卓球を始めたばかりで、ボールが台に収まらず悩んでいませんか?ミスが続くと自信がなくなり、卓球の楽しさも半減してしまいますよね。そんなあなたを救うのが、圧倒的な安定感を誇るヤサカ「オリジナル(裏ソフト)」です。特に基礎を固めたい初心者や、守備力を上げたいプレイヤーに最適なラバーとして設計されています。本記事では、70年以上愛される歴史的ベストセラーの秘密を徹底解説します。ぜひ参考にして、確実に上達する第一歩を踏み出しましょう。
1. ヤサカ「オリジナル(裏ソフト)」とは?
1-1. 発売から70年以上愛される歴史と実績
株式会社ヤサカ(Yasaka)が誇る「オリジナル(裏ソフト)」は、現代卓球の礎を築いたと言っても過言ではない、非常に長い歴史と伝統を持つ卓球ラバーです。驚くべきことに、その発売からすでに70年以上の歳月が経過しています。卓球の用具は年々進化を遂げており、新しいテクノロジーを搭載したテンション系ラバーや微粘着系ラバーが次々と登場しては消えていく激しい市場競争の中で、これほどまでに長く生産され、そして世界中のプレイヤーから愛され続けているラバーは他に類を見ません。過去の歴史を紐解けば、この「オリジナル(裏ソフト)」を使用して数々の国際大会や全日本選手権などのビッグタイトルを獲得した名選手も多数存在しており、その実績は揺るぎないものです。歴史が証明する確かな品質と信頼性こそが、このラバーが今なお色褪せない最大の魅力の一つと言えるでしょう。
1-2. コントロール系ラバーの王道として
現在、卓球ラバーには「裏ソフト」「表ソフト」「粒高」「アンチ」といった様々な種類が存在しますが、その中でも最もポピュラーなのが裏ソフトラバーです。そして、裏ソフトラバーの中でも性能や反発力によってさらに「テンション系」「粘着系」「高弾性高摩擦系」「コントロール系」などに細かく分類されています。「オリジナル(裏ソフト)」は、その名の通りコントロール系裏ソフトの王道であり、日本の卓球界における元祖とも呼べる存在です。ボールを自分の思い通りの場所に、思い通りのスピードとスピンでコントロールすることに特化して作られており、扱いやすさにおいては他メーカーの追随を許しません。卓球において最も重要なのは「相手のコートに確実にボールを返すこと」ですが、このラバーはその基本中の基本を最も簡単に実現してくれる、まさに**「究極のコントロールラバー」**なのです。
1-3. 圧倒的なコストパフォーマンス(税込2,420円)
卓球用具の価格が年々高騰している現代において、「オリジナル(裏ソフト)」の価格設定は驚異的と言わざるを得ません。最新の高性能テンションラバーであれば、1枚あたり8,000円から10,000円を超えることも珍しくなくなりつつあります。両面に高性能ラバーを貼れば、ラバー代だけで2万円近くの出費になってしまいます。しかし、「オリジナル(裏ソフト)」はメーカー希望小売価格が税込2,420円という非常にリーズナブルな価格に設定されています。これは、これから部活動で卓球を始めようとする中学生や高校生、あるいは趣味として健康のために手軽に卓球を楽しみたい社会人にとって、非常にありがたいポイントです。低価格でありながら、老舗メーカーであるヤサカの高品質な日本製(Made in Japan)ラバーを手に入れることができるという事実は、このラバーの圧倒的な普及率の高さと人気を根底から支える強力な理由の一つとなっています。
2. 「オリジナル(裏ソフト)」の性能と特徴を徹底解剖
2-1. スピード・スピン・コントロールのバランス
ヤサカ公式の性能値によれば、「オリジナル(裏ソフト)」の基本性能は以下の通り設定されています。
・スピード:8+
・スピン:8+
・コントロール:12+
この数値から読み取れる最大の特徴であり強みは、「12+」という極めて突出して高いコントロール性能です。スピードとスピンは「8+」とあえて控えめに抑えられており、ボールがラケットから自分の意志に反して飛び出してしまう「暴発」を未然に防ぎます。反発力が抑えられている分、ボールがラバーの表面シートとスポンジに長く滞在する感覚(いわゆる「球持ちの良さ」)が生まれ、自分のスイングの軌道通りにボールを正確に相手コートの狙ったコースへ運ぶことができます。スピードやスピンの絶対値よりも、ボールを手のひらで操作するような感覚を最優先に設計されていることが、この絶妙な数値バランスから明確に理解できます。
2-2. 比較基準となる「マークV」との違い
ヤサカのラバー性能値の表記は、同社のもう一つの世界的な超ロングセラーラバーである「マークV(ファイブ)」を「10」とした場合の相対的な数値として設定されています。つまり、スピードとスピンにおいてはマークVよりもやや劣る設定となっていますが、コントロール性能においてはマークVをはるかに凌駕しているということです。マークVは「高弾性高摩擦ラバー」の代表格であり、ある程度スイングスピードが速く、自らの力でボールに強い威力を与えられる中級者以上向けのラバーとして位置づけられています。それに対して、「オリジナル(裏ソフト)」はまだ筋力やスイングスピードが未完成な初心者でも、ボールをしっかりとコントロールできるように設計されています。「まずはオリジナルで卓球の基礎を学び、次のステップアップとしてマークVへ移行する」という用具選びの流れは、日本の卓球指導における最も確実な黄金の王道パターンとして定着しています。
2-3. スポンジ硬度と打球感の秘密
「オリジナル(裏ソフト)」のスポンジ硬度は、ヤサカ基準で35〜40°に設定されています。これは現代の卓球ラバー全体を見渡しても、比較的柔らかめの部類に入ります。スポンジが柔らかいことには、プレイヤーにとって非常に大きなメリットがあります。まず第一に、ボールがラケットに当たった瞬間にスポンジが深く食い込むため、打球感が手にしっかりと伝わりやすいという点です。初心者の場合、「自分が今ボールをどう打ったのか」「どこで捉えたのか」というフィードバックを体全体で覚えることが上達への最短ルートとなります。柔らかいスポンジは、インパクトの瞬間の情報を手のひらに正確に伝達してくれます。また、ボールへの食い込みが良いということは、少しスイングの角度がずれたり、打点が遅れたりするようなミスショットをしてしまっても、ラバー自体がボールを優しく包み込んでミスを自動的にカバーしてくれるという寛容性の高さにも繋がっています。
2-4. スポンジの厚さ選び(厚・中・薄・極薄)
「オリジナル(裏ソフト)」には、プレイヤーの戦術や目的に合わせてきめ細かく選べるよう、「厚」「中」「薄」「極薄」という4種類のスポンジの厚さが用意されています。一般的に、スポンジが厚くなるほど反発力が増してスピードとスピンの最大値が向上し、薄くなるほど弾みが抑えられてボールのコントロールが容易になります。 卓球を始めたばかりの初心者が最初に選ぶべきは「中」または「厚」です。適度な弾みがあり、ラリーの楽しさを味わいながら基礎を固めるのに最適な厚さです。 一方で、「薄」や「極薄」は、後陣での守備を重視するカットマンや、相手の強打をブロックでピタッと止めたい前陣攻守型のプレイヤー、あるいは異質ラバーと組み合わせるプレイヤーに強烈に支持されています。ラバーのスポンジが薄い分、ボールの衝撃をラケットの木材部分でダイレクトに吸収できるため、驚異的なストップ性能とブロックの安定性を発揮するのです。
3. 「オリジナル(裏ソフト)」が初心者におすすめの理由
3-1. 基礎技術(フォア打ち・ツッツキ)の習得に最適
卓球というスポーツを始めて、誰もが最初に教わる最も重要な技術が「フォア打ち」と「ツッツキ」です。この2つの基礎技術を正しいフォームで身につけられるかどうかが、その後の卓球人生の成長速度を大きく左右すると言っても過言ではありません。「オリジナル(裏ソフト)」は反発力が適度に抑えられているため、フォア打ちの練習の際に「ボールが飛びすぎて相手のコートをオーバーしてしまう」という初心者が抱きがちな恐怖感を完全に拭い去ってくれます。プレイヤーはボールの飛びや威力を気にすることなく、腰の回転と腕の振りを滑らかに連動させた正しいフォーム作りにのみ集中することができます。ツッツキ(下回転のボールを打ち返す技術)においても同様で、ラバーが勝手に弾んでボールが浮いてしまうことがないため、ボールの下をしっかりとラケットで捉えて、自らの力で回転をかける感覚を養うのにこれ以上ない最適なツールとなります。
3-2. ラリーが続く楽しさを実感できる
卓球の最大の魅力であり醍醐味は、相手とボールを何往復も打ち合う「ラリー」にあります。しかし、初心者がいきなりプロが使うような弾みの強いテンションラバーを使ってしまうと、自分の意図しない飛び方をしてお互いにミスを連発してしまい、ラリーが1往復か2往復で無惨に終わってしまいます。これでは卓球の本当の楽しさや奥深さを味わう前に、「卓球は難しい」と挫折してしまうかもしれません。「オリジナル(裏ソフト)」を使用すれば、ボールの飛距離や方向のコントロールが驚くほど容易になるため、自然とラリーの回数が増えていきます。ラリーが5回、10回、20回と続くようになれば、卓球がどんどん楽しくなり、日々の練習へのモチベーションも劇的に向上します。「卓球というスポーツを好きになるための最初のラバー」として、「オリジナル(裏ソフト)」は最高の役割を果たしてくれます。
3-3. ミスを減らして試合で勝つための第一歩
初心者同士の試合や、地方大会の初級・中級クラスにおいて勝敗を明確に分けるのは、「プロのような強烈なスマッシュやドライブを打てるかどうか」ではありません。「いかに自分のミス(自滅)を減らし、相手のコートにボールを返し続けるか」です。卓球は究極的には、相手のコートに1回でも多くボールを入れた方が勝つスポーツなのです。「オリジナル(裏ソフト)」の「12+」という圧倒的なコントロール性能は、試合中の極度に緊張した場面でも、プレイヤーのイージーミスを極限まで減らしてくれます。レシーブが浮かないように短く確実に返す、相手の強引な攻撃をブロックで確実にはね返すなど、地味ではありますが試合に勝つために最も重要な「鉄壁の守備力と安心感」を提供してくれるのです。「オリジナル(裏ソフト)」を使いこなし、ミスをしないプレースタイルを確立することは、初勝利への一番の近道となります。
3-4. 回転の影響を受けにくいという隠れたメリット
現代卓球は「回転のスポーツ」と呼ばれており、相手の放つ強力なスピンをどう正確に処理するかが最大の課題となります。最新のテンションラバーや粘着ラバーは、自分から強力な回転をかけられるというメリットがある反面、相手の回転の影響も非常に強く受けてしまうという諸刃の剣のような特徴があります。しかし、「オリジナル(裏ソフト)」はスピン性能がマイルドに設定されているため、相手の嫌な回転(複雑なサーブや強烈なループドライブ)の影響を適度に鈍らせてくれるという、試合において非常に有利に働く隠れたメリットがあります。レシーブの際に回転の種類が分からなくて大きく弾いてミスをしてしまうといった事態を大幅に軽減でき、とにかく相手のコートにボールをねじ込むという泥臭くも確実なプレイを可能にしてくれます。
4. 中級者・上級者にとっての「オリジナル(裏ソフト)」活用法
4-1. バック面でのブロック安定化に特化
「オリジナル(裏ソフト)」は決して初心者「だけ」のためのラバーではありません。中級者や一部の上級者プレイヤーにとっても、戦術や組み合わせ次第で非常に強力で厄介な武器となります。特に有効なのが、バック面に「オリジナル(裏ソフト)」を貼って、ブロックやミート打ち(角度打ち)に特化するという実践的な使い方です。フォア面には威力の出る最新のテンションラバーを貼り、攻撃はフォア中心にアグレッシブに行う。そしてバック側に厳しく攻められた時は、「オリジナル(裏ソフト)」の弾まない特性を最大限に活かして、鉄壁のブロックで相手の攻撃を凌ぐというスタイルです。相手の強烈なドライブの威力を完全に殺して、ネット際にポトリと落とすような「いやらしい」ショートブロックは、反発力の低い「オリジナル(裏ソフト)」だからこそ簡単にできる高等戦術です。
4-2. カットマンの守備用ラバーとしての真価
卓球台から大きく離れて、ボールに強烈な下回転をかけながら相手のミスを誘って粘る「カットマン」という戦型にとって、「オリジナル(裏ソフト)」は神ラバーの一つとして古くから熱狂的に愛用されています。特に「薄」や「極薄」といったスポンジの厚さを選ぶことで、相手の強烈なスマッシュや回転量の多いループドライブの威力をしっかりと吸収し、台深くへ低く鋭いカットのボールを安定して送り続けることができます。カットマンにとっては、ラバーが勝手に弾んでボールが台からオーバーしてしまうことは命取りになります。自分のスイングスピードとインパクトの力加減だけで、飛距離と回転量を自在に調整できる「オリジナル(裏ソフト)」は、守備範囲の広さとカットの安定性を極限まで高めてくれる、試合において最も信頼できる相棒となるでしょう。
4-3. 異質ラバー(表ソフト・粒高)との組み合わせ
ペンホルダーの反転式ラケットを使用するプレイヤーや、シェークハンドの片面に「粒高ラバー」や「表ソフトラバー」を貼る「異質攻守型」のプレイヤーにとっても、「オリジナル(裏ソフト)」は非常に優れた選択肢となります。異質ラバーを使用するプレイヤーは、ラリー中にラケットを反転させて裏ソフトで打球することで、球質に変化をつけて相手のタイミングを崩す戦術を多用します。この時、裏ソフト面のラバーが飛びすぎると、異質ラバーとの飛距離のギャップが大きくなりすぎ、自分自身のコントロールの感覚が定まらなくなるリスクがあります。「オリジナル(裏ソフト)」を組み合わせることで、ラケット全体の重量を軽く抑えつつ、どちらの面で打っても安定した弾道と軌道を確保できるという絶妙なバランスを実現でき、ミスを恐れずに反転技術を駆使することができます。
4-4. 指導者が生徒に勧めるラバーとしての価値
中学校や高校の部活動の顧問の先生、あるいは地域の卓球クラブで指導にあたるコーチなど、指導的立場にある人々から最も厚い信頼を寄せられているラバー、それが「オリジナル(裏ソフト)」です。指導者にとって、基礎ができていない初心者の生徒がいきなり高価で弾みすぎるラバーを使ってしまい、ボールを抑え込むためだけの変なフォームの癖をつけてしまうことは最も避けたい事態です。「まずはオリジナルを使って、自分の力だけでボールを飛ばす感覚、正しいスイングで回転をかける感覚を体に覚え込ませなさい」というアドバイスは、日本全国の卓球場で毎日耳にする定番の言葉です。指導者が安心して生徒に勧められる確かな品質と教育的価値の高さが、このラバーを70年以上という途方もない期間にわたるロングセラーへと押し上げている最大の要因です。
5. 「オリジナル(裏ソフト)」に合わせたいおすすめラケット
5-1. コントロールを極める5枚合板ラケット
「オリジナル(裏ソフト)」が持つ素晴らしいコントロール性能を最大限に引き出すためには、ラバーを貼り合わせる「ラケット」選びも非常に重要になります。初心者から中級者まで、最もおすすめな組み合わせは、球持ちが良く、打球感が手にダイレクトに伝わりやすい「5枚合板の木材ラケット」です。適度なしなりを持った5枚合板ラケットと、柔らかいスポンジを採用した「オリジナル(裏ソフト)」の組み合わせは、ボールを一瞬ラケット全体でしっかりと掴み込み、そこから狙った場所へ丁寧に運ぶという感覚を極限まで高めてくれます。卓球の基礎を正しく学ぶ上で、この組み合わせは絶対的な基本であり王道と言えます。
5-2. 少し威力を足したい場合の7枚合板ラケット
「オリジナル(裏ソフト)」の抜群のコントロール性能は非常に気に入っているけれど、試合に出るようになり、もう少しだけスピードや決定力が欲しいというステップアップの段階に入ったプレイヤーには、「7枚合板の木材ラケット」との組み合わせをおすすめします。7枚合板のラケットは、5枚合板よりも木材の層が多く厚みがあるため、ラケット全体の剛性が高く、反発力に優れています。ラバー自体があまり弾まない分、ラケット本体の強い弾みでスピードを補うというアプローチです。この組み合わせにより、ツッツキやブロックといった守備の安定感をしっかりと保ちつつ、チャンスボールに対するスマッシュやドライブの決定力を一段階底上げすることが可能になります。
5-3. 特殊素材ラケットとの相性は?
カーボンやアリレート、ザイロンなどの特殊素材が木材の間に組み込まれたラケットは、非常に高い反発力と広いスイートスポットを持ちます。一般的に初心者には飛びすぎるため推奨されませんが、中級者以上のプレイヤーで「どうしても特殊素材特有の硬い打球感が好きだ」「フォア面には特殊素材の威力が絶対に必要だ」というプレイヤーが、「オリジナル(裏ソフト)」をバック面に合わせるケースは少なくありません。特殊素材ラケットの「飛びすぎる」というデメリットを、オリジナル(裏ソフト)の「低反発力」で中和させるという非常に高度で理にかなったセッティングです。特に前陣に張り付いて、相手の威力を利用してピッチの早いカウンターを狙うようなプレースタイルにおいて、このアンバランスとも言える組み合わせが、相手の予測を超えるいやらしいボールの軌道を生み出すことがあります。
6. 長く使うためのメンテナンス方法
6-1. 練習後のクリーナーでの拭き取り
「オリジナル(裏ソフト)」の持つ本来の性能を長く維持し、最高のパフォーマンスを発揮し続けるためには、日々の練習後のこまめなメンテナンスが絶対に欠かせません。卓球のボールには目に見えないホコリや皮脂、体育館の床のワックス成分などが付着しており、それが打球するたびにラバーの表面に蓄積していくと、ラバーの命であるスピン性能とコントロール性能が著しく低下してしまいます。練習が終わった後は、必ずヤサカの卓球ラバー専用の泡状または液状クリーナーを使用して、表面の汚れを優しく拭き取りましょう。専用の柔らかいクリーニングスポンジを使って、ラバーのデリケートな表面を傷つけないように、一定方向に優しく汚れを落とすことが大切です。
6-2. 保護フィルムによる劣化防止
クリーナーで汚れをしっかりと落とし、表面の水分が完全に乾いた後は、必ずラバー保護用の専用フィルム(粘着シートや吸着シート)を空気が入らないように貼り付けて保管してください。裏ソフトラバーの表面は非常に繊細で、そのままの状態で空気に触れ続けることで徐々に酸化し、ゴムの柔軟性が失われて劣化していきます。また、ラケットケースの中で他の用具やゴミと擦れて傷がつくことも防ぐことができます。わずか数百円で購入できる保護フィルムを、毎回の練習後にきちんと貼るか貼らないかで、ラバーの寿命は数ヶ月単位で大きく変わってきます。「オリジナル(裏ソフト)」の安定した摩擦力とグリップ力を長持ちさせるためにも、保護フィルムはクリーナーとセットで揃えるべき必須アイテムです。
6-3. ラバーの貼り替え時期・寿命の目安
どんなに丁寧にお手入れをして大切に扱っていても、卓球ラバーはゴムでできた消耗品であり、いずれは寿命を迎えます。「オリジナル(裏ソフト)」の貼り替え時期の目安としては、プレイヤーの練習頻度や練習時間にもよりますが、おおよそ3ヶ月から半年程度と考えましょう。ラバー表面の美しいツヤがなくなり白っぽく変色してきた、ボールをこすった時に引っかからずに滑る感覚がある、スポンジの弾力がなくなりカチカチに硬くなってきた、といった症状が現れたら、それはラバーの性能が著しく落ちている確実な証拠です。2,420円という非常にリーズナブルでお求めやすい価格設定ですので、劣化したラバーを無理して使い続けてフォームを崩してしまうよりも、定期的に新しい「オリジナル(裏ソフト)」に貼り替えることで、常にベストな感覚で質の高い練習に臨むことができます。
7. オリジナル(裏ソフト)を使う際の注意点
7-1. スピード重視の攻撃には向かない
「オリジナル(裏ソフト)」は究極のコントロール性能を持つ素晴らしいラバーですが、万能というわけではありません。最大の弱点は、スピードと絶対的な破壊力に欠ける点です。ボールを自分の力でコントロールすることに特化しているため、相手を一撃で抜き去るような超スピードのスマッシュや、一発で決まるような弾丸ドライブを打つことには向いていません。あくまでコースを突いたり、相手のミスを誘ったりする堅実なプレースタイルに適しています。一撃必殺のスピード攻撃を主体としたいプレイヤーは、早めにテンション系ラバーへの移行を検討する必要があります。
7-2. 後陣からのラリーには限界がある
現代卓球では、台から大きく下がってダイナミックな引き合いのラリーを行う場面がよく見られます。しかし「オリジナル(裏ソフト)」は反発力が抑えられているため、台から遠く離れた後陣からボールを相手のコートの深くへ飛ばすには、相当な筋力とスイングスピードが要求されます。基本的には、卓球台の近く(前陣〜中陣)に位置取り、コンパクトなスイングでボールをコントロールするプレースタイルで最大の力を発揮するラバーであることを理解しておきましょう。
7-3. ステップアップのタイミングを見極める
初心者の心強い味方である「オリジナル(裏ソフト)」ですが、基礎技術がしっかりと身につき、自分のスイングでボールに十分な強い力を伝えられるようになった時は、卒業のタイミングかもしれません。「もっと強い回転をかけたい」「もっとスピードのあるボールを打ちたい」という欲求が湧いてきたら、同メーカーの「マークV」や、初心者向けテンションラバーである「ライガン」などへのステップアップをおすすめします。「オリジナル(裏ソフト)」で培った正しいフォームとコントロール感覚があれば、次のラバーへもスムーズに移行することができるはずです。
8. Q&A:オリジナル(裏ソフト)に関するよくある質問
8-1. 初心者は両面にオリジナルを貼るべきですか?
はい、これから卓球を本格的に始める初心者の方には、フォア面とバック面の両方に「オリジナル(裏ソフト)」を貼ることを強く推奨します。両面を同じラバーにすることで、フォアハンドとバックハンドで打球感が変わることなく、均等に正しいスイングの基礎を身につけることができます。スポンジの厚さは両面とも「中」を選ぶのが最も無難で確実な選択です。
8-2. 中学生の部活スタートに最適ですか?
最適です。中学生から卓球部に入部してラケットを握る生徒にとって、最初の数ヶ月間の基礎練習は最も重要です。「オリジナル(裏ソフト)」は、部活動で最初に徹底的に叩き込まれる「ラリーを続けること」や「ミスをしないこと」を最速で習得させてくれます。また、部活生にとってお小遣いで買い替えやすい2,420円という価格も、大きなメリットとなります。
8-3. どのようなプレースタイルの人に向いていますか?
大きく分けて2つのタイプの方に向いています。1つ目は、これから卓球のすべての基礎を学ぼうとしている「初心者」。そして2つ目は、とにかく相手の攻撃をブロックで凌いだり、カットで粘ったりして、自分のミスを極限まで減らしたい「守備重視のプレイヤー(前陣攻守型・カットマン)」です。スピードよりも安定感、威力よりも正確性を求めるすべてのプレイヤーにとって、最高の相棒となります。
9. 迷ったらまずは「オリジナル(裏ソフト)」を選ぼう
9-1. 卓球の基本を教えてくれる「先生」のようなラバー
ヤサカの誇る歴史的ベストセラー「オリジナル(裏ソフト)」について、その70年以上にわたる歴史から、圧倒的なコントロール性能の秘密、そして具体的な活用法やメンテナンス方法まで、非常に詳しく徹底的に解説してきました。最新のテクノロジーを駆使した派手で高価なテンションラバーが次々と登場する現代の卓球シーンにおいて、あえてこのクラシックで落ち着いたラバーを選ぶ理由は、「卓球というスポーツの真髄である『コントロール』の重要性を、プレイヤーに真っ直ぐに教えてくれるから」に他なりません。ボールをしっかりとラケットで掴み、自分の力で回転をかけ、狙った場所へ正確に届ける。この基礎技術の習得において、「オリジナル(裏ソフト)」はまるで厳しくも優しい優秀な先生のように、プレイヤーを確実に正しい方向へと導いてくれます。
9-2. 今すぐ手に入れて、ワンランク上の安定感を手に入れよう
これから卓球を始めようとしている方、あるいは最近ミスばかりが増えてしまい自分のプレーに悩んでいるという方は、ぜひ一度、原点に立ち返ってこのヤサカ「オリジナル(裏ソフト)」を試してみてください。圧倒的な安定感と、ボールを思い通りに操るという卓球本来の喜びが、あなたの卓球ライフをより一層楽しく、そして実りあるものにしてくれるはずです。税込2,420円という非常にお求めやすい低価格で、70年以上もの間世界中で愛され続ける「本物の品質」をその手で体感することができます。さあ、あなたのラケットに「オリジナル(裏ソフト)」を貼り、ミスを恐れることなく思い切りラケットを振って、勝利と上達への確かな第一歩を力強く踏み出しましょう。

