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トレイバーCOALL/Sレビュー!ラケットに合うラバーも解説!

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トレイバーCOALL/S

「カーボンラケットに挑戦したいけど、飛びすぎてコントロールできるか不安…」とお悩みではありませんか?弾みを求めて特殊素材に変えた結果、ミスが増えてしまっては本末転倒です。そんな初中級者のステップアップに最適なのが、androの「トレイバーCO ALL/S」です。アウターカーボンでありながら、薄めの板厚により木材のような「しなり」と確かなコントロール性能を実現。本記事では、このラケットの性能や魅力、さらに相性抜群のラバーまで徹底解説します。自分に合った用具を見つけて、ワンランク上のプレーを手に入れましょう!

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目次

1. トレイバーCO ALL/Sとは?androが誇る新感覚カーボンラケット

1-1. トレイバーシリーズの中での位置づけ

ドイツの世界的卓球メーカーであるandro(アンドロ)は、これまで数々の名作ラケットを世に送り出してきました。その中でも特殊素材(カーボンなど)を搭載したハイパフォーマンスモデルとして人気を集めているのが「トレイバー(TREIBER)」シリーズです。多くのカーボンラケットは上級者の圧倒的なスイングスピードを前提とした「OFF(オフェンシブ)」以上のスピードクラスに設定されています。しかし、この「トレイバーCO ALL/S」は、シリーズの中であえて「ALL/S(オールラウンド・スピード)」というコントロールを重視した位置づけになっています。これは「カーボンラケットの反発力を得ながらも、木材のような扱いやすさを残す」という明確なコンセプトのもと、初中級者向けに緻密に設計された新感覚のエントリー向けカーボンラケットなのです。

1-2. トレイバーCO ALL/Sの基本スペックと価格

まずは公式の基本スペックを文章で詳しく紐解いていきましょう。ブレードの合板構成は、中心から数えて木材5枚にカーボン2枚を外側に配置した「アウターカーボン」仕様となっています。ブレードサイズは縦157mm×横150mmという卓球界において最も標準的で扱いやすい形状を採用しています。注目すべきはブレードの板厚で、5.6mmという非常に薄い設計になっています。平均重量の目安は約86gと、重すぎず軽すぎない絶妙な重量バランスを保っており、筋力が未発達なジュニア選手や女性でも無理なく振り抜くことが可能です。価格は税込12,100円(本体価格11,000円)に設定されており、近年高騰化が進む特殊素材ラケットの中では、非常にリーズナブルで手に取りやすいコストパフォーマンスの高さも大きな魅力となっています。

1-3. アウターカーボンなのに「ALL/S」である理由

卓球用具の知識がある方なら、「アウターカーボン(外側に特殊素材を配置した構造)なのに、なぜスピードクラスが控えめなALL/Sなのか?」と疑問に思うかもしれません。通常、アウターカーボンはボールの球離れが非常に早く、スピードが出る代わりにコントロールが難しい「暴れ馬」になりがちです。しかし、トレイバーCO ALL/Sは、ブレードの板厚を5.6mmまで削り落とすことで、インパクトの瞬間にラケット全体がムチのように「しなる」構造を生み出しました。外側にあるカーボンの力でボールを弾き出しつつも、極薄の板がしなることによってボールを一瞬だけラケットに留める「球持ち」の時間が生まれます。この相反する要素を奇跡的なバランスで融合させた結果、アウターカーボンでありながらALL/Sという驚異的なコントロール性能を実現しているのです。

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2. トレイバーCO ALL/Sの3つの大きな特徴と魅力

2-1. 薄めの板厚(5.6mm)が生み出す絶妙な「しなり」

卓球のラケットにおいて、数ミリ、あるいはコンマ数ミリの板厚の違いは、打球感やプレー全体の質に多大な影響を与えます。一般的なアウターカーボンラケットの板厚は5.8mmから6.0mm以上あることが多く、板が厚いほどしなりがなくなり、ボールを弾き飛ばす力が強くなります。トレイバーCO ALL/Sの5.6mmという薄い板厚は、木材5枚合板ラケットと同等レベルの深くて柔らかなしなりを生み出します。このしなりがあるおかげで、ボールがラバーに深く食い込み、自らの力でしっかりと回転をかける感覚を養うことができます。特に、ドライブを打つ際の下から上へのスイングにおいて、ボールがラケットの上を転がるような心地よいフィーリングを得ることができるでしょう。

2-2. アウターカーボン特有の「弾み」と「スイートスポットの広さ」

もちろん、ただ柔らかくてしなるだけのラケットではありません。アウターにカーボンが配置されていることによる最大のメリットは、「スイートスポット(最適打球点)の圧倒的な広さ」と「パワーの底上げ」です。木材のみで作られたラケットは、ラケットの中心から外れた場所(エッジ寄りなど)でボールを打つと、極端にボールの威力が落ちたり、ボトッとネットに落ちてしまったりします。しかし、カーボンという硬くて均一な反発力を持つ素材が組み込まれていることで、打点が多少ブレてもラケットが勝手にボールをある程度飛ばしてくれます。これにより、試合中の苦しい体勢から打ったボールや、咄嗟に出したブロックがネットを越えてくれる確率が飛躍的に高まります。

2-3. 初中級者でも扱いやすい抜群のコントロール性能

卓球において最も重要なのは、「いかに威力のあるボールを打つか」ではなく、「いかに自分の狙ったコースへ確実にボールを収めるか」というコントロール性能です。多くの初中級者がカーボンラケットへの移行で挫折する理由は、少しでもスイングの角度を間違えるとボールが大きく台からオーバーしてしまうからです。しかし、トレイバーCO ALL/Sは、「強打した時にはカーボンの力で鋭く弾み、ツッツキやストップなどの台上技術では木材のようにピタッと止まる」という魔法のようなバランスを持っています。自分でコントロールできる範囲内で最大のスピードを引き出してくれるため、ミスを恐れずに思い切りラケットを振っていく自信を与えてくれる一本です。

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3. ほかの特殊素材ラケットとの違い

3-1. インナーカーボンとの比較

近年、プロからアマチュアまで幅広い層に人気を集めているのが「インナーカーボン」と呼ばれる構造です。これは木材の奥深く、中心の芯材のすぐ隣にカーボンを配置したもので、「普段は木材の感覚で、強く叩いた時だけカーボンの威力が出る」という特徴があります。これに対し、トレイバーCO ALL/Sのようなアウターカーボンは、表面の板のすぐ下にカーボンがあります。インナーカーボンよりも早い段階でボールがカーボンに到達するため、少ない力や遅いスイングスピードでも簡単にスピードのあるボールを弾き出すことができます。まだ筋力が十分に備わっていないジュニア選手や、スイングが完全に固まりきっていない初中級者にとっては、実はインナーカーボンよりもトレイバーCO ALL/Sの方が「楽に威力が出せる」と感じるケースが多いのです。

3-2. 上級者向けアウターカーボン(OFFクラス)との比較

同じandroのトレイバーシリーズに存在する「トレイバーCO OFF/S」や、各メーカーから発売されている上級者向けのアウターカーボンラケットと比較してみましょう。上級者向けのモデルは、とにかくボールを遠くへ、早く飛ばすことに特化しており、プロ選手の強靭な筋力とスイングスピードが合わさって初めて真価を発揮します。初中級者がこれらを使うと、ボールがラケットに食い込む前に飛んで行ってしまうため、回転のかかっていない棒玉になりやすく、コントロール不能に陥ります。トレイバーCO ALL/Sは、絶対的な最高スピードの限界値をあえて下げることで、その分をすべて「球持ち」と「弧線の作りやすさ」に全振りしています。威力を追求しすぎて自滅するのを防ぎ、ラリー戦での安定感で勝ち上がるための設計思想と言えます。

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3-3. 木材5枚合板からの移行に最適な理由

卓球を始めた初心者は、ボールをコントロールする感覚を身につけるために「木材5枚合板」のラケットからスタートするのが一般的です。そして卓球歴が1〜2年になり、よりスピードや威力を求めてカーボンラケットへのステップアップを考えたとき、最も大きな壁となるのが「打球感の硬さによる違和感」です。トレイバーCO ALL/Sは、これまで木材5枚合板で培ってきた「ボールを掴む感覚」や「弧線を描いて台に入れる感覚」を一切損なうことなく、そのままのフォームでボールのスピードだけを一段階引き上げてくれます。打球感のギャップが極めて少ないため、フォームを崩すことなくスムーズに特殊素材ラケットへと移行できる、まさに架け橋のような存在なのです。

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4. グリップごとの特徴と選び方(ST・FL・コンパクトFL)

4-1. ST(ストレート)の特徴とおすすめのプレースタイル

ST(ストレート)グリップのサイズは「長さ100mm×厚さ28mm×幅28mm」に設計されています。グリップの根元から先端まで太さが均一な真っ直ぐな形状をしており、試合の状況に応じて手のひらの中でグリップを細かく回したり、握り方を自由に変えやすいのが最大の特徴です。フォアハンドとバックハンドの切り替えをスムーズに行いたい選手や、チキータ、流し打ち、ストップといった繊細な台上技術を多用するテクニシャンに強くおすすめします。また、バック面に表ソフトや粒高を貼り、試合中にラケットを反転させてプレーする(ツッツキやブロックで相手を翻弄する)異質攻守型の選手にとっても、STグリップは非常に扱いやすい形状です。

4-2. FL(フレア)の特徴とおすすめのプレースタイル

FL(フレア)グリップのサイズは「長さ100mm×最大幅33mm(または34mm)×厚さ26mm」です。グリップの裾(先端部)に向かって徐々に広がっている形状をしており、軽く握るだけで手のひらと指にピタッとフィットし、フルスイングしてもラケットがすっぽ抜けにくいのが特徴です。ラケットをガッチリと握り込まずにリラックスして構え、遠心力を最大限に利用してドライブの威力を引き出したい、中陣からの両ハンドドライブ主体のアグレッシブな選手に最適です。特にこだわりがない場合や、どのグリップにするか迷った場合は、卓球界で最もスタンダードで人気のあるこのFLグリップを選べば間違いありません。

4-3. 手が小さい選手やジュニアに嬉しい「コンパクトFL」

トレイバーCO ALL/Sのラインナップにおいて、非常に価値のある選択肢が「コンパクトFL」の存在です。サイズは「長さ95.5mm×幅30mm×厚さ24.5mm」となっており、通常のFLグリップよりも全体的に細く、そして短く設計されています。手が小さくて通常のグリップでは太すぎると感じる女性プレーヤーや、これから卓球を本格的に始める小学生などのジュニア選手にとっては救世主のようなグリップです。自分の手のサイズに合わない太いグリップを無理に握っていると、手首が固定されてしまいスイングの柔軟性が失われます。コンパクトFLを選ぶことで、正しいフォームと手首の柔らかな使い方を早期に身につけることができるでしょう。

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5. トレイバーCO ALL/Sにおすすめのラバー組み合わせ

5-1. コントロール重視の初級者向け:GTT 45 / GTT 40

カーボンラケットに初めて挑戦する方や、まずは安定してラリーを何本も続けることを目標とする初級者には、androのコントロール系テンションラバー「GTT」シリーズの組み合わせがベストです。しなりのあるトレイバーCO ALL/Sに、スポンジ硬度45度の柔らかめな「GTT 45」や、さらにソフトで食い込みの良い硬度40度の「GTT 40」を合わせることで、まるでボールを手で掴んで投げているかのような圧倒的なコントロール性能を発揮します。打球音も非常に高く鳴り響き、正しいフォームでボールを捉えた時のフィードバックが分かりやすいため、基礎技術の習得とカーボンへの適応を同時に叶える最高のステップアップセットとなります。

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5-2. バランスと回転重視の中級者向け:ヘキサーグリップ / ヘキサーパワーグリップ

ある程度スイングの形が固まり、自分自身のスイングでしっかりとボールに強い回転(スピン)をかけられるようになってきた中級者には、スピン系テンションラバーである「ヘキサー」シリーズとのマッチングがおすすめです。「ヘキサーグリップ」は回転力とコントロールのバランスが絶妙で、トレイバーCO ALL/Sの球持ちの良さを最大限に引き出し、ネットすれすれを飛ぶ安定したループドライブを可能にします。もしラリー戦でもう少しスピードとボールの重さが欲しいと感じる場合は、スポンジが少し硬めの「ヘキサーパワーグリップ」を選択することで、回転量と破壊力の両方を兼ね備えた質の高いボールが打てるようになります。

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5-3. 威力を求めるステップアップ向け:ラザンターR42 / ラザンターR47

さらに上のレベルを目指し、県大会の上位進出や、相手のブロックを弾き飛ばすような圧倒的な威力を求めるなら、androのフラッグシップ(最上位)モデルである「ラザンター」シリーズを合わせてみましょう。ラケット自体がスピードを抑えめにしているため、反発力の高いハイエンドラバーを貼っても暴発しにくいのがトレイバーCO ALL/Sの強みです。バック面には安定感とスピードのバランスが良い「ラザンターR42」を、フォア面には威力重視で回転量の多い「ラザンターR47」を貼る組み合わせが王道です。最新のエネルギーセルスポンジの反発力と、ラケットのしなりが見事に調和し、プロ顔負けの鋭いパワードライブが台の深くへ突き刺さるようになります。

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5-4. 異質ラバー(表ソフト・粒高)との相性

トレイバーCO ALL/Sは、裏ソフトラバーだけでなく、実は表ソフトや粒高ラバーなどの「異質ラバー」とも非常に相性が良いという隠れた特性を持っています。アウターカーボン特有の弾きの良さと球離れの均一性があるため、表ソフトラバー(ブローフィッシュなど)を貼った際のミート打ちやスマッシュが非常に直線的で鋭く決まります。また、板が薄いことで相手の強打の衝撃を吸収しやすく、粒高ラバー(カオスなど)での変化ブロックやプッシュの際も、長短のコントロールが非常につけやすいというメリットがあります。バック面に表ソフトを貼る速攻型の選手や、粒高攻守型の選手にもぜひ試していただきたい万能なラケットです。

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6. トレイバーCO ALL/Sが向いているプレースタイル

6-1. 前陣でのブロック&カウンター主体

このラケットの特性が最も活きるプレースタイルの一つが、卓球台から一歩も下がらずに前陣に張り付き、相手のボールを利用して戦うブロック&カウンター主体の戦型です。カーボンの恩恵によりスイートスポットが広いため、相手のドライブに対して当てるだけのブロックでも、ラケットの面さえ合っていればボールがブレずに安定して相手コートへ返ってくれます。さらに、相手の威力を利用して打ち返す前陣カウンターにおいては、薄い板のしなりがボールを一瞬捉えて方向を微調整してくれるため、コースを正確に狙い打つハイレベルなプレーが驚くほど簡単に実行できます。

6-2. ループドライブからの安定した連続攻撃

威力よりも回転量とコース取りで勝負する、ラリー指向のプレーヤーにもトレイバーCO ALL/Sは力強い武器となります。特に、ツッツキなどの下回転のボールを持ち上げる「ループドライブ」において、このラケットの圧倒的な球持ちの良さが真価を発揮します。ボールがラバーと板に深く食い込む感覚が手のひらにダイレクトに伝わるため、重い下回転でもネットミスを恐れずにしっかりと擦り上げることができます。一発で抜き去る派手なパワードライブよりも、確実に入れたループドライブから展開を作り、両ハンドの連続攻撃でじわじわと相手を追い詰める堅実なスタイルに最適です。

6-3. ミート打ちやスマッシュを多用する戦型

ドライブ(回転をかける技術)だけでなく、ボールの後ろをフラットに叩く弾く技術(ミート打ちやスマッシュ)を多用する選手にも、このラケットの恩恵は計り知れません。アウターに配置されたカーボンがボールを直線的に弾き出してくれるため、木材ラケットでは出し得ないような、初速の速い突き刺さるようなスマッシュを打つことが可能です。特に、前陣でピッチの早いラリーを展開し、チャンスがあればフォアのスマッシュやバックのミート打ちで一気に勝負を決める女子選手や、フラット系技術を多用するシニアプレーヤーのラリー力と決定力を劇的に向上させてくれます。

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7. トレイバーCO ALL/Sをおすすめしたい選手・おすすめしない選手

7-1. こんな選手にぴったり!

トレイバーCO ALL/Sは、以下のような悩みや目標を持つ選手に自信を持っておすすめできます。

  • 木材5枚合板から初めて特殊素材(カーボン)ラケットに移行したいと考えている初中級者
  • 過去にカーボンラケットを使ってみたが、「飛びすぎて台に入らない」と挫折し、再び木材に戻してしまった経験がある方
  • 自分のスイングの力だけでなく、ラケットの反発力を適度に借りて、より楽にスピードボールを飛ばしたい方
  • 一発の破壊力よりも、前〜中陣でのラリーの安定感やブロックの堅さを最優先に考えたい方
  • 手が小さく、自分にピッタリ合うグリップサイズ(コンパクトFL)を探しているジュニア選手や女性プレーヤー

7-2. こんな選手には別のラケットが良いかも?

一方で、以下のようなプレースタイルや目標を持つ選手には、トレイバーCO ALL/Sの性能が少し物足りなく感じる可能性があります。

  • すでにインナーカーボンや硬いアウターカーボンを完全に使いこなしており、さらなる一発の威力を求めているパワー系の上級者
  • 卓球台から大きく下がって、後陣での引き合い(ドライブの打ち合い)をメインとするダイナミックな選手
  • 球持ちの良さよりも、とにかくボールの弾離れの早さと直線的なスピード、打球感の硬さだけをひたすらに追求する速攻型の選手

こういったパワーやスピードの限界値を重視する上級者は、同じトレイバーシリーズでもより弾みの強い「トレイバーCO OFF/S」や、ハイエンドモデルの「シンテリアック」シリーズなどを検討することをおすすめします。

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8. カーボンラケット移行時の注意点と練習法

8-1. 打球感の違いに慣れるための基礎打ち

これまで木材ラケットを使っていた選手がトレイバーCO ALL/Sに変更した直後は、アウターカーボン特有の弾き感や、カンカンという高い打球音に少し戸惑うかもしれません。まずはフォア打ちやバックのショートなど、ボールをフラットに当てる基礎打ちの時間を普段よりも長めに取ってください。木材よりもボールが早くラケットから離れて飛んでいく感覚に、耳と手のひらの感覚をアジャストさせることが第一歩です。力いっぱいラケットを振らなくても、ラケットが勝手にボールを飛ばしてくれるという感覚を頭と体でじっくりと理解しましょう。

8-2. オーバーミスを防ぐためのスイングの調整

特殊素材ラケットに変えると、どうしても最初はボールが飛びすぎてしまい、台の奥にオーバーミスする確率が高くなります。この時、絶対にやってはいけないのが「ミスを怖がってボールを当てに入れるだけのスイング(スイングスピードを緩めること)」です。スイングを緩めると回転がかからず、余計にミスが増えてしまいます。オーバーを防ぐには、スイングの力は抜かずに「ラケットの角度を木材の時よりも少し被せる(前傾させる)」ことと、「前方向ではなく斜め上方向に向かってスイングし、ボールに強い前進回転(トップスピン)をかける」ことを意識してください。トレイバーCO ALL/Sはしなるラケットなので、しっかり振り抜いた方が急激な弧線を描いて台に安全に収まってくれます。

8-3. ツッツキやストップなど台上技術の感覚磨き

弾みやすいカーボンラケットに移行した際、最も難易度が上がると言われるのが、短く繊細にコントロールしなければならない台上の技術です。ツッツキやストップがポコンと高く浮いてしまい、相手にチャンスボールを与えてしまうケースが多発します。これを防ぐためには、ボールを無理に「切る(強い回転をかける)」動作を一旦やめて、ラケットの角度を一定に保ち、向かってくるボールの勢いを吸収するように優しくタッチする練習を取り入れてください。トレイバーCO ALL/Sは特殊素材の中では弾みが抑えられているため、この台上技術の感覚調整が比較的早く、スムーズにできるのが他にはない大きな強みです。

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9. ラケットを長持ちさせるメンテナンス方法

9-1. ラバー貼り替え時の注意点

カーボンが一番外側の板のすぐ下に配置されているアウターカーボンラケットは、ラバーの貼り替え時に特有の注意が必要です。古くなったラバーを勢いよく力任せに引っ張って剥がそうとすると、表面の薄い木材の層がラバーの接着剤と一緒にベリッと剥がれてしまう「板剥がれ」を起こすリスクがあります。これを防ぐために、新品のラケットを購入した直後(ラバーを一番最初に貼る前)に、卓球用のラケットコーティング剤を表面に薄く塗って保護しておくことを強くおすすめします。また、ラバーを剥がす際は、ラケットに対して斜め方向に向かって、ゆっくりと慎重に少しずつ剥がしていくように心がけましょう。

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9-2. 湿気対策と保管方法

卓球のラケットはデリケートな天然の木材で作られているため、湿気に対して非常に敏感です。湿気を吸い込んでしまうとラケット全体が重くなり、爽快な弾みや打球音が失われてしまいます。特に日本の梅雨時や夏の時期は注意が必要です。練習が終わった後は、ラケットのグリップについた汗を乾いたタオルで軽く拭き取り、ラバーには専用の保護シートを空気が入らないようにしっかりと貼って乾燥や酸化を防ぎます。そして、ラケットケースの中には必ず卓球用の乾燥剤(シリカゲルなど)を入れて保管する習慣をつけましょう。また、真夏の車の中など、高温多湿になる場所にラケットバッグを長時間放置するのは、ラケットの反りや変形の致命的な原因になるため絶対に避けてください。

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10. トレイバーCO ALL/Sでワンランク上の卓球を!

androの「トレイバーCO ALL/S」は、「特殊素材のラケット=飛びすぎてコントロールが難しく、上級者にしか扱えない」というこれまでの卓球界の常識を心地よく覆す、画期的なコンセプトを持ったカーボンラケットです。5.6mmという極薄の板厚が生み出す木材のようなしなやかさと、アウターカーボンの安定した反発力が奇跡的なバランスで融合しており、これからさらにレベルアップを目指す初中級者のステップアップを強力にサポートしてくれます。

木材ラケットからの移行に不安や悩みを抱えている方、ラリーの安定感を絶対に落とさずにスピードアップを図りたい方は、ぜひこのトレイバーCO ALL/Sを手に取ってみてください。本記事でご紹介した「GTT」や「ヘキサー」、「ラザンター」など、自分のレベルや目的に合ったラバーと組み合わせることで、あなたのプレースタイルはさらに一段階進化し、試合での勝率も確実にアップするはずです。トレイバーCO ALL/Sと一緒に、より攻撃的で、より安定したワンランク上の卓球を体感しましょう!

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