「前陣での速いラリーで打ち負ける…」「台上攻撃の威力が足りない…」中国式ペンユーザーでこんな悩みはありませんか?私も同じように、スピードと威力の両立に苦しんだ経験があります。その悩みを解決する理想の手段が、特殊素材を4枚搭載したVICTASの『丹羽孝希 CHN』です。本製品は、球持ちの良さと圧倒的な反発力を両立しており、超攻撃的な卓球を目指す中級者以上の選手に最適な一本となっています。本記事では、このラケットの性能から相性抜群のラバーまでを徹底解説します。ぜひ最後までご覧ください!
1. 丹羽孝希CHNの基本情報と魅力
1-1. 丹羽孝希選手とは?超攻撃卓球の代名詞
丹羽孝希選手は、日本の卓球界を長年にわたって牽引してきた天才的なサウスポープレーヤーです。オリンピックをはじめとする数々の国際大会という大舞台で実力を証明し、世界ランキング一桁の海外の屈強な強豪選手たちを、その流れるような「超攻撃卓球」で次々と撃破してきました。丹羽選手のプレースタイルの最大の特徴は、台から下がらずに前陣に張り付き、相手の強打をさらに速い打球で跳ね返す圧倒的なカウンター能力にあります。また、手首の柔らかさを活かした変幻自在の台上技術や、相手の意表を突くカットブロックなど、観客を魅了するファンタスティックなプレーでも世界中に多くのファンを持っています。そんな天才肌のプレースタイルを支えるために生み出されたのが、今回ご紹介する「丹羽孝希 CHN」というラケットなのです。
1-2. 丹羽孝希CHNのスペックと価格
VICTAS(ヴィクタス)から発売されている「丹羽孝希 CHN」は、丹羽孝希選手の名前を冠したシグネチャーモデルであり、攻撃用中国式ペンホルダーラケットの最高峰に位置づけられる製品です。ブレードの構成は、木材5枚にアラミドカーボン2枚、フリースカーボン2枚を組み合わせた非常に特殊な9枚構成(特殊素材4枚)となっています。ブレードの厚さは5.7mmと、特殊素材を多用しているにもかかわらず非常に薄く設計されており、繊細なボールタッチを可能にしています。ブレードサイズは157×150mm、重量は平均88g(±)となっており、中国式ペンホルダーとしては標準的からやや重めの部類に入ります。メーカー希望小売価格は26,400円(税込)とハイエンドモデルらしい価格設定ですが、それに十分見合うだけの最先端のテクノロジーと最高級の打球感が詰め込まれています。
1-3. カルテットAFCからの進化と開発秘話
丹羽孝希選手は、リオデジャネイロの大舞台でもVICTASの「カルテットAFC」というラケットを愛用していました。このラケットを手に素晴らしい成績を残しましたが、大会終了後、世界のトップ選手たちのさらなるパワーに対抗し、自身の超攻撃卓球を一段階レベルアップさせるために、VICTASの開発陣と共に新たなギアの製作に着手しました。その結果誕生したのが、自身の名を冠した『丹羽孝希』ラケットです。最大の変更点は、ブレードの中芯となる木材を従来よりも厚く設計したことです。これにより、カルテットAFCの長所であった操作性や球持ちの良さを維持しつつも、ボールを弾き出す際の威力が格段に増すという劇的な進化を遂げました。まさにトップレベルのラリー戦での「速さ」と、台上からの「一撃の決定力」を追求した究極のラケットが完成したのです。
2. 丹羽孝希CHNに搭載された独自テクノロジー「DSE」とは?
2-1. 球持ちの良さを生むDSE設計
「丹羽孝希 CHN」の性能を語る上で絶対に外せないのが、VICTASが誇るラケット製造の独自テクノロジーである「DSE(Double Synergy Effect)」設計です。一般的なカーボンラケットは、反発力が高くなる一方で打球感が硬くなり、「球離れが早すぎて回転がかけにくい」「コントロールが難しい」というデメリットを抱えがちです。しかし、DSE設計は性質の異なる2種類の特殊素材を合計4枚組み合わせることで、特殊素材特有の強烈な反発力と、木材ラケットが本来持っているような「球持ち(しなり)」という相反する要素を高い次元で両立させることに成功しています。これにより、強打した時にはカーボンの力でスピードが出るのに、ドライブをかける時にはボールが一瞬ラケットに食い込む感覚を得ることができるのです。
2-2. アラミドカーボンが生み出す反発力とスピード
DSE設計を構成する重要な要素の一つが「アラミドカーボン」です。アラミドカーボンとは、防弾チョッキなどの航空宇宙産業でも使用される非常に強靭でしなやかな「アラミド繊維」と、高い反発力を持つ「カーボン繊維」を緻密に交織した特殊素材です。このアラミドカーボンをブレードの中に2枚配置することで、ボールを打った瞬間の初速を劇的に引き上げ、相手の時間を奪うような直線的で鋭い弾道を生み出します。特に前陣でのスマッシュや、相手のドライブに対するカウンタープレーにおいて、このアラミドカーボンの反発力が最大限に発揮されます。丹羽選手のような、相手の球威を利用しつつさらに倍返しするようなプレーには欠かせない素材と言えます。
2-3. フリースカーボンがもたらす球持ちとしなり
もう一つの核となる特殊素材が「フリースカーボン」です。通常の編み込まれたカーボンシートとは異なり、不織布のように繊維を絡み合わせた構造を持つフリースカーボンは、非常に軽量でありながら柔軟性に富んでいます。このフリースカーボンをさらに2枚追加することで、ラケット全体に適度な「しなり」と「振動吸収性」をもたらします。アラミドカーボンだけでは硬くなりすぎてしまう打球感を、フリースカーボンがマイルドに包み込むことで、インパクトの瞬間にボールを長く持つ(ホールドする)感覚が生まれます。この「球持ちの良さ」があるからこそ、プレーヤーは自分のスイングでしっかりとボールに強烈なスピンをかけることができ、ネットミスやオーバーミスを恐れずにフルスイングすることができるのです。
3. 丹羽孝希CHNを使う3つの大きなメリット
3-1. 前陣でのカウンターが劇的に速くなる
「丹羽孝希 CHN」を実際に使用して最も感動するポイントは、前陣でのカウンタープレーのやりやすさとスピードの速さです。ラケット全体の反発力が高いため、相手の強いドライブに対してもラケットの面を合わせるだけで、鋭いカウンターとなって相手コートに深く突き刺さります。また、ブレード厚が5.7mmと薄いため、スイングスピードが上がりやすく、打球の瞬間にラケットがしなることで相手のボールの威力を一度吸収し、そこからアラミドカーボンの力で一気に弾き返すことができます。これにより、ブロックで耐えるだけでなく、ブロックから即座に攻撃に転じる超攻撃的な卓球を体現することが可能になります。
3-2. 台上でのフリックやチキータが容易になる
現代卓球において勝敗を大きく左右するのが、ストップ、ツッツキ、フリック、チキータといった台上での技術です。「丹羽孝希 CHN」は、この台上技術においても非常に高いポテンシャルを発揮します。ラケットの表面近くに配置された特殊素材の恩恵により、小さなスイングや手首のわずかな動きだけでも、ボールに十分な威力とスピードを伝えることが可能です。特に中国式ペンホルダーの特権である手首の可動域の広さを活かしたバックハンドでのチキータは、DSE設計の球持ちの良さにより強烈な横回転をかけることができ、レシーブから一気に主導権を握る強力な武器となります。また、フォアハンドでの払うようなフリックも、弾きが良いため非常にシャープに決まります。
3-3. 威力と安定性を高次元で両立できる
どんなに威力のあるボールが打てても、試合で安定して入らなければ意味がありません。その点、「丹羽孝希 CHN」は威力と安定性のバランスが絶妙です。中芯の木材が厚くなったことで絶対的なパワーは向上していますが、フリースカーボンによるスイートスポットの拡大効果が大きいため、多少打点がずれたりラケットの芯を外したりしても、極端に威力が落ちたりミスになったりしにくいという特徴があります。特にプレッシャーのかかる試合終盤や、体勢を崩された状態からでも、ラケットの反発力としなりがボールを助けてくれるため、連続して攻撃を仕掛ける際のアベレージ(平均的な質)が格段に向上します。
4. 中国式ペンホルダー(CHN)ならではの強み
4-1. 裏面打法との相性の良さ
「丹羽孝希 CHN」は中国式ペンホルダー(CHN)のラケットであるため、裏面打法を駆使するプレーヤーにとって最高のパートナーとなります。中国式ペンは日本式ペンに比べてブレードが丸く、重心が手元に近いため、裏面を振る際の手首の返しが非常にスムーズに行えます。特にこのラケットはブレード厚が5.7mmと薄いため、両面にラバーを貼ってもグリップが分厚くなりすぎず、裏面打法に切り替える際の指の微調整が非常にやりやすいという大きなメリットがあります。裏面でのドライブやブロック、チキータなど、現代のペンホルダーに必須の技術をストレスなく習得・向上させることができます。
4-2. グリップの握りやすさと操作性
VICTASの中国式ペンホルダーのグリップは、多くのプレーヤーから「手に馴染みやすく、細かい操作がしやすい」と高く評価されています。「丹羽孝希 CHN」のグリップは、太すぎず細すぎない絶妙な形状をしており、フォアハンドとバックハンド(裏面)の切り替えを行う際に、ラケットの角度を素早く正確に調整することが可能です。前陣での高速ラリーでは、ほんの一瞬のグリップの握り替えの遅れが失点につながりますが、この計算されたグリップ形状により、打球ごとの繊細な指先の感覚を損なうことなく、自由自在にラケットを操ることができます。
4-3. 手首の可動域を最大限に活かしたプレー
シェークハンドラケットと比較した際、中国式ペンホルダーの最大の武器となるのが「手首の可動域の圧倒的な広さ」です。サーブを出す際のスナップの効き具合、台上処理での繊細なタッチ、そしてフォアドライブを打つ際のラケットヘッドの回る速度など、すべてにおいて手首を柔らかく使えることが優位に働きます。「丹羽孝希 CHN」は、この手首の力をダイレクトにボールに伝えるのに最適な重量バランスと反発力を持っています。手首を利かせた強烈なスピンの効いたループドライブと、弾きを活かしたスピードドライブを打ち分けることで、相手を翻弄するプレーが可能になります。
5. 丹羽孝希CHNに合わせるべきおすすめラバー(フォアハンド編)
5-1. VICTAS V>15 Extraで丹羽選手を完全再現
「丹羽孝希 CHN」の性能を120%引き出したいのであれば、丹羽選手本人が長年愛用してきたVICTASの裏ソフトラバー「V>15 Extra」をフォアハンドに合わせるのが最も王道であり、最強の組み合わせです。V>15 Extraは、相手の回転に負けない強靭なシートと、非常に反発力の高いスポンジを組み合わせたスピン系テンションラバーです。ラケット自体の「球持ちの良さ」と、ラバーの「弾きと回転力の強さ」が完璧にマッチし、前陣での打ち合いにおいて、相手の威力を利用した超高速カウンタードライブをいとも簡単に打つことができます。丹羽選手のような攻撃的なプレースタイルを完全にトレースしたい方には間違いなくこれ一択です。
5-2. V>20 Double Extraで安定感をプラス
もし、「V>15 Extraだと少し弾みすぎてコントロールが難しい」と感じる場合は、最新テクノロジーが詰まった「V>20 Double Extra」をフォアハンドにおすすめします。V>20 Double Extraは、V>15シリーズの良さを引き継ぎつつも、スポンジに特殊な気泡を持たせることで、よりボールを食い込ませる感覚を強化したラバーです。「丹羽孝希 CHN」の特殊素材の硬さを、ラバーの食い込みで程よく中和してくれるため、弧線が高くなり、ネットミスのリスクが大幅に減少します。威力だけでなく、ラリーでの安定性やドライブの引き合いでの安心感を重視する中級者から上級者にとって、極めてバランスの良い組み合わせとなります。
5-3. 粘着ラバー「トリプルダブルエキストラ」で回転量を最大化
中国式ペンホルダーのユーザーの中には、フォアハンドで強烈な回転量のサーブやドライブを武器にしたいと考える方も多いでしょう。そんな方には、VICTASの強粘着ラバーである「トリプルダブルエキストラ」との組み合わせが非常に効果的です。「丹羽孝希 CHN」はラケット自体が弾むため、粘着ラバー特有の「飛ばない」という弱点を見事にカバーしてくれます。結果として、粘着ラバーの圧倒的なスピン量や台上のストップのピタッと止まる感覚を残したまま、中陣からでも十分なスピードのドライブを打ち抜くことができるようになります。中国選手のようなどっしりとしたフォアハンド主体の卓球を目指す方におすすめです。
6. 丹羽孝希CHNに合わせるべきおすすめラバー(バックハンド・裏面編)
6-1. V>11 Extraで軽量化とスピードを両立
中国式ペンホルダーで両面にラバーを貼る場合、最も気をつけなければならないのが「総重量」です。「丹羽孝希 CHN」自体が約88gあるため、両面に重いラバーを貼ると手首への負担が大きくなり、スイングが遅れてしまいます。そこでおすすめなのが、徹底的な軽量化を実現したハイテンションラバー「V>11 Extra」を裏面に貼ることです。このラバーは、V>15 Extraと同等のスピード性能を持ちながら約10%の軽量化に成功しており、裏面に貼ってもラケットの操作性を全く損ないません。裏面での高速チキータや、前陣での早いピッチでのバックハンドドライブを多用する選手にとって、まさに救世主となる一枚です。
6-2. V>15 Stiffで裏面でのブロックやミート打ちを強化
裏面打法において、自ら回転をかけて攻めるだけでなく、相手の強打をブロックしたり、浮いた球をミート打ち(弾き)で決めたりする技術を重視する方には「V>15 Stiff」が最適です。V>15 Stiffは、Extraに比べてスポンジがやや柔らかく設定されており、ボールの食い込みと飛び出しのバランスが非常に優れています。「丹羽孝希 CHN」のフリースカーボンの球持ちと相まって、裏面でのブロックの際にボールの威力を吸収しやすく、狙ったコースに正確にコントロールすることができます。また、インパクトの瞬間にフラットに弾くことで、相手の予測を超えるスピードのミート打ちを放つことが可能です。
6-3. ヴェンタスエキストラでコストパフォーマンスを重視
「丹羽孝希 CHN」は非常に高性能なラケットですが、ラバーを両面ともトップモデルにすると経済的な負担が大きくなります。裏面のラバーにはコストパフォーマンスを求めつつも、妥協のない性能が欲しいという方には「ヴェンタスエキストラ(VENTUS Extra)」がイチオシです。ヴェンタスシリーズの最上位モデルでありながら比較的価格が抑えられており、スピンとスピードのバランスが非常に良く、どのような技術もそつなくこなせる万能型ラバーです。ラケットの特殊素材の力を素直に引き出してくれるため、裏面打法の基礎を固めたい中級者にも扱いやすい素晴らしい組み合わせとなります。
7. 丹羽孝希CHNはどんな選手に向いているか?
7-1. 前陣でピッチの速い卓球を展開したい選手
このラケットの性能が最も活きるプレースタイルは、やはり丹羽選手のような前陣に張り付いてピッチの速さ(打点の早さ)で相手を圧倒する卓球です。台から下がらずに、相手のボールの上がりばなを捉えてコンパクトなスイングで打ち返す選手にとって、ラケットの弾きの良さとカウンターの精度は最高の武器になります。ラリー戦になった際に、後ろに下がって大きなスイングで引き合うのではなく、一歩前に入って相手の時間を奪うようなプレーを理想とする選手には、これ以上ないほどフィットするラケットです。
7-2. 一発の威力よりも連続攻撃で勝負する選手
「丹羽孝希 CHN」は絶対的なパワーも持っていますが、それ以上に光るのは「リカバリーの早さ」と「連続攻撃のやりやすさ」です。ブレードが薄く空気抵抗が少ないためスイングスピードが上がり、打球後の体勢の立て直しがスムーズに行えます。そのため、一発の力任せなスマッシュやドライブで決めるのではなく、両ハンド(フォアと裏面)の素早い切り替えを駆使して、コースを突きながら何本も連続して攻撃を仕掛ける選手に非常に向いています。連打のテンポの良さで相手のブロックを崩していくプレースタイルを強力にサポートしてくれます。
7-3. 特殊素材の飛びと木材の球持ちを両方欲しい選手
卓球の用具選びにおいて、「カーボンの反発力は欲しいけれど、木材の球を掴む感覚も捨てがたい」というのは、多くのプレーヤーが抱える永遠のジレンマです。しかし、「丹羽孝希 CHN」のDSE設計は、まさにこのわがままな要求に応えるために作られています。「打球感は木材のように手に響いてコントロールしやすいのに、飛んでいくボールはカーボン特有のスピードと直線的な軌道を描く」という、魔法のような打球感を実現しています。現在5枚合板や7枚合板の木材ラケットを使っていて、威力不足に悩んでいるものの、硬いカーボンラケットへの移行に不安を感じている選手にとって、最適なステップアップとなる一本です。
8. 丹羽孝希CHNを購入・使用する際の注意点
8-1. 特殊素材4枚による総重量への配慮
「丹羽孝希 CHN」は素晴らしいラケットですが、購入時に注意すべき点もあります。それは「重量」です。アラミドカーボンとフリースカーボンを各2枚、合計4枚の特殊素材を搭載しているため、ブレードを薄くして工夫しているとはいえ、個体によっては90gを超えるものも存在します。中国式ペンホルダーで両面に特厚のラバーを貼ると、総重量が180g後半〜190gに達する可能性があり、筋力のない選手や小中学生には手首や肘への負担が大きくなる恐れがあります。購入する際は、店頭で実物の重量を量らせてもらうか、通販の場合は備考欄で「軽めの個体を希望」とリクエストするなどの工夫をし、両面に貼るラバーの重量も計算に入れた上でセッティングを検討しましょう。
8-2. 飛びすぎる感覚に慣れるまでの期間
純木材のラケットから「丹羽孝希 CHN」に変更した場合、最初のうちは「思ったよりもボールが飛んでしまい、オーバーミスが増える」という現象が起きるかもしれません。DSE設計によって球持ちは良いものの、アラミドカーボンの反発力は確実に存在するため、インパクトの瞬間にスイングが緩んだり、ラケットの角度が合っていなかったりすると、ボールがそのまま弾き出されてしまいます。この感覚に慣れるためには、ボールをこすり上げるのではなく、少しラケットを被せ気味にしてボールの上を捉え、前に押し出すようなスイングを意識することが重要です。約1ヶ月程度じっくりと打ち込みを行えば、このラケット特有の飛びの感覚が完全に自分のものになるはずです。
8-3. 自分のレベルに合わせたラバー選びの重要性
「丹羽孝希 CHN」の性能を引き出すためには、使用者の技術レベルに合ったラバーを選ぶことが絶対条件です。丹羽選手が使っているからといって、自分の実力に見合わない非常に硬くて弾むラバー(例えばV>15 Extraの特厚など)を最初から両面に貼ってしまうと、ボールをコントロールできず卓球のフォーム自体を崩してしまう危険性があります。中級者クラスの選手であれば、まずはラバーの厚さを「厚(2.0mm)」に落としてみたり、スポンジが少し柔らかいラバー(V>15 Stiffやヴェンタスシリーズなど)を合わせることから始めることを強く推奨します。ラケット自体の弾みが十分にあるため、ラバーのスペックを少し落としても威力不足を感じることはほとんどありません。
9. 丹羽孝希CHNのメンテナンスと長持ちさせるコツ
9-1. エッジテープによるブレードの保護
「丹羽孝希 CHN」はブレードの厚さが5.7mmと非常に薄く設計されているため、台にぶつけた際の衝撃に少し弱いという弱点があります。台上でのフリックやチキータなど、台のギリギリのラインでプレーすることが多い中国式ペンユーザーにとっては、ラケットを台に強打してブレードが割れてしまうリスクが常に伴います。この高価なラケットを長く大切に使うためには、必ずラケットの側面にクッション性の高いエッジテープを貼って保護するようにしてください。VICTASから発売されている10mm〜12mm幅のエッジテープを使用すれば、ブレードとラバーの両方をしっかりと保護することができ、見た目もスタイリッシュに仕上がります。
9-2. ラバーの貼り替え時の注意点
特殊素材を搭載したラケットは、木材の表面(上板)が比較的硬く作られていることが多いですが、ラバーを何度も貼り替えているうちに、接着剤と一緒に木材の表面が剥がれてしまう「板剥がれ」という現象が起きることがあります。「丹羽孝希 CHN」の表面も例外ではありません。これを防ぐためには、ラバーを剥がす際に無理に引っ張らず、斜め方向に向かってゆっくりと丁寧に剥がすことが重要です。また、新しいラケットを購入した直後に、市販のラケットコーティング剤をブレードの表面に薄く塗っておくことで、板剥がれのリスクを大幅に軽減することができます。ただし、塗りすぎると接着剤が乗りにくくなるため注意が必要です。
9-3. 保管方法と湿気対策
卓球のラケットは木材を主原料としているため、湿気や極端な温度変化に非常に敏感です。特に「丹羽孝希 CHN」のように緻密な合板構成と特殊素材のバランスで作られているラケットは、湿気を吸うことで重量が重くなったり、弾みや打球感が鈍くなったりする可能性があります。練習や試合が終わった後は、ラバーの表面をクリーナーで綺麗に拭き取り、保護シートを貼った上で、必ず乾燥剤(シリカゲルなど)を入れたラケットケースに収納する習慣をつけましょう。車の中に放置するなどの高温多湿な環境は、ラケットの反りを引き起こす原因にもなるため絶対に避けてください。
10. 丹羽孝希CHNであなたの卓球を進化させよう
10-1. 唯一無二のプレースタイルを手に入れる
「丹羽孝希 CHN」は、単なる弾むカーボンラケットではありません。緻密に計算された「木材5枚+アラミドカーボン2枚+フリースカーボン2枚」というDSE設計が生み出す、圧倒的な反発力と安心感のある球持ちの良さは、他のラケットでは決して味わうことのできない唯一無二の感覚です。前陣でのカウンター、キレのある台上技術、そして連続攻撃のしやすさなど、現代卓球で勝つために必要な要素がすべて高いレベルで詰め込まれています。丹羽孝希選手のような、相手の予測を上回る超攻撃的でファンタスティックなプレーを目指す選手にとって、これ以上頼もしい相棒は存在しません。
10-2. 新たなプレースタイルへの挑戦
現在、自分のプレーに限界を感じている方や、「もっとスピーディーな卓球を展開したい」「前陣でのラリー戦で主導権を握りたい」と強く願っている中国式ペンユーザーにこそ、このラケットを手に取っていただきたいと思います。適切なラバーを選び、少しの期間このラケットの感覚に慣れる努力をすれば、あなたの卓球は確実に次のステージへと進化するはずです。裏面打法を駆使し、台から一歩も下がらずに相手を圧倒するプレースタイルを手に入れましょう。
10-3. さあ、超攻撃卓球の世界へ
価格は決して安くはありませんが、その投資に見合うだけの確かな性能と、卓球をする楽しさ、そして試合で勝つ喜びを提供してくれる最高峰のギアです。用具の進化は、そのままあなた自身の技術の進化に直結します。「丹羽孝希 CHN」をあなたの左手(もちろん右手でも!)に握りしめ、かつてないスピードと威力で相手コートを打ち抜く「超攻撃卓球」の世界へ、あなたも一歩踏み出してみませんか?

