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オールラウンドエボリューションレビュー!ラケットに合うラバーも解説!

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オールラウンドエボリューションレビュー!ラケットに合うラバーも解説

卓球のラケット選びで「種類が多すぎてどれを買えばいいか分からない」と悩んでいませんか?用具選びを間違えて変な癖がつかないか、最初は誰でも不安に思うものです。そんなあなたに強くおすすめしたいのが、STIGAの「オールラウンドエボリューション」です。本記事では、この超定番ラケットの性能や特徴、さらにはレベル別の最適なラバーの組み合わせまで徹底的に解説します。基礎を正しく身につけたい初心者から、安定感を求める中級者まで必見の内容です。この記事を読んでラケット選びの迷いを断ち切り、確実な上達への第一歩を踏み出しましょう!

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目次

1. オールラウンドエボリューションとは?卓球界の絶対的スタンダード

1-1. STIGAが生んだ歴史的ベストセラーラケット

「オールラウンドエボリューション」は、スウェーデンの老舗卓球メーカーであるSTIGA(スティガ)が製造・販売している超ロングセラーの卓球ラケットです。日本の卓球ショップでも必ずと言っていいほど店頭に並んでおり、卓球を始めたばかりの人が最初に手にするラケットの最有力候補として、数十年にわたり圧倒的な支持を集め続けています。STIGAというメーカーは、上質な木材を使用し、独自の乾燥技術や接着技術によって、手に心地よく響くラケットを生み出すことで世界的に有名です。そのSTIGAのラインナップの中でも、この「オールラウンドエボリューション」は最も標準的であり、すべてのラケットの基準となるような絶対的な存在として君臨しています。「オールエボ」という愛称で親しまれ、多くの卓球愛好家の記憶に刻まれている名作中の名作です。

1-2. なぜ初心者から上級者まで愛されるのか

このラケットがこれほどまでに長く、そして幅広い層に愛されている最大の理由は、「使う人のレベルに合わせてラケットの表情が変わる」という懐の深さにあります。卓球を始めたばかりの初心者にとっては、ボールがラケットに当たった時の感覚を正しく手に伝えてくれるため、正しいスイングフォームやボールタッチを身につけるための最高の教科書となります。一方で、中級者や上級者にとっては、自身の技術や筋力がダイレクトにボールに伝わるため、繊細な台上技術やコース取りの精度を極限まで高めるための精密機器となります。また、合わせるラバーによって弾みや回転量を自由自在にコントロールできるため、プレースタイルが変化してもラケットを変えることなく長く使い続けることができるのも、幅広い層から支持される理由です。

1-3. 5枚合板の真髄!木材ラケットの魅力とは

オールラウンドエボリューションは、木材を5枚重ねて作られた「5枚合板」という構造を採用しています。近年ではカーボンなどの特殊素材を挟み込んだ弾みの強いラケットが主流になりつつありますが、純粋な木材のみで作られた5枚合板には、特殊素材には絶対に真似できない魅力があります。それは「ボールを打った時の手に伝わるクリアな振動」です。この振動があるからこそ、プレイヤーは「今、ラケットのどこにボールが当たったか」「どれくらいの強さでインパクトしたか」を正確に感じ取ることができます。カーボンラケットのように勝手にボールが飛んでいってしまうことがなく、自分の力で打った分だけボールが飛ぶという安心感が、木材ラケット最大の強みです。オールラウンドエボリューションは、その5枚合板の中でも特にバランスが良く、木材の良さを最大限に引き出した黄金比率のラケットと言えます。

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2. オールラウンドエボリューションの3つの大きな特徴とメリット

2-1. 圧倒的なコントロール性能!狙ったところにボールがいく感覚

オールラウンドエボリューションの最大の特徴であり、最大のメリットとも言えるのが、圧倒的なコントロール性能の高さです。卓球において最も重要なのは、いかに強いボールを打つかではなく、いかに相手のコートにボールを入れ続けるかです。このラケットは全体的にしなりがあり、ボールがラケットの面(スイートスポット)から外れてしまった場合でも、極端にボールが暴れることがありません。そのため、緊張する試合の場面や、相手の厳しいボールに対して体勢を崩された状態からでも、狙ったコースにしっかりとボールをコントロールして返球できる確率が格段に上がります。特にブロック技術においては、相手のドライブの威力を吸収してピタッと止めることができるため、守備からリズムを作るプレイヤーにとってはこれ以上ない安心感をもたらしてくれます。

2-2. ボールを「掴む」打球感!回転をかける感覚を養える

卓球の技術において「回転(スピン)」は必要不可欠な要素ですが、回転をかけるためにはラケットでボールを一瞬長く保持する「球持ちの良さ」が重要になります。オールラウンドエボリューションは、適度なしなりと柔らかな表面の木材によって、ボールを打った瞬間に一瞬ラバーとラケットの間にボールが「めり込む」あるいは「掴む」ような独特の打球感をもたらします。この「掴む」感覚があるからこそ、プレイヤーはボールに強烈な摩擦を加えることができ、ドライブやツッツキ、サーブなどで鋭い回転を生み出すことができます。特に初心者がドライブの技術を習得する際、弾みすぎるラケットを使うと回転がかかる前にボールが飛んでいってしまい、ただのスマッシュのようになってしまうことがよくあります。しかし、このラケットであれば、しっかりとボールをこすり上げる感覚を体が覚えるまで、何度でも正しいフィードバックを与えてくれます。

2-3. 適度な弾みでラリー戦に強い!攻守のバランスが絶妙

「コントロールが良い=弾まないから攻撃力が低い」と思われるかもしれませんが、オールラウンドエボリューションは決して飛ばないラケットではありません。名前の通り「オールラウンド」なプレーに適した、攻めと守りの両立ができる絶妙な弾みを持っています。自分から強く踏み込んでスイングした時には、5枚の木材がしっかりとボールを弾き出し、十分なスピードのドライブやスマッシュを放つことができます。一方で、相手の攻撃を凌ぐ時には、ラケットのしなりがクッションの役割を果たし、ボールの威力を殺して安定したブロックを可能にします。現代卓球はラリーが長く続く傾向にありますが、攻守の切り替えが激しいラリー戦において、どんな状況でも自分のスイングを信じて振っていける適度な弾みは、大きな武器となります。

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3. オールラウンドエボリューションのデメリットと注意点

3-1. 特殊素材ラケットと比べると弾みは控えめ

数多くのメリットを持つオールラウンドエボリューションですが、当然ながらデメリットも存在します。最も顕著なのは、カーボンやZLC、ALCといった特殊素材を搭載した最新のラケットと比較すると、どうしても絶対的な反発力(弾み)では劣るという点です。特殊素材ラケットは、少ない力でもボールが鋭く飛び出していくように設計されていますが、オールラウンドエボリューションは木材5枚合板であるため、当てるだけでスピードのあるボールが出るわけではありません。特に、卓球台から少し距離を取って戦う中陣や後陣からの引き合い(ドライブの打ち合い)の場面では、ラケットの反発力だけで相手のコート深くまでボールを届かせるのが難しく、自分の筋力や全身のバネを使ってしっかりとボールを飛ばす技術が要求されます。

3-2. 一発で打ち抜く圧倒的なスピードは出にくい

弾みが控えめであることに関連して、一撃で相手を抜き去るような圧倒的なスピードのスマッシュやスピードドライブを主戦武器にするには、少しパワー不足を感じる場面があるかもしれません。ボールを掴む感覚が強いため、初速(ラケットからボールが飛び出す瞬間のスピード)はどうしてもマイルドになります。相手からすると、ボールが少し遅れて飛んでくるような感覚になるためタイミングを外しやすくはなりますが、直線的で目にも止まらぬ弾丸ショットを打ちたいプレイヤーにとっては、物足りなさを感じる可能性があります。スピードで勝負するのではなく、回転量の変化やコースの打ち分け、ラリーの安定感で勝負するプレースタイルを意識する必要があります。

3-3. どんなプレースタイルに向いていないのか?

これらの特徴を踏まえると、オールラウンドエボリューションは「前陣でひたすら強打を連発し、スピードで圧倒する速攻型」や「台から離れて威力のあるドライブをガンガン打ち合うパワフルなプレーヤー」にはあまり向いていないと言えます。前陣でボールを弾き飛ばすにはラケットの球持ちが良すぎてタイミングがズレやすく、後陣から威力のあるボールを打ち続けるには体力的な負担が大きくなります。もしあなたが、スマッシュを主体とした超攻撃的なプレースタイルを目指しているのであれば、より硬くて反発力の高い7枚合板のラケットや、アウターにカーボンを配置した特殊素材ラケットを選んだ方が、理想とする卓球に近づけるはずです。ラケット選びは自分の目指すスタイルとのマッチングが全てです。

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4. オールラウンドエボリューションに合うおすすめのラバー【初心者編】

4-1. 高弾性ラバーの王道「マークV(ヤサカ)」との組み合わせ

卓球を始めたばかりの初心者がオールラウンドエボリューションに合わせるべきラバーの筆頭として挙げられるのが、ヤサカの「マークV(ファイブ)」です。この組み合わせは、何十年も前から「初心者の黄金セット」として数多くの指導者から推奨されてきました。マークVは「高弾性高摩擦ラバー」と呼ばれるジャンルの代表格であり、テンションラバーのように勝手にボールが飛んでいくことがありません。自分のスイングスピードとインパクトの強さに比例して素直にボールが飛ぶため、オールラウンドエボリューションのコントロール性能と合わさることで、狙った場所に確実にボールを運ぶ基礎感覚を養うことができます。まずはこの組み合わせで、ラバーの厚さを「中」にして、フォア打ちとバック打ちを完璧にマスターすることをおすすめします。

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4-2. コントロール重視「オリジナルエクストラ(ヤサカ)」で基本を完璧に

マークVよりもさらにコントロール性能を高め、打球感の柔らかさを重視したい初心者には、同じくヤサカの「オリジナルエクストラ」が非常におすすめです。このラバーは非常にスポンジが柔らかく、ボールがラバーに深く食い込む感覚が強烈に得られます。オールラウンドエボリューションの木材のしなりと相まって、ボールをキャッチボールのように優しく相手コートへ返す感覚が掴みやすくなります。特に、バックハンドの技術に不安がある人や、相手のサーブをレシーブする際にボールがポーンと高く浮いてしまう(ツッツキがうまくできない)という課題を抱えている人にとって、この組み合わせは救世主となります。自滅によるミスを極限まで減らし、まずは卓球のラリーを楽しむという目的において、これ以上ないセッティングと言えるでしょう。

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4-3. 回転のかけやすさを学ぶ「ヴェガ イントロ(XIOM)」

高弾性ラバーでの基礎練習をある程度終え、現代卓球の主流である「テンション系ラバー」への移行を考えている初心者の最初のステップアップとして最適なのが、XIOMの「ヴェガ イントロ」です。このラバーは、テンションラバー特有の弾みを持ちながらも、微粘着を思わせるような表面の引っかかりがあり、コントロールが非常にしやすいのが特徴です。オールラウンドエボリューションと組み合わせることで、「ラケットでボールを掴み、ラバーのシートで回転をかけて飛ばす」という一連のドライブの動作を、実践的なレベルで体感することができます。本格的なテンションラバーにいきなり挑戦してコントロール不能に陥るのを防ぎ、段階的に技術を向上させるための橋渡し役として、非常に優秀な組み合わせです。

5. オールラウンドエボリューションに合うおすすめのラバー【中級者編】

5-1. スピードとスピンのバランス「ロゼナ(バタフライ)」

基礎技術を習得し、より威力のあるボールを打ちたい中級者におすすめなのが、バタフライの「ロゼナ」との組み合わせです。ロゼナには、世界トップ選手が愛用するテナジーシリーズと同じ「スプリングスポンジ」という技術が採用されており、高いスピードとスピン性能を誇ります。オールラウンドエボリューション自体は弾みが控えめですが、そこに反発力の高いロゼナを合わせることで、「ラケットでコントロールを保ちつつ、ラバーの力で威力を補う」という現代卓球の理想的なバランスを実現できます。ラケットがボールをしっかりと掴んでくれるため、多少体勢が崩れてもロゼナの寛容性の高さ(トレランス)が働き、相手コートに安定して強烈なドライブを打ち込むことが可能になります。

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5-2. 威力と安定性を両立「ファスタークG-1(ニッタク)」

より硬いスポンジを使いこなし、回転量と威力の最大値を引き上げたいドライブ主戦型の中級者には、ニッタクのベストセラーラバー「ファスタークG-1」が最適です。ファスタークG-1はスポンジがやや硬く、シートのグリップ力が極めて高いため、強烈なスピンを生み出せるのが特徴です。一般的に硬いラバーは扱いが難しいとされますが、しなりが強く球持ちの良いオールラウンドエボリューションのような5枚合板ラケットに合わせることで、硬さが中和されてマイルドな打球感へと変化します。この「硬いラバー×柔らかいラケット」の組み合わせは、威力と安定性を両立させるための王道のセッティングであり、相手のブロックを弾き飛ばすような重いドライブを連発したいプレイヤーに強く推奨します。

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5-3. 柔らかめのテンション「ヴェガ ヨーロッパ(XIOM)」で安定感アップ

バックハンドの技術向上に悩む中級者や、とにかくブロックやミート打ちの安定感を重視したい方には、XIOMの「ヴェガ ヨーロッパ」が抜群の相性を発揮します。このラバーはスポンジが非常に柔らかく、打球音が金属音のように高く鳴るのが特徴です。オールラウンドエボリューションのバック面に貼ることで、相手の威力のあるドライブに対しても、当てるだけでラバーがボールを優しく包み込み、オートマチックに安定したブロックを返すことができます。また、柔らかい分ボールが食い込みやすいため、台上でのチキータやバックドライブといった繊細な技術も非常にやりやすくなります。攻守のバランスを整え、ミスを減らして試合に勝つための堅実な組み合わせとして、多くのプレイヤーから愛されています。

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6. オールラウンドエボリューションに合うおすすめのラバー【異質・カットマン編】

6-1. 表ソフトラバーとの相性!ミート打ちのやりやすさ

オールラウンドエボリューションは、裏ソフトラバーだけでなく、表面がブツブツした「表ソフトラバー」を使用する異質速攻型のプレイヤーにも密かに人気があります。表ソフトラバーはボールを弾いて直線的な弾道(ミート打ち)で攻めるのが基本ですが、ラケットが弾みすぎるとボールが直線的になりすぎてネットミスやオーバーミスが増えやすくなります。しかし、オールラウンドエボリューションの適度なしなりと球持ちがあることで、表ソフト特有の弾き飛ばす感覚の中にも、一瞬ボールを掴んで弧線を作る時間が生まれます。これにより、ミート打ちの安定感が格段に向上し、ニッタクの「モリストSP」やTSP系の表ソフトなどと組み合わせることで、いやらしいナックルボールと安定した連打を武器にする戦術が可能になります。

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6-2. 粒高ラバーとの組み合わせ!変化ブロックと攻撃のバランス

相手のドライブの回転を反転させたり、不規則な変化でミスを誘う「粒高ラバー」を使用するプレイヤー(主にバック粒高のペンホルダーやシェーク異質攻守型)にとっても、オールラウンドエボリューションは優秀なベースとなります。粒高ラバーで相手の強打をブロックする際、ラケットの反発力が強いとボールを抑えきれずにオーバーミスしてしまいます。その点、このラケットはボールの威力を吸収する木材の特徴が強く出ているため、当てるだけでもピタッと台に収まる短く低いブロックが非常にやりやすいのです。また、チャンスボールが来た際に、粒高面を反転させて裏ソフトでフォアスマッシュを打つ際にも、適度な弾みがあるため攻撃を決定づけるだけのスピードを出すことができます。守備特化の極端に弾まないラケットよりも、攻守のバリエーションを増やしたい粒高プレイヤーに適しています。

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7. ラケットのグリップ形状の選び方

7-1. 王道のフレア(FL)!手にしっかりフィットして安定する

オールラウンドエボリューションを購入する際、最初の悩みどころとなるのがグリップの形状です。最もポピュラーであり、初心者から上級者まで圧倒的な使用率を誇るのが「フレア(FL)」です。FLグリップは、ラケットの根元からグリップエンド(手のひら側の下部)に向かって徐々に広がっている形状をしています。この広がっている部分が手のひらの付け根にしっかりと引っかかるため、力強くスイングした際にもラケットが手からすっぽ抜けるのを防いでくれます。また、握った形が自然と固定されやすいため、フォアハンドとバックハンドの切り替えの際にラケットの角度が狂いにくく、安定したフォームを固めるのに非常に適しています。迷ったらまずはFLを選ぶのが間違いのない選択です。

7-2. 手首を使いやすいストレート(ST)!台上技術重視の方へ

もう一つの主要なグリップ形状が、グリップの根元からエンドまで太さが一定の「ストレート(ST)」です。STグリップの特徴は、手のひらの中でラケットに遊びの空間を作りやすいため、手首の可動域が広がり、細かいラケット角度の調整がしやすい点にあります。そのため、フォアとバックで握り方を微調整したいプレイヤーや、台上の短いボールに対してチキータやフリックなどの多彩な技術を駆使したいプレイヤーから好まれます。また、試合中にラケットをクルッと回してフォア面とバック面のラバーを入れ替える「反転」の動作も、引っ掛かりがない分スムーズに行うことができます。より自由なボールタッチと多彩な技術を追求したい中〜上級者に向いている形状です。

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8. オールラウンドエボリューションを使ったおすすめの練習メニュー

8-1. フォア打ちとバック打ちで「球持ち」の感覚を掴む

オールラウンドエボリューションを手に入れたら、まず最初にやってほしいのが基本的なフォア打ちとバック打ちでの「感覚のすり合わせ」です。ただ漫然とボールを打つのではなく、「ラケットの木の板がボールを弾いている感覚」と「ラバーがボールを食い込ませている感覚」に意識を集中させてください。ラケットのスイートスポット(中心部分)にしっかりとボールが当たると、「ポーン」という澄んだ心地よい打球音が鳴り、手にクリアな振動が伝わってきます。この打球音と振動を常に一定に保てるようにフォームを調整していくことが、コントロールを極めるための第一歩です。力任せに打つのではなく、ラケットの重さとスイングの遠心力を利用して、リラックスして打つ練習を繰り返しましょう。

8-2. ツッツキとストップで圧倒的なコントロールを磨く

このラケットの真骨頂であるコントロール性能を最大限に活かせるのが、台上の短いボールに対する技術であるツッツキとストップです。練習相手に短い下回転サーブを出してもらい、それをネット際ギリギリに短く返すストップの練習をしてみてください。特殊素材のラケットだとボールが弾んで長くなってしまうような力加減でも、オールラウンドエボリューションの適度な球持ちと振動吸収性があれば、ボールの勢いを完全に殺してピタッと台上に止めることができます。また、深く鋭いツッツキを送る際にも、ボールの底をしっかりと捉えて前へ押し出す感覚が分かりやすいため、相手の攻撃を防ぐ鉄壁の台上技術を身につけるための最高のトレーニング相手となってくれます。

8-3. ドライブの基本!回転をかける感覚をマスターする

卓球の華であるドライブ技術を習得するのにも、このラケットは最適です。多球練習(コーチやパートナーに次々とボールを送ってもらう練習)で、下回転のボールを出してもらいましょう。その下回転のボールに対し、ラケットを斜め下に引き、ボールのやや上部をこすり上げるようにスイングします。この時、オールラウンドエボリューション特有の「ボールを掴む」感覚に全神経を集中させてください。ボールが一瞬ラバーに引っ掛かり、ギュッと回転がかかってから相手コートの奥深くに弧線を描いて沈み込む軌道を描ければ成功です。弾みでごまかすことができないため、正しい体重移動とスイングの軌道、そしてボールを「擦る(こする)」という感覚が身につくまで、徹底的にフォーム作りに励むことができます。

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9. オールラウンドエボリューションと比較されることの多いラケット

9-1. コルベル(バタフライ)との違いと選び方

オールラウンドエボリューションと同じく、5枚合板の超定番として頻繁に比較されるのがバタフライの「コルベル」です。どちらもコントロールと回転のかけやすさに定評がありますが、大きな違いはその「重量」と「弾み」にあります。一般的に、コルベルの方がやや重量があり、その分だけボールを打った際の反発力が高く、威力のあるボールが出やすい設計になっています。そのため、「基礎を身につけつつ、中陣からでもパワーのあるドライブを打ち合いたい」という方にはコルベルが適しています。一方で、「とにかく軽快にスイングし、前陣から中陣でのコントロールと連打の安定性を最優先したい」という方や、筋力にまだ自信のないジュニア選手、女性プレーヤーには、オールラウンドエボリューションの方が扱いやすく感じるはずです。

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9-2. スワット(VICTAS)との弾みと打球感の比較

近年、初心者から中級者向けのベストセラーとして台頭しているVICTASの「スワット(SWAT)」も、強力なライバルです。スワットの最大の特徴は、5枚合板ではなく「7枚合板」である点です。7枚合板であるスワットは、木材特有の球持ちの良さを残しつつも、オールラウンドエボリューションよりも弾きが良く、スマッシュやミート打ちをした時の初速が速いという特徴があります。より直線的でスピーディーな卓球を目指すならスワットが有利ですが、ボールがラケットから離れるのが少し早いため、じっくりと回転をかける感覚を養うという点においては、5枚合板であるオールラウンドエボリューションの方に分があります。ドライブの回転量を重視するか、スピードを重視するかで選び分けると良いでしょう。

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9-3. メイスアドバンス(バタフライ)との軽量性の比較

バタフライの「メイスアドバンス」も、初心者の最初の1本としてよく名前が挙がります。メイスアドバンスの最大の特徴は、その圧倒的な「軽さ」にあります。非常に軽量な設計であるため、まだ力のない小学生や、初めてラケットを振る入門者でも無理なくスイングできるのがメリットです。しかし、ラケットが軽すぎるがゆえに、相手の強いボールに打ち負けやすくなったり、上達してラバーを重いテンション系に変更した際に全体の重量バランスが崩れてしまうという懸念もあります。その点、オールラウンドエボリューションは適度な重量感があり、将来的にどんな重さのラバーを貼ってもバランスが取りやすいという、用具としての汎用性の高さを持っています。入門用で終わらず、中級者になっても使えるという点で、オールラウンドエボリューションは非常にコストパフォーマンスに優れています。

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10. オールラウンドエボリューションで卓球の基礎を極めよう

10-1. 正しいフォームと技術を身につけるための最高のパートナー

いかがでしたでしょうか。STIGAの「オールラウンドエボリューション」は、単なる初心者向けのラケットという枠に収まらない、非常に奥深い魅力を持った用具です。木材5枚合板がもたらすクリアな打球感と圧倒的なコントロール性能は、あなたに「正しいスイング」と「ボールを捉える感覚」を嘘偽りなく教えてくれます。小手先の技術やラケットの弾みでごまかすのではなく、自分の体を使ってボールに回転をかけ、狙ったコースに正確に打ち分ける。卓球というスポーツの基礎であり、最も重要なエッセンスを磨き上げるための、これ以上ない最高のパートナーとなってくれるはずです。

10-2. ラバーを変えることで長く使い続けられる汎用性の高さ

また、このラケットの素晴らしい点は、あなたの技術レベルの向上に合わせて、ラバーを変更することでラケット自体も進化していく(エボリューションしていく)という点にあります。最初はコントロール重視の高弾性ラバーを貼り、基礎が固まってきたらスピン系のテンションラバーに変え、さらに威力を求めたければ硬めのスプリングスポンジを搭載したトップ仕様のラバーへ。どんな高性能なラバーを貼っても、ラケット本体のコントロールの良さが下支えしてくれるため、バランスが崩れることがありません。プレースタイルが変わってもラケットを買い替える必要がなく、一つの用具と長く深く付き合っていくことができるのは、大きな喜びとなるでしょう。

10-3. さあ、あなたも「オールエボ」で新たな卓球ライフを!

卓球のラケット選びは、今後の成長スピードを大きく左右する非常に重要な決断です。流行りの特殊素材ラケットや、派手な宣伝文句に惑わされて、自分のレベルに合わない弾みすぎる用具を選んでしまうと、変な癖がついて上達が遠のいてしまうことも少なくありません。もしあなたが、確実に技術をステップアップさせ、将来的にどんなプレースタイルにも対応できる確固たる基礎を築きたいと願うのであれば、「オールラウンドエボリューション」を選んで絶対に後悔はしないはずです。何十年もの間、世界中の卓球人から愛され、数々のドラマを生み出してきたこの歴史的な名作を手に取り、ぜひあなたも新たな卓球ライフの第一歩を力強く踏み出してください!

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