能にします。また、裏面打法を取り入れる際にもラケットの反転や手首の巻き込みがしやすいため、技術の幅を広げたい選手に強くおすすめできる形状です。
2-3. 丸型(マルガタ):前陣での速攻と切り替えを重視するペン表・異質向け
「丸型」は、手元に重心があるためラケットの取り回しが非常に軽く、前陣でのテクニカルなプレーを展開したいペン表速攻型やペン粒高などの異質攻守型選手に最適です。フォアとショートの切り替えが全形状の中で最もスムーズに行えるため、ピッチの速さで相手を圧倒するスタイルに抜群の相性を誇ります。また、台上の細かいストップやフリック、流しといった繊細なタッチが要求される技術においても、手元の感覚が直接ブレードに伝わりやすいため、非常にコントロールがしやすくなります。打球面積が横に広いため、ブロック時の安心感も格段に向上します。
2-4. カセグリップ:手首の可動域を限界まで広げる独自形状の秘密
アームストロングのラケットを語る上で欠かせないのが、他メーカーにはない独自のグリップ形状です。バルアタック40&44でも選択可能な「カセグリップ」は、人差し指と親指をかけるコルク部分が独自の削り出しになっており、手首の可動域が劇的に広がる革命的な形状です。通常のペングリップでは手首がロックされがちな台上処理や、フォア前への短いサーブに対するフリックなどが驚くほど容易になります。また、ラケットの角度を微調整しやすくなるため、前陣での鉄壁のブロックや、相手の意表を突くコースへの鋭いプッシュの安定感が飛躍的に増します。手首の硬さに悩むペンホルダー選手にとって、救世主となるグリップです。
2-5. 回転グリップ:裏面打法(チキータ・裏面ドライブ)をスムーズにする次世代ペン
現代卓球においてペンホルダーが生き残るための必須技術とも言える「裏面打法」。バルアタック40&44で選べる「回転グリップ」は、ペンホルダーでありながら裏面打法をよりスムーズに行えるよう、人間工学に基づいて緻密に計算されたグリップ形状です。ラケットを反転させる動作が引っかかりなく行えるだけでなく、バック側にボールが来た際、自然な手首の巻き込みで裏面を相手に向けることができます。これにより、強力なチキータレシーブや、中陣からの裏面ドライブが信じられないほど安定します。表面のフォアハンドの威力を落とさずに、裏面の技術をハイレベルで融合させたい次世代のペンホルダープレーヤーに必須の選択肢と言えます。
3. ペンホルダーの戦型別!バルアタック40&44の実戦的レビュー
3-1. ペンドライブ型(単板からの移行):連続ドライブの質と威力が劇的向上
フットワークを活かしてフォアハンドで攻め抜くペンドライブ型にとって、バルアタック40&44は最高のパフォーマンスを提供してくれます。厚みのある檜5枚合板がボールを深く食い込ませ、そこから高弾性グルーの反発力で勢いよくボールを弾き出すため、単板に引けを取らない非常に重く、回転量の多いドライブを放つことができます。さらに素晴らしいのは「連続攻撃の安定感」です。単板ラケットのように一発で相手を打ち抜くパワードライブはもちろんのこと、スイートスポットが広いため、体勢が崩れた状態からでもしっかりと弧線を描いて相手コートにねじ込むループドライブが連続して打てます。「一発の威力は凄いけど、ラリーになるとミスが出る」という単板特有の悩みを、見事に解消してくれるのです。
3-2. ペン表速攻型(前陣):弾きの良さを活かしたスマッシュと台上処理の鋭さ
前陣に張り付き、ピッチの速さと表ソフトの弾きで勝負するペン表速攻型の選手にも、このラケットの恩恵は計り知れません。檜の持つ「弾き」の良さが最大限に活かされ、コンパクトなスイングでも突き刺さるような高速スマッシュや、相手の時間を奪う鋭いプッシュが可能になります。また、相手の強烈なドライブを受けた際も、ラケット全体でボールの威力を吸収し、広いスイートスポットのおかげで当てるだけでも確実に相手コート深くへ返球できるブロックの安心感があります。丸型やカセグリップを選択すれば、フォアとショートの切り替えがさらにスムーズになり、相手に息をつかせない連続攻撃が可能になります。
3-3. ペン粒高・異質攻守型:スイートスポットの広さがもたらす鉄壁のブロックと変化
反転式ペンや角丸型を用いて、粒高ラバーやアンチラバーで変化をつける異質攻守型の選手にとっても、バルアタック40&44は非常に面白い選択肢となります。ブレードの反発力が高いため、粒高特有の「ボールの勢いを殺すブロック」だけでなく、「自ら弾いて押し込む攻撃的なプッシュ」の威力が劇的に向上します。また、スイートスポットが広いため、粒高でボールに変化(スピンをそのまま反転させる、あるいはナックルにするなど)をつける際のタッチが非常に安定します。相手のパワードライブに対してもラケットがブレにくいため、鉄壁のブロックを築きながら、チャンスと見れば反転してフォアの裏ソフトで豪快に打ち抜くといった、緩急をつけたプレースタイルがより洗練されます。
3-4. ペン・ラージボールプレーヤー:空気抵抗を切り裂く圧倒的な球足の長さ
44mmで軽量かつ空気抵抗の大きいラージボールでは、ペンホルダーはシェークハンドに比べてスイングの遠心力でボールを飛ばすことが難しく、球足が短くなりがちです。しかし、バルアタック40&44の持つ圧倒的な「前に飛ばす反発力」は、ラージボールにおけるペンの失速を根本からカバーしてくれます。ラージボール競技において最も重要とされる「深く、威力のあるボール」を、余分な力を入れることなく打つことができます。木材ラケットのしなりがラージボール特有の柔らかい打球感をしっかりと捉え、ペン特有の手首を効かせたスマッシュ時には、高反発力で一気に相手コートの奥深くへと突き刺さります。ラージボールの大会で上位を目指すペンホルダー選手に、強く推奨できる一本です。
4. 【硬式40mm】ペンホルダーのバルアタック40&44に最適なラバー選び
4-1. ペンドライブの威力を最大化する「粘着テンション・粘着性裏ソフトラバー」
バルアタック40&44で、硬式ボールにさらにエグい回転と重さを加えたいペンドラには、「粘着テンションラバー」や「粘着性裏ソフトラバー」との組み合わせが非常に効果的です。通常、粘着ラバーは弾みが弱いため、ラケット自体に弾みがないとボールが飛んでいきません。しかし、このラケットは十分な反発力があるため、粘着ラバーの「飛ばない」という弱点を見事に補ってくれます。檜特有のボールを掴む感覚と、粘着ラバーの表面で擦る感覚が合わさることで、相手のブロックを弾き飛ばすほどの超高回転ドライブを生み出します。特に中国製の硬めの粘着ラバーをフォア面に貼ることで、ペンの強みであるストップやツッツキといった台上技術の収まりの良さと、強打時の破壊力を両立させることが可能です。
4-2. スピードと連打のバランスを極める「スピン系テンション裏ソフトラバー」
現代卓球の主流である「スピン系テンション裏ソフトラバー」との相性も抜群です。バルアタック40&44に最新のドイツ系などのスピン系テンションラバーを組み合わせると、ペンホルダーの木材ラケットのコントロール性能に特殊素材並みのスピードが加わり、非常にバランスの良いオールラウンドな攻撃が可能になります。ラケットが適度にボールをホールドしてくれるため、硬いスポンジのテンションラバー(硬度47度〜50度前後)を合わせても、コントロール不能になることがありません。ペン特有の薄く捉えるループドライブの引っ掛かりが良くなり、中陣からの打ち合いでも打ち負けない、スピードと安定感の黄金比を求める方におすすめのセッティングです。
4-3. ペン表の弾きを極限まで引き出す「スピード系・スピン系表ソフトラバー」
スマッシュやミート打ちを多用するペン表プレーヤーには、「表ソフトラバー」との組み合わせが驚くほどの威力を発揮します。檜素材と高弾性グルーの組み合わせは、表ソフト特有の「弾く」技術と極めて相性が良く、インパクトの瞬間に心地よい快音を響かせながら、相手コートに直線的な弾道で突き刺さります。回転を重視する横目(スピン系)の表ソフトを合わせれば、ドライブとスマッシュを織り交ぜた変化のあるプレーが可能になります。一方、縦目(スピード系)の表ソフトを合わせれば、相手が反応できないほどの超速スマッシュや、ナックル性のいやらしいショートを連発できるでしょう。
4-4. 裏面打法(バック面)に貼るべき軽量かつ引っ掛かりの良いラバーの条件
回転グリップなどで裏面打法を取り入れる場合、バック面に貼るラバーの選定は非常に重要です。バルアタック40&44はブレードに厚みがあるため、裏面には「軽量でありながら、シートの引っ掛かりが強い柔らかめのテンションラバー」を選ぶことが絶対条件となります。硬くて重いラバーを両面に貼ってしまうと、ペンホルダーの生命線である手首の可動域が失われ、切り替えも遅くなってしまいます。スポンジ硬度40度〜43度前後の柔らかいスピン系テンションラバーを裏面に貼ることで、チキータや裏面ドライブの際にしっかりとボールを持ち上げることができ、全体の重量バランスも最適に保つことができます。
5. 【ラージボール44mm】ペンホルダーのバルアタック40&44に最適なラバー選び
5-1. ラージ特有のラリー戦をスマッシュでぶち抜く「スピード重視型ラージラバー」
ラージボールのラリー戦を、ペンのフォアハンドを活かした一撃のスマッシュで打ち抜きたいアグレッシブなプレーヤーには、「スピード重視型のラージ用表ソフトラバー」との組み合わせが最強です。ラージボールはどうしてもスピードが出にくい設計になっていますが、高弾性グルーを内蔵したこのラケットに反発力の高いラージラバーを組み合わせることで、硬式卓球に近いスピード感を実現できます。特に、前陣で高い打点から打ち下ろすスマッシュや、ショートから回り込んでのフォア強打の場面では、相手がラケットを出す暇もないほどの威力を発揮します。弾きが良い分、ツッツキなどの細かい技術が少し浮きやすくなる点には注意が必要ですが、それを補って余りある圧倒的な攻撃力が手に入ります。
5-2. ペンの手首を活かして圧倒的な回転をかける「スピン重視型ラージラバー」
ラージボール競技において、相手のミスを誘う強力なスピンを求めるなら、「スピン重視型のラージ用ラバー」を合わせるのが王道です。バルアタック40&44の厚いブレードはボールを深く食い込ませるため、ペン特有の手首のスナップを効かせることで、スピン系ラバーの粒やスポンジをしっかりと変形させて、最大限の回転をかけることができます。ラージボール用の表ソフトは柔らかいスポンジを採用していることが多いですが、ラケットに弾みがあるため、柔らかいラバーでもボールがネットを越えないといったストレスがありません。強烈な下回転サーブや、相手のブロックを弾き飛ばすような重いループドライブなど、回転量で試合の主導権を握りたいペンホルダー選手にとって強力な武器となります。
5-3. 前陣でのショートやストップの精度を上げる「コントロール系ラージラバー」
これからラージボールを始める方や、試合での凡ミスを極力減らして上位進出を狙う堅実なプレーヤーには、「コントロール系のラージ用ラバー」を組み合わせることをおすすめします。バルアタック40&44はラケット自体がしっかりと弾んでくれるため、ラバーはあえて弾みやスピンを抑えた、ボールの軌道が安定するものを選んでもペンホルダーの威力を損ないません。このセッティングにすることで、ラージボール特有の長いラリーになっても、ペン特有のショートやプッシュで常に狙ったコースへ確実に返球できるようになります。自分のミスをなくすことが勝利への近道であるラージボールにおいて、非常に賢い選択と言えるでしょう。
5-4. ペンラージにおける重量調整とラバーの厚さ選びの極意
ラージボールにおいてペンホルダーを使用する際、最も気をつけなければならないのが「重量調整」です。バルアタック40&44は反発力を高めるためにブレードにある程度の厚みと重量を持たせています。そのため、ラージ用のラバーを選ぶ際は、スポンジの厚さを「特厚(MAX)」ではなく「厚」や「中」に落とすといった工夫が必要になる場合があります。ラージボールはボールが軽いため、ラケットが重すぎるとスイングスピードが落ち、逆に威力が半減してしまいます。自分の筋力と手首の強さに合わせて、無理なく振り切れる総重量に収まるようにラバーの厚さと重さを厳選することが、ラージボールで勝つための極意です。
6. ペンホルダーならではのバルアタック40&44のメンテナンスと注意点
6-1. コルクグリップの削り方:自分だけのフィット感を生み出すカスタマイズ
ペンホルダーラケットを購入した際に絶対に避けて通れないのが「グリップのコルク削り」です。バルアタック40&44も例外ではなく、自分の指の長さやプレースタイルに合わせて、人差し指と親指が当たる部分のコルクを紙やすりで丁寧に削ってフィットさせる必要があります。フォアハンド主体で深く握る選手は親指側を少し多めに削り、裏面打法やショートの切り替えを多用する選手は、指がスムーズに動くように全体をなだらかに削るのがコツです。一度に削りすぎず、少し削っては素振りをし、実際にボールを打って確かめるという作業を繰り返すことで、この世に二つとない「自分専用のラケット」に仕上げることができます。
6-2. ペンホルダーの宿命「重量問題」の克服と重心調整のコツ
ペンホルダーはシェークハンドと違い、片面(あるいは両面でも手首への負担が大きい状態)でラケットを支えるため、重量バランスがプレーの質に直結します。バルアタック40&44にラバーを貼った際、「先端が重すぎて手首が下がる」と感じた場合は、重心を手元に寄せる工夫が必要です。手元側に重めのサイドテープを重ね貼りする、あるいはグリップの裏面(指が当たらない部分)に専用の重量調整用バランサー(鉛テープ)を貼ることで、驚くほどラケットが軽く感じられ、振り抜きやすくなります。特に裏面打法を取り入れるために両面にラバーを貼る場合は、この重心調整が手首の怪我を防ぐためにも必須のメンテナンスとなります。
6-3. 檜素材ラケットに必須のサイドテープ保護と割れ防止対策
特選檜を使用したラケットは打球感が素晴らしい反面、木材の性質上、台にぶつけた際にブレードの縁が欠けたり、ヒビが入ったりしやすいというデリケートな側面を持っています。特にペンホルダーは台上の短いボールに対して、ツッツキやフリックで思い切り台の中までラケットを踏み込ませるため、台に強打してしまうリスクが非常に高いです。そのため、ラケットを購入してラバーを貼った直後には、必ず衝撃吸収性の高い厚手のサイドテープをラケットの側面に一周しっかりと貼ることを強く推奨します。これにより、万が一台にぶつけた際の木材へのダメージを最小限に食い止めることができます。
6-4. ラバー貼り替え時の木材剥がれを防ぐラケットコーティングの重要性
檜の5枚合板であるバルアタック40&44を長く愛用するためには、ラバーの貼り替え時にも注意が必要です。強力な水溶性接着剤を使用した場合、ラバーを剥がす際に勢いよく引っ張ると、檜の柔らかい表面(上板)が一緒に剥がれてしまう「板剥がれ」を起こす危険性があります。これを防ぐためには、新品のラケットを使用する前に、専用の「ラケットコーティング剤」をブレードの表面に薄く塗っておくことが非常に有効です。また、ラバーを剥がす際は、横方向ではなく斜め下方向に向かって、ゆっくりと慎重に剥がすよう心がけてください。日々の細やかなメンテナンスが、名作ラケットの寿命を大きく延ばします。
7. ペンホルダーで勝つ!バルアタック40&44を活用した実践戦術
7-1. ペン最大の武器「サーブ」からの強烈な3球目回り込みパワードライブ
バルアタック40&44を使用したペンホルダーの最も強力な得点パターンは、「手首を最大限に活かした切れたサーブからの、強烈な3球目回り込みパワードライブ」です。檜素材はボールをこする感覚に優れているため、ペン特有の手首の可動域を活かした下回転サーブや強烈な横回転サーブが非常に鋭く切れます。相手がこの回転に押されてレシーブを浮かせたところを、広いスイートスポットと高反発力を活かして一撃で仕留めます。ラケットの弾きが良いため、回り込みの体勢が少し遅れても、ラケットの角度さえ合っていればボールが深く入り、3球目攻撃の成功率が格段に上がります。この必勝パターンを確立できれば、試合を圧倒的有利に進めることができるでしょう。
7-2. プッシュとショートの鉄壁なコース突きで相手のフットワークを崩す
相手の強打を凌いだり、ラリーの主導権を握る際にも、このラケットの特性が活きます。ブレードの面積が広くスイートスポットが大きいため、ペンホルダーの生命線であるショートやプッシュが非常に安定します。相手のパワードライブに対しても、体の正面で捉えるだけで、檜の柔軟性が威力を吸収し、高弾性グルーが適度に弾き返してくれます。これにより、相手のバック深くに鋭いプッシュを送り込んだり、フォア前へフワッと落とすショートを交えたりと、相手のフットワークを前後に揺さぶる戦術が容易になります。攻撃力だけでなく、「鉄壁のブロックとコース取りからリズムを作る」という、ペンホルダーらしいクレバーな戦い方が可能です。
7-3. 裏面打法を組み込んだ両ハンド切り替えによる現代卓球への対応
回転グリップなどを選び、裏面打法を取り入れたペンホルダープレーヤーであれば、バルアタック40&44の弾みの良さを活かした両ハンドの連続攻撃が強力な戦術となります。バック側に送られたボールに対して、ショートで守るだけでなく、裏面ドライブやチキータで先手を取ることで、相手にプレッシャーを与え続けることができます。木材合板ならではの球持ちの良さがあるため、裏面での強打もオーバーミスしにくく、安定して相手コートにねじ込むことができます。フォアのパワードライブと裏面のトリッキーな回転攻撃をシームレスに切り替えることで、シェークハンドの両ハンドドライブにも打ち負けない現代型のペンホルダー卓球が完成します。
7-4. ラージボールにおけるペンのフォアハンドを活かした連続スマッシュ戦術
ラージボールの試合においては、ボールが軽いためラリーが何往復も続くことが頻繁にあります。バルアタック40&44を使ってラージボールのラリー戦を制するには、「ペンのフォアハンドの威力を活かした連続スマッシュ」を軸に戦術を組み立てることが重要です。反発力が高いラケットなので、少しコンパクトなスイングでもボールは台の奥深くに入ります。相手を台から下げさせた後は、ブレードの安定感を活かして左右の厳しいコースへ正確にスマッシュを連打します。特に、フォアサイドとバックサイドへ交互に鋭いボールを打ち込むことで、相手のフットワークを完全に崩すことができます。大きなラリーになっても、常にペンのフォアハンドで主導権を握り続けるアグレッシブな展開を作り出しましょう。
8. バルアタック40&44はペンホルダープレーヤーの救世主
8-1. プラスチックボール時代に打ち勝つペンホルダーの理想形
総括として、バルアタック40&44は「単板のような破壊的なスピードが欲しいが、現代卓球に対応するための広いスイートスポットやブロックの安定感も捨てがたい」という、ペンホルダープレーヤーの切実なニーズを満たす究極のラケットです。プラスチックボールになってからのスピード不足や、特殊素材の硬い打球感が苦手で、木材ラケットの「ボールを掴む感覚」を愛するペンドラ・ペン表選手にとっては、手放せない一本となるでしょう。豊富な専用グリップ形状から自分の戦型に最適なものを選び、長所を引き出すラバーと組み合わせることで、どんなレベルの大会でも通用する強力な武器となります。
8-2. アームストロングの技術が詰まった至高の一本で勝利を掴もう
さらに、硬式卓球からラージボール卓球へ転向しようと考えているペンホルダー選手、あるいは両方の競技を並行して楽しみたいプレーヤーにとって、これほど適したラケットは他にありません。同じラケットを使い続けることができるため、ボールの大きさが変わってもペンの繊細なタッチや感覚のズレがなく、スムーズに技術をアジャストさせることができます。ラージボールでも硬式に負けないスピードと打球感を提供してくれるバルアタック40&44は、ペンホルダーの卓球ライフをより豊かに、そしてよりエキサイティングにしてくれる名作です。重心調整やコルク削りに少し気を配るだけで、初心者から上級者まで、すべてのペンホルダープレーヤーに勝利の歓びをもたらしてくれるでしょう。

