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パワーテープSP2レビュー!性能を徹底解説!

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パワーテープSP2レビュー!性能を徹底解説!

「ラケットが少し軽すぎて球威が出ない」「ラバーを替えたら振り抜きにくくなった」と悩んでいませんか?わずか数グラムの差や重心のズレが、ドライブの威力や連打の安定感を大きく左右するのが卓球の奥深さであり難しさです。そんな悩みを手軽に解決するのが、バタフライのパワーテープSP2です。1本1gのスズ製テープを貼るだけで、理想の重量と重心バランスへミリ単位で調整可能。今すぐこの記事で性能や効果的な貼り方をチェックし、あなたのラケットを最高の相棒へと進化させましょう!

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目次

1. バタフライ「パワーテープSP2」とは?基本スペックと製品概要

1-1. ラケットの重量と重心バランスを自在に調整できる保護用テープ

卓球において、ラケットの総重量や重心バランスは、プレイヤーのパフォーマンスに直結する極めて重要な要素です。同じモデルのラケットであっても、天然木材を使用している以上、数グラム単位の個体差が必ず発生します。また、新しく購入したラケットが想定よりも軽すぎたり、粘着ラバーからテンションラバーへ変更したことでラケット全体が軽くなりすぎてしまったりするケースは珍しくありません。

そのような用具の悩みをピンポイントで解消してくれるアイテムが、バタフライ(株式会社タマス)から発売されているパワーテープSP2です。この製品は、ラケットのブレード側面に貼り付けることで、ラケット全体の重さや重心の位置を自分好みにカスタマイズできる重量調整用テープ(バランサーテープ)として設計されています。

単なる重りとしての機能だけでなく、ラケットの側面を台にぶつけた際の衝撃を和らげる保護用テープとしての役割も兼ね備えているのが大きな特徴です。ラケットを買い替えることなく、わずか数百円の投資で手元のラケットの打球感やスイングバランスを劇的に改善できるため、初心者からトップ選手まで幅広い層に重宝されています。

1-2. パワーテープSP2の詳細スペックと価格・サイズ情報

まずは、2026年4月1日に発売されたパワーテープSP2の基本的な製品スペックを整理して確認しておきましょう。ブログで一目でわかりやすいよう、箇条書きでまとめます。

  • 商品名:パワーテープSP2
  • メーカー:バタフライ(Butterfly)
  • 品番:77500
  • 発売日:2026年4月1日
  • 価格:693円(税込)/630円(税抜)
  • サイズ:幅6mm × 長さ76mm
  • 重さ:1本あたり1g
  • 素材:スズ
  • 入数:3本1組(合計3g分)
  • 原産国:日本

このように、1パッケージの中に1本1gのテープが3本封入されており、1袋購入すれば最大で3gまでの重量増加に対応できます。長さは76mmに設計されており、一般的なシェークハンドやペンホルダーのブレード側面に部分的に貼りやすい絶妙なサイズ感となっています。また、品質管理が徹底された日本製である点も、細かな精度を求める卓球プレイヤーにとって信頼できるポイントです。

1-3. 環境にも配慮した安心の「スズ」素材と1本1gの絶妙な設計

ひと昔前の卓球用バランサーテープやゴルフ・テニス用のウェイトテープといえば、比重の重い鉛(なまり)を主原料としたものが主流でした。しかし、鉛は人体や環境への悪影響が懸念される物質であり、素手で触れた後に目をこすったり飲食をしたりすることへの衛生的なリスクが指摘されていました。

その点、バタフライのパワーテープSP2は、素材に安全性の高いスズ(錫)を採用しています。スズは食器や酒器などにも古くから用いられてきた金属であり、毒性が低く錆びにくいという優れた特性を持っています。ジュニア選手や学生プレイヤーが自分の手でラケットに貼り付けたり、剥がして位置を調整したりする際にも、安心して作業できるのが大きなメリットです。

さらに、1本あたりきっちり1gという重量設定が非常に合理的です。卓球のラケットは、1g変われば「少し感覚が違う」と気づき、2g〜3g変われば「まったく別のラケットのように感じる」と言われるほど繊細な用具です。そのまま貼れば1g、半分にハサミでカットして使えば0.5gという単位で直感的に計算できるため、デジタルスケール(秤)が手元にない体育館や練習場でも、正確な重量コントロールが可能になります。

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2. パワーテープSP2が多くの卓球プレイヤーに選ばれる3つの魅力

2-1. 上からサイドテープを重ね貼りしなくてもそのまま使える高い耐久性

一般的なバランサーテープの多くは、金属箔がむき出しになっているため、そのままラケットの側面に貼ると練習中に端からめくれてきたり、卓球台にぶつけた瞬間にちぎれて飛んでいってしまったりする弱点がありました。そのため、バランサーを貼った上からさらに通常のサイドテープを重ねて貼り、保護するのが従来の常識でした。

しかし、パワーテープSP2は公式の製品説明にも明記されている通り、上からサイドテープで覆わなくてもそのまま使用できる設計になっています。テープ自体の表面加工と粘着力のバランスが優秀で、ブレードのエッジ部分に単体で貼り付けても簡単には剥がれません。

もちろん、見た目の統一感を出したい場合や、より強固にブレード全周を保護したい場合には上からサイドテープを重ねることも可能です。しかし、「重心の微調整を頻繁に行いたい」「サイドテープを毎回剥がして貼り直す手間を省きたい」というプレイヤーにとって、単体でそのまま実戦投入できる利便性と耐久性は圧倒的な魅力と言えます。

2-2. 1g単位で微調整できるため自分好みの打球感を作りやすい

卓球のラケット選びにおいて、多くの人が「85g前後の個体」や「90g前後の個体」など、自分なりの基準となる重量を持っています。しかし、ショップでラケットを購入する際、常に理想通りの重量の在庫があるとは限りません。また、湿度や季節によってラケットが湿気を吸い、数グラム重くなったり軽くなったりすることもあります。

パワーテープSP2を常備しておけば、そうした重量のギャップをいつでも埋められます。たとえば、83gの軽いラケットを購入し、最初はそのまま使いながら、筋力やスイングスピードの向上に合わせて1gずつテープを足していくといった段階的な調整が可能です。

また、フォア面とバック面で異なる重さのラバーを貼っている場合、ラケット全体の重量だけでなく「どちらかの面に重心が偏る感覚」が生じることもあります。そうした微妙な違和感に対しても、パワーテープSP2を細かく切り貼りすることで、自分のスイング軌道にピタリと寄り添う理想の打球感を作り出すことができます。

2-3. 幅6mmのスリム設計でラケットのブレード側面にすっきり収まる

ラケットのブレード厚(板厚)は、一般的な5枚合板やインナーファイバー仕様のラケットで5.5mm〜6.0mm程度、やや厚めのアウターカーボンや7枚合板ラケットで6.0mm〜6.8mm程度に設計されています。もし重量調整テープの幅が広すぎると、ブレードの側面からはみ出してしまい、ラバーの断面(スポンジ部分)に干渉して剥がれやすくなってしまいます。

その点、パワーテープSP2は幅が6mmというスリムな寸法に統一されています。この6mm幅というサイズは、現代の主流であるほぼすべてのシェークハンドおよびペンホルダーラケットのブレード側面に対して、はみ出すことなく綺麗に収まるベストな幅です。

ラバーを貼り替える際にも、ブレードの木部側面だけにピタリと収まっていれば、ラバーを剥がす時にパワーテープSP2まで一緒に巻き込んで剥がしてしまうトラブルを防げます。細部まで卓球用具の規格を計算し尽くして作られている点に、トップブランドであるバタフライならではのこだわりが感じられます。

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3. 前作「パワーテープSP」や他社バランサーテープとの違いを徹底比較

3-1. 旧モデル「パワーテープSP」からの変更点と継承された強み

バタフライでは長年、前作にあたるパワーテープSP(品番:76100)が定番のメンテナンス用品として販売されてきました。2026年4月に登場したパワーテープSP2(品番:77500)は、その正統な後継モデルにあたります。両者の共通点と違いを箇条書きで整理してみましょう。

  • 基本サイズの継承:幅6mm × 長さ76mmという扱いやすい寸法はそのまま維持
  • 重量と入数の継承:1本1g、3本1組(計3g)という仕様も前作から完全に踏襲
  • 素材の継承:安心感のあるスズ素材と日本製の高い品質を継続採用
  • 価格と品番の刷新:品番が76100から77500へ変更され、価格は税込550円から税込693円へ改定
  • デザインのアップデート:最新のバタフライロゴやパッケージデザインに刷新され、現代のラケットデザインに馴染む外観へ進化

このように、プレイヤーにとって最も重要である「幅6mm・長さ76mm・重さ1g・スズ素材」という完成されたスペックは一切変えずに継承されています。これは、従来からパワーテープSPを愛用していた選手が、パワーテープSP2へ移行した際に、これまでと1ミリ・0.1グラムの狂いもなく同じ感覚でラケット調整を続けられるようにするための配慮です。原材料費や製造コストの高騰に伴う価格改定は行われたものの、信頼のスペックがそのまま手に入る安心感は絶大です。

3-2. 使い切りタイプの他社製バランサーや鉛テープとの違い

卓球メーカー各社からも、さまざまな重量調整用テープ(バランサー)が発売されています。他社製品とパワーテープSP2を比較した際、際立つ違いは以下の3点に集約されます。

  • テープ自体の剛性と厚み:パワーテープSP2はスズ素材に適度な厚みとコシがあるため、貼る時にシワになりにくく、剥がす際にも千切れにくい
  • 単体使用の可否:他社の薄い箔タイプのバランサーは上からサイドテープを貼ることが必須条件になっているものが多いが、本製品は単体使用が可能
  • 表面の質感:安っぽいアルミホイルのようなギラつきが抑えられており、ラケットの側面にそのまま貼ってもスタイリッシュに見える

特に「貼る時の扱いやすさ」には大きな差が出ます。薄すぎるバランサーテープは、台紙から剥がすだけでクルクルと丸まってしまったり、爪の跡がついてボコボコになったりしがちです。その点、パワーテープSP2は適度な硬さがあるため、ブレードの曲線に沿って滑らかに圧着させることができ、初心者でもプロショップの店員が貼ったかのような美しい仕上がりを実現できます。

3-3. 通常のサイドテープ(プロテクター類)との役割の違いと使い分け

バタフライからは、RB・プロテクター3やストロング・プロテクター2、エッジ・プロテクター2など、多種多様なサイドテープが販売されています。これら通常のサイドテープとパワーテープSP2の最大の違いは、やはり「単位面積あたりの重量」にあります。

通常の植毛タイプやポリウレタン素材のサイドテープは、ラケット1本分(約40cm〜45cm)をぐるりと一周貼っても、重さはせいぜい0.5g〜1.5g程度しか増えません。しかもブレード全周に均等に貼るため、ラケットの重心位置はほとんど変化しないのが特徴です。

一方でパワーテープSP2は、わずか76mmという短い長さの中に1gの重量が凝縮されています。つまり、ラケットの特定の場所(先端や側面の一部)にピンポイントで重さを集中させることができるのです。「ラケットの傷を防ぐこと」が主目的なら通常のプロテクターを選び、「ラケットの飛び方や振り抜きの感覚をチューニングすること」が目的ならパワーテープSP2を選ぶという明確な使い分けができます。

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4. パワーテープSP2を貼ることで得られる性能変化と実戦レビュー

4-1. ドライブやスマッシュの球威・ノビが劇的に向上する理由

実際にラケットへパワーテープSP2を貼って試打してみると、まず最初に実感できるのが、フォアハンドやバックハンドで強打した際の球威(ボールの重さ)の向上です。同じスイングスピードでボールを捉えた場合、物理的にラケットの質量が大きいほうが、ボールに対してより大きな運動エネルギーを伝えることができます。

特に、ラケットの先端付近に1本〜2本(1g〜2g)貼った状態でパワードライブを打つと、スイング中に適度な遠心力が働き、ラケットヘッドが自然と走る感覚が生まれます。その結果、相手コートにバウンドした後のボールのノビ(減速せずに深く突き刺さる軌道)が明らかに鋭くなります。

「自分の筋力ではこれ以上速いスイングはできないけれど、もう一段階ボールに威力を乗せたい」と感じているプレイヤーにとって、この遠心力のアシスト効果は絶大です。力を抜いて軽くスイングしてもラケット自体の重みでボールを深く運べるようになるため、無理な力みが消えてフォームが安定するという副次的なメリットも得られます。

4-2. 相手の強打に打ち負けないブロックの安定感と面のブレ防止

攻撃時だけでなく、守備やカウンターの場面でもパワーテープSP2は真価を発揮します。実戦でよくある失点パターンのひとつが、相手の強烈なループドライブやスピードドライブをブロックした際、ボールの威力に押されてラケットの面が後ろに弾かれ、オーバーミスやネットミスをしてしまう現象です。

これは、ラケットの先端や左右の重量が軽すぎるために、ボールが当たった瞬間の衝撃にラケットが負けて面ブレを起こしていることが原因です。特にスイートスポットから少し外れた位置(ブレードの上部や端)にボールが当たった時、軽いラケットほど大きく面がねじれてしまいます。

ここにパワーテープSP2を貼ってブレード外周の重量を増やしてあげると、ラケットの慣性モーメントが大きくなり、衝撃に対する耐性が飛躍的に高まります。相手の強打に対してラケットをスッと合わせるだけで、面がビクともせずにボールを吸収し、安定したブロックや鋭いカウンターとして相手コートへ跳ね返すことができるようになります。

4-3. 打球音や手に伝わる振動・打球感はどう変わるのか?

意外と知られていないのが、重量調整テープを貼ることによる打球感と打球音の変化です。ラケットは打球時に微細に振動しており、その振動の周波数や減衰の仕方をプレイヤーは「打球感(手に響く、響かない、硬い、柔らかい)」として感じ取っています。

ブレードの側面にスズ製のパワーテープSP2を貼り付けると、金属の重みがブレードの余分な微振動を抑え込む制振効果(ダンパー効果)を発揮します。具体的には、以下のような変化が感じられます。

  • ポコポコとした軽い打球音が、少し低く引き締まった重厚な打球音に変わる
  • 木材合板特有の「手に響きすぎる感覚」がマイルドになり、芯のある打球感になる
  • 強打した際にボールがラケットにしっかり乗る感覚(球持ちの良さ)が増す

「今使っているラケットは少し打球感が軽薄で、ボールを捉えた感覚が頼りない」と感じている場合、パワーテープSP2を1〜2本貼るだけで、ワンランク上の高級ラケットのようなしっとりとした落ち着きのある打球感へと変化させることができます。

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5. 【貼り方別】パワーテープSP2で変わる重心バランスとスイング特性

5-1. 先端貼り(12時方向):遠心力を最大化して一撃の破壊力を高める

パワーテープSP2の最もオーソドックスかつ効果がわかりやすい貼り方が、ラケットの先端中央(時計の針でいう12時方向)に貼る方法です。グリップから最も遠い位置に重りを配置するため、わずか1本(1g)貼るだけでも体感重量は2g〜3g増えたかのようにしっかりと感じられます。

この先端重心(ヘッドヘビー)のセッティングにすると、以下のようなメリットが得られます。

  • スイング時の遠心力が最大化され、ドライブやスマッシュの威力が大幅にアップする
  • 引き合いなど中陣・後陣から大きなスイングをする際に、ラケットヘッドが自然に回る
  • 重さでラケットが勝手に振られる感覚が出るため、フォロースルーが大きくなり回転量が増す

一撃の破壊力を重視するパワーヒッターや、ペンホルダーの選手、あるいは「ラケットが軽すぎて手打ちになってしまう」と悩む選手には、まずこの12時方向への1本貼りから試してみることを強くおすすめします。

5-2. 左右対称貼り(2時・10時または3時・9時方向):スイートスポットの安定と連打性アップ

先端に貼ると「少しラケットが重くなりすぎて振り遅れる」「切り返しが遅くなる」と感じる場合におすすめなのが、ブレードの斜め上(2時と10時方向)や真横(3時と9時方向)に左右対称で貼る方法です。

1本を半分(38mm・0.5gずつ)にカットして左右に貼れば合計1g、1本ずつ左右にそのまま貼れば合計2gの調整になります。この左右対称貼りのメリットは以下の通りです。

  • 先端貼りに比べて重心が極端に先へ行かないため、フォアとバックの切り返しがスムーズに行える
  • ラケットの左右方向のねじれ剛性が高まり、スイートスポットが広がったような高い安定感を得られる
  • 台上でのツッツキやフリック、前陣での高速ブロック時にラケット面が一切ブレなくなる

現代卓球の主流である、前陣〜中陣での高速ピッチのラリー戦を重視するシェークハンド両ハンドドライブ型の選手には、この2時・10時方向または3時・9時方向への分割貼りが最もバランスが良く、実戦でのミスを減らしてくれます。

5-3. グリップ寄り貼り(4時・8時方向):操作性を損なわずに総重量だけをプラスする

「ラケットの振り抜きやすさや操作性は今のままで気に入っているけれど、ラケット全体の総重量だけをあと2g〜3g重くして、相手の球に負けないようにしたい」というケースもあります。そのような場合に有効なのが、ブレードの下部(エラの部分、時計の針でいう4時と8時方向)に貼る方法です。

握っている指(人差し指や親指)に近い位置に重心が集まるため、スイングした時の体感的な重さ(スイングウェイト)はほとんど重くなりません。このグリップ寄り重心のメリットは以下の通りです。

  • ラケット操作の軽快さや、手首を使った細かな台上技術のやりやすさを完全にキープできる
  • ラケット全体の総重量が増すため、相手の重いドライブを受けた際の衝撃吸収性が高まる
  • ラバーを厚いものや重いものに変えた際、先端に偏りすぎた重心をの手元側へ引き戻すカウンターウェイトとして機能する

特に、粘着ラバーや特厚のスピン系テンションラバーを両面に貼っていて「先端が重すぎて振り回される」と感じている選手が、あえて4時・8時方向にパワーテープSP2を貼ることで、ラケット全体のバランスを手元側に整えて振り抜きやすくするという高等テクニックも存在します。

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6. パワーテープSP2がおすすめな人・あまり向いていない人の特徴

6-1. こんな悩みを持つプレイヤーにはパワーテープSP2が絶対おすすめ

ここまでの性能解説を踏まえると、パワーテープSP2は以下のような悩みや目的を持っているプレイヤーに間違いなくおすすめのアイテムです。

  • ネット通販などで購入したラケットが、希望していた重量よりも2g〜3g軽い個体だった人
  • ラバーを軽量なモデルや薄いスポンジ厚に変更したら、ラケットが軽くなりすぎてボールが走らなくなった人
  • 相手の強いドライブをブロックする際、ラケットが弾かれてオーバーミスが多い人
  • 中陣からのドライブの引き合いで、あと一歩ボールの深さや威力が足りないと感じている人
  • サブラケットの重量と重心バランスを、メインラケットと全く同じ数値に揃えたい競技志向の選手

特に最後の「メインラケットとサブラケットの統一」においては、パワーテープSP2は欠かせない必需品です。試合中にラケットが破損したりラバーが破れたりしてサブラケットに持ち替えた際、数グラムの重量差があると感覚が狂ってしまいます。あらかじめパワーテープSP2を使って重量と重心位置をメインラケットと完全に一致させておけば、どんな緊急事態でも普段通りのプレーを継続できます。

6-2. 逆に使用を控えたほうがいいケースや注意すべきプレイヤー層

一方で、すべてのプレイヤーに無条件で重量増加がプラスに働くわけではありません。以下のようなケースに当てはまる人は、パワーテープSP2の使用を控えるか、貼る枚数を最小限(0.5g〜1g程度)に留めるべきです。

  • すでに自分の筋力に対して限界ギリギリの重いラケット(例:総重量190g以上など)を使用している人
  • 手首や肘(テニス肘・卓球肘など)、肩に痛みや違和感があり、関節への負担を減らしたい人
  • 筋力がまだ十分に発達していない小学生以下のジュニア選手や、小柄な女性・シニア層のプレイヤー
  • 前陣での素早いラケットの出し入れや、手首を使った高速スマッシュ・フリックを最大の武器にしている人

ラケットを重くしすぎると、練習開始から30分程度は気持ちよく強打できても、試合の後半やトーナメントの3回戦・4回戦あたりで腕に疲労が溜まり、スイングスピードが落ちて逆効果になることがあります。また、無理に先端を重くして手首を酷使すると怪我のリスクにつながるため、自分の体力やスイングスピードに見合った範囲で調整することが大切です。

6-3. 戦型別(ドライブ主戦型・前陣速攻型・カット主戦型)の活用アプローチ

さらに踏み込んで、プレイヤーの戦型ごとに最適なパワーテープSP2の活用法を見ていきましょう。

  • ドライブ主戦型(シェーク・ペン):先端(12時)または斜め上(2時・10時)に1g〜2g貼り、少し先端重心にすることで、ループドライブの回転量とスピードドライブの貫通力を同時に引き上げるのが王道です。
  • 前陣速攻型・異質攻守型(表ソフト・粒高使用者):ラバー自体が裏ソフトに比べて非常に軽いため、ラケット全体の総重量が不足しがちです。3時・9時方向や4時・8時方向に2g〜3g貼って総重量を補うことで、相手の強打を止めるブロックの安定感と、角度打ちの弾きやすさが劇的に向上します。
  • カット主戦型:ブレードサイズが大きいカット用ラケットは元々先端重心になりやすいため、先端に貼ると重くなりすぎることがあります。3時・9時方向へ貼ってスイートスポットを広げるか、グリップ寄りに貼って操作性を高め、カットの抑えやすさと攻撃時の振り抜きやすさを両立させるのが効果的です。
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7. パワーテープSP2を綺麗に貼るコツと使用時の注意点・ルール解説

7-1. 剥がれにくく美しく仕上げるための正しい貼り方ステップ

パワーテープSP2の性能を最大限に引き出し、練習中に剥がれてこないようにするためには、貼る前の下準備と手順が重要です。綺麗に貼るための具体的なステップを解説します。

  1. ブレード側面の清掃:まずはラケット側面のホコリ、木屑、手の皮脂、古い接着剤の残りなどを乾いた布で綺麗に拭き取ります。油分が残っていると粘着力が大幅に低下するため、この工程を丁寧に行いましょう。
  2. 貼る位置の仮決め:剥離紙(台紙)を剥がす前に、ブレードの側面にテープを当ててみて、左右対称になっているか、貼りたい位置の中心が合っているかを確認します。半分に切る場合は、この段階で定規を使って正確に38mmの位置をハサミでカットします。
  3. 端から空気を抜きながら圧着:剥離紙を剥がしたら、粘着面に極力指の腹が触れないように端を持ち、ブレード側面の木部中央に合わせて端から順番に貼り付けていきます。
  4. しっかり馴染ませる:貼り終えたら、剥がした台紙をテープの上から当てがい、その上から親指で強くこするようにして全体を圧着させます。スズ素材は適度な展延性があるため、ブレードのカーブにピタリと密着します。

貼った直後よりも、数時間置いてからのほうが粘着剤が木材に馴染んで定着します。練習や試合の直前に慌てて貼るのではなく、前日の夜などにメンテナンスとして貼っておくのが理想的です。

7-2. 公式試合での使用ルールと公認マーク・光沢に関する注意点

公式大会(日本卓球協会公認の試合など)に出場するプレイヤーが気になるのが、「パワーテープSP2を貼ったまま試合に出てルール違反にならないか?」という点でしょう。

結論から言うと、ラケットのブレード側面にパワーテープSP2を貼って公式試合に出場することはルール上まったく問題ありません。卓球競技規則において、ラケットの打球面(ラバーの表面)に関する色や光沢、公認マーク(J.T.T.A.A.など)の規定は非常に厳格ですが、ブレードの側面(エッジ部分)を保護・調整するためのテープに関しては、打球面に干渉しない限り認められています。

ただし、実戦において以下の2点だけは必ず注意してください。

  • 打球面にはみ出さないこと:幅6mmのテープがラバーの表面側に折れ曲がって被さっていると、打球面の均一性を損なうとして審判から指摘を受ける可能性があります。必ず側面だけに収めましょう。
  • J.T.T.A.A.の刻印を隠さないこと:日本の公式試合では、ラケットに日本卓球協会の公認刻印(J.T.T.A.A.)があるかを審判が確認します。ブレード側面のグリップ付近に刻印があるラケットの場合、その真上にパワーテープSP2を貼って文字を隠してしまうと確認ができなくなるため、刻印の位置を避けて貼るようにしましょう。

また、相手選手の目線に強い光の反射が入るような極端な鏡面テープはマナー上避けるべきですが、パワーテープSP2は落ち着いたマット調の金属光沢に抑えられているため、そのまま使用しても審判や対戦相手からクレームがつく心配はまずありません。

7-3. ラバー貼り替え時のメンテナンス方法とコスパを高める工夫

最後に、パワーテープSP2を長く経済的に使いこなすためのメンテナンス術をご紹介します。税込693円(3本入り・1本あたり約231円)と手頃な価格ではあるものの、ラバーを貼り替えるたびに毎回捨ててしまってはコストがかさみます。

実は、パワーテープSP2をブレードの木部側面だけに正確に貼っておけば、ラバーを剥がして新しいラバーに貼り替える際にも、パワーテープSP2は剥がさずにそのまま残しておくことができます。バタフライのフリー・チャック2などの水系接着剤を使用する際、側面のテープに接着剤が少し付着しても、指で優しくこすれば簡単に接着剤の膜だけを取り除くことが可能です。

ただし、新しいラバーを貼ってラケットに沿ってハサミやカッターでラバーを切る際、誤ってパワーテープSP2に刃を食い込ませて傷をつけないように注意しましょう。もし「ラバーを切る時にどうしても刃が当たってしまう」「練習中によく台にぶつけてテープが傷みやすい」という場合は、パワーテープSP2を貼った上から、安価な通常のサイドテープ(プロテクター)を1周巻いて保護してあげると、中のパワーテープSP2は半永久的に劣化せず使い続けることができます。

たった数グラム、たった数百円の工夫で、手元のラケットのポテンシャルを100%引き出してくれるバタフライのパワーテープSP2。ぜひあなたのラケットにも取り入れて、理想の重量バランスと最高の打球感を手に入れてみてください!

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