裏面打法に挑戦したいけれど、両面にラバーを貼るとラケットが重くなり、スイングが遅れたり手首を痛めたりと悩んでいませんか?重い用具は技術の向上を妨げ、怪我の原因にもなります。このままでは理想のプレーに到達できません。そこでおすすめなのが、VICTASの「アルスノーバCHN」です。特殊な燻製加工により、高い反発力を保ちながら約75gという驚異の軽量化を実現。重さを気にせず裏面打法を振りたい中ペンユーザーに最適な一本です。本記事では、このラケットの特徴や性能、さらに相性抜群のラバーまで詳しく解説します。あなたのプレーを劇的に変える救世主となるラケットを、ぜひ最後までチェックしてください!
1. アルスノーバCHNとは?基本情報と概要
1-1. VICTASブランドにおけるアルスノーバの位置づけ
VICTAS(ヴィクタス)は、日本発の卓球メーカーとして、洗練されたスタイリッシュなデザインと最先端の革新的なテクノロジーで、多くのプロ選手から一般愛好家まで幅広い支持を集めているブランドです。その豊富なラインナップの中でも、「アルスノーバ」シリーズは、「究極の軽量化」と「攻撃的な反発力」のバランスという非常に難易度の高いテーマに焦点を当てて開発された傑作ラケットです。現代の卓球界ではプラスチックボールの導入に伴い、威力と回転を補うために用具全体の重量化が顕著に進んでいますが、アルスノーバCHNはあえて「軽量化」という独自のベクトルに特化することで、用具の重さに悩む多くの中国式ペンホルダープレーヤーを救う救世主として確固たる立ち位置を築いています。
1-2. スペック詳細(板厚・素材・ブレードサイズ)
アルスノーバCHNの具体的な基本スペックについて詳細に解説していきます。まず、ブレードの用途は「攻撃用中国式ペンホルダーラケット」であり、VICTASの基準におけるスピードステータスは「OFF(オフェンシブ)」に分類されています。素材構成は純木材のみを使用した5枚合板を採用しています。特筆すべきはブレードの厚さで、6.8mmと5枚合板の中では比較的厚めの設計となっています。また、ブレードのサイズは縦159mm、横150mmで、中国式ペンホルダーとしては扱いやすい標準的なオーソドックスなサイズ感に仕上がっています。グリップ部分のサイズは長さ82mm、厚さ22mmとなっており、手にしっくりと馴染み、指の引っ掛かりが良いため、繊細なラケットワークを可能にする設計が施されています。
1-3. 驚異の軽量化!平均重量75gの秘密
アルスノーバCHNを語る上で絶対に外せない最大のアイデンティティは、なんといっても平均重量75g±という他を圧倒する脅威の軽さにあります。市場に流通している一般的な中国式ペンホルダーラケットの重量が概ね85g〜90g前後であることを考慮すると、10g〜15g近くも軽い計算になります。たかが10gの差と思われるかもしれませんが、手首の可動域を限界まで駆使するペンホルダーの選手にとって、ラケットの末端の10gの差は、スイングスピードの向上や手首への蓄積ダメージの軽減において劇的な違いをもたらします。この極限まで削ぎ落とされた軽さこそが、裏面打法に挑戦するすべての選手たちにとって最大の武器となり、プレーの幅を無限に広げてくれるのです。
1-4. 燻製加工(スモークテクノロジー)による弾みの向上
通常、卓球のラケットにおいて重量を軽くすると、中身がスカスカな頼りない打球感になり、ボールを飛ばす反発力が極端に落ちてしまうというジレンマが存在します。しかし、VICTASはこのアルスノーバCHNにおいて「木材の燻製加工(スモークテクノロジー)」という特殊で画期的な製造工程を用いることで、この重量と反発力のトレードオフを見事に解決しています。木材を高温で燻製にして水分含有量を極限まで飛ばし、かつ一定に保つことで、木材の繊維自体が適度に硬く引き締まり、反発力が飛躍的に向上しています。これにより、カーボンなどの特殊素材を一切使用せずとも、75gという超軽量でありながらしっかりとボールを弾いてくれる攻撃用ラケットとしての高い性能を確保することに成功したのです。
2. アルスノーバCHNの最大の魅力と使用するメリット
2-1. 裏面打法(両面貼り)に最適な超軽量設計
現代卓球において中国式ペンホルダーの選手が勝ち上がるためには、両面にラバーを貼って裏面打法を駆使することが必須条件となっています。しかし、両面に最新のテンションラバーを貼ると、ラケット全体の総重量が180gから190gを超えてしまうことも珍しくなく、これが多くの選手を苦しめてきました。しかし、アルスノーバCHNであればラケット単体が約75gと非常に軽いため、両面に重めで威力の出る最新スピン系テンションラバーを貼っても、総重量を無理なく170g前後に抑えることが可能です。この絶妙で理想的な重量バランスにより、裏面打法特有の手首の返しが驚くほどスムーズになり、試合の後半で疲労が溜まっても無理なく連続でドライブを振り続けることができるようになります。
2-2. 5枚合板ならではの球持ちと高いコントロール性能
近年では反発力の高い特殊素材(カーボン、ALC、ZLCなど)をインナーやアウターに配置したラケットが主流になりつつありますが、アルスノーバCHNはあえて純木材の5枚合板というクラシックな構成を採用しています。そのため、打球時にボールをしっかりとラケット面で「掴む」ような、木材特有の球持ちの良さを深く実感することができます。特殊素材ラケットのように、ボールに回転がかかる前に直線的に飛び出してしまってネットミスやオーバーミスを起こすことが少なく、高い弧線を描いて相手コートの深い位置に確実に入ってくれるため、安定感抜群のラリー戦を展開することが可能です。緊張した場面でも自分のスイングを信じて振り抜くことができます。
2-3. スマッシュやドライブの威力を引き出す適度な反発力
純木材の5枚合板はスピンやコントロールに優れる反面、弾みが弱く威力不足になりがちだという一般的なイメージがあります。しかし、前述の通りアルスノーバCHNはブレード厚が6.8mmとかなり厚めに設計されており、さらに燻製加工によって木材自体の反発力が底上げされています。そのため、チャンスボールに対するスマッシュや、フラットに当てて弾くミート打ちをした際には、小気味良い乾いた打球音とともに、相手が反応できないほどの鋭いスピードボールを放つことができます。ドライブに関しても、板の確かな厚みがボールにしっかりとパワーを伝え、相手のブロックを弾き飛ばすような重い回転をかけることが十分に可能です。
2-4. 切り返しや台上技術がやりやすい優れた操作性
卓球という緻密なスポーツにおいて最も重要とも言える台上技術(ストップ、ツッツキ、フリックなど)や、フォアハンドとバックハンドの素早い切り返しにおいて、ラケットの圧倒的な軽さはそのまま操作性の高さに直結します。アルスノーバCHNは手にした瞬間に驚くほど軽く感じられ、手の中で自由にラケットの角度や面を微調整できるため、相手の複雑な回転のサーブに対する繊細なレシーブや、ネット際の細かいテクニックが格段にやりやすくなります。この優れた操作性と取り回しの良さが、試合での凡ミスを極限まで減らし、常に自分に有利な展開を作り出す大きな要因となります。
3. アルスノーバCHNを使用するデメリットや注意点
3-1. 軽すぎるがゆえの相手の威力への押し負け
非常にメリットが多く完成度の高いアルスノーバCHNですが、その際立った軽さゆえの弱点や注意すべきポイントも存在します。それは、相手の強烈で重いパワードライブや、質量のあるボールを受けた際に、ラケット自体が弾かれて「押し負けてしまう」リスクがあるという点です。ラケット自体の質量(重さ)が小さいため、当てるだけのブロックやカウンターの際には、しっかりと体全体を使ってボールの威力を吸収するか、ラケットの角度を的確に合わせる高度な技術が求められます。手先だけの「手打ち」になると相手のボールの勢いに負けてオーバーミスしやすいため、下半身の踏ん張りが必要不可欠です。
3-2. 一発の破壊力よりも前陣での連続攻撃向けであること
アルスノーバCHNは、台から遠く離れた後陣からの一発の豪快なパワードライブで相手を抜き去るような、絶対的な破壊力や飛距離を求めるラケットではありません。どちらかと言えば、台の近く(前陣から中陣)において、ピッチの速さと打点の早さ、そしてコースの精緻な打ち分けで勝負するラリー型の選手に向いています。一発で決めるのではなく、スピーディーな連続攻撃で相手のブロックを崩し、相手に時間を与えずに追い詰めていくプレースタイルを意識することで、このラケットの真価を120%発揮することができます。
3-3. 合わせるラバーの重量と硬度に配慮が必要
ラケットの単体重量が75gと非常に軽いため、両面に合わせるラバー選びには少し工夫と計算が必要です。もし両面に、重量が非常に軽くてスポンジが柔らかいラバー(例えば初級者向けのエントリーラバーなど)を貼ってしまうと、ラケットの総重量が軽くなりすぎてしまい、ボールの威力や重さが極端に落ちてしまいます。逆に言えば、「普段は重すぎて敬遠しがちな、プロ仕様の高性能で硬いラバー」を気兼ねなく貼ることができるという絶大なメリットでもあります。自分の筋力と求める総重量(例えば170g〜175gなど)から逆算して、適切な厚さと重さのラバーを選ぶことが、このラケットを使いこなす上で非常に重要です。
4. アルスノーバCHNはどんなプレースタイルの選手におすすめか?
4-1. 裏面打法をこれから本格的に習得したい初中級者
これまでペンホルダーの片面(フォア面)のみでプレーしてきたが、現代卓球の流れに乗ってこれから裏面打法を練習したいと考えている選手にとって、アルスノーバCHNはこれ以上ない最高のパートナーとなります。裏面打法の習得初期は、独特の手首の使い方やラケット角度に慣れていないため、重いラケットを使うとフォームが崩れたり手首を痛めたりしがちです。軽量で非常に扱いやすいこのラケットを使えば、正しいスイング軌道を体にスムーズに覚え込ませやすく、上達のスピードが劇的にアップします。
4-2. 前陣でのピッチの速さ・台上技術で勝負する速攻型選手
台から決して離れず、前陣に張り付いて早い打点でボールをさばき続ける、いわゆる前陣速攻型の選手にも非常におすすめです。ラケットが圧倒的に軽いため、相手のボールが速くても瞬時にラケットの面を作ることができ、コンパクトなスイングで鋭いカウンターを狙うことができます。また、台上での細かい技術(チキータ、フリック、ストップ)から先手を取るプレースタイルと見事にマッチし、ラリーの主導権を常に握りやすくなります。反射神経を活かしたプレーヤーにはまさに鬼に金棒です。
4-3. 体格の小さなジュニア選手や女性、シニアの選手
ラケットの総重量が重すぎると、まだ体が出来上がっていない成長期のジュニア選手や、筋力の少ない女性プレーヤー、加齢とともに筋力が落ちてきたシニア選手にとっては、振り遅れやフォームの崩れ、肩や肘への大きな負担の原因となります。アルスノーバCHNは、筋力に自信がない選手でもしっかりと最後までフルスイングできる軽さを備えているため、どんな年齢層・性別のプレーヤーでも卓球の醍醐味である「力強いスイングとラリー」を存分に楽しむことができます。
4-4. 手首や肘に不安を抱えており身体への負担を減らしたい選手
卓球は手首や肘、肩などの関節を激しく酷使するスポーツです。特に中国式ペンホルダーは、シェークハンド以上に手首の可動域を広く使うため、腱鞘炎やテニス肘などの怪我に悩まされる選手も決して少なくありません。過去に手首を怪我をした経験がある、または現在プレー中に痛みを感じている選手にとって、用具の軽量化は最も効果的で即効性のある対策の一つです。アルスノーバCHNに切り替えることで、関節への物理的な負担と衝撃を大幅に軽減し、より長く安全に卓球というスポーツを楽しむことができるようになります。
5. アルスノーバCHNに合わせるべきおすすめラバー(フォア面)
5-1. 安定感と威力を両立する「V>15 Extra」(VICTAS)
アルスノーバCHNのフォア面には、VICTASを代表する大ヒット看板ラバーである「V>15 Extra」が非常におすすめです。このラバーは非常に高いシートのグリップ力と、相手の回転に負けない強靭な反発力を持ち、トップ選手も愛用する強烈なスピンとスピードを誇ります。ラバー自体の重量は特厚で約50g前後とやや重めですが、アルスノーバCHNのラケット本体の軽さがその重さを完璧に相殺してくれるため、総重量を抑えつつプロレベルの圧倒的なボールの威力を手に入れることができます。フォアドライブでガンガン攻め抜く攻撃的スタイルに最適の組み合わせです。
5-2. スピードと弾きを重視する「ファスタークG-1」(ニッタク)
日本国内で最も売れている大定番テンションラバー「ファスタークG-1」とも、アルスノーバCHNの相性は抜群です。G-1の持つ高いスピン性能と、ボールを直線的に弾き出すスピード感は、アルスノーバCHNの燻製木材が持つ弾みと見事にマッチし、相乗効果を生み出します。回転をかけるドライブだけでなく、チャンスボールに対する強烈なスマッシュや、フラットに弾くミート打ちを多用する戦型であれば、この組み合わせの爽快な打球感の虜になること間違いありません。前陣での高速の打ち合いに滅法強いセッティングとなります。
5-3. 粘着特有のクセ球で勝負する「トリプルダブルエキストラ」(VICTAS)
中国式ペンホルダーといえば、フォア面に粘着ラバーを貼る中国トップ選手のようなスタイルも根強い人気があります。VICTASの「トリプルダブルエキストラ」は、強烈な粘着力を持ちながらも、現代卓球に対応する高い弾みを持つ最新の粘着テンションラバーです。粘着ラバーはスポンジが硬く総じて重量が重いという決定的な欠点がありますが、アルスノーバCHNであればその重量オーバーというデメリットを完全に打ち消すことができます。回転量の多さと、ボールが急激に沈むような独特のクセ球を武器に、相手のブロックを崩したい選手に強く推奨します。
5-4. コントロール重視の初中級者向け「ヴェンタス レギュラー」(VICTAS)
まだ卓球を始めて間もない方や、基本技術をしっかりと身につけたい段階の初中級者には、扱いやすさに特化した「ヴェンタス レギュラー」をおすすめします。非常に柔らかいスポンジを採用しており、コントロールが極めてしやすいため、アルスノーバCHNの5枚合板による球持ちの良さと相まって、狙ったコースへ正確にボールを運ぶ感覚をしっかりと養うことができます。まずはこのラバーで自分のスイングと打球感覚を確立し、上達に合わせて徐々に硬くて威力のある上位ラバーへステップアップしていくのが、最も確実な王道ルートです。
6. アルスノーバCHNに合わせるべきおすすめラバー(バック・裏面)
6-1. 裏面でのチキータ・ドライブが安定する「V>11 Extra」(VICTAS)
アルスノーバCHNの裏面(バック面)に貼るラバーとして、まるで専用に開発されたかのように相性が良いのが、軽量ハイエンドラバーの「V>11 Extra」です。トップ選手仕様であるV>15シリーズと同等の威力を維持しながら、特殊な軽量スポンジを採用することで約10%の大幅な軽量化を実現しています。アルスノーバCHNにV>11 Extraを合わせれば、驚異的な軽さをキープしたまま、裏面からの鋭く曲がるチキータや高速のバックドライブを面白いように連発することが可能です。機動力と連続攻撃を極限まで高めたい選手にベストな選択肢です。
6-2. 扱いやすさと回転量に優れた「ロゼナ」(バタフライ)
バタフライの「ロゼナ」は、大人気のスプリングスポンジを搭載し、ボールを柔らかく包み込むような打球感と高い寛容性が特徴のラバーです。裏面打法においては、フォアハンドよりも打点が遅れたり、体勢が崩れたりすることが多くなりますが、ロゼナであればラバーが自動的にボールをカバーして相手コートに深く入れてくれるような絶対的な安心感があります。アルスノーバCHNの操作性の高さとロゼナの寛容性が合わさることで、裏面の技術における凡ミスが激減し、ラリーの安定感が飛躍的に向上します。
6-3. 軽量かつミートがしやすい「ヴェガヨーロッパ」(エクシオン)
より柔らかい打球感を強く好み、裏面でドライブをかけるだけでなく、ブロックやミート打ち(弾く技術)を多用する選手には、エクシオンのロングセラー「ヴェガヨーロッパ」が非常におすすめです。非常に柔らかいカーボスポンジによりボールが深く食い込み、裏面での弱いタッチや不完全なスイングでも、簡単にスピードの乗ったボールを相手コートに深く返すことができます。またラバー自体の重量がとても軽いため、ラケットの総重量を極力軽くしたい(160g台に抑えたい等)場合にも大活躍してくれます。
6-4. 異質攻守に最適な粒高ラバー「カールP1V」(VICTAS)
中ペンユーザーの中には、裏面にあえて粒高ラバーを貼って、回転の変化で相手を翻弄する「異質攻守型」の選手も多数存在します。VICTASの「カールP1V」のような、変化幅が非常に大きい粒高ラバーを裏面に貼る場合、アルスノーバCHNのブレードの厚さと反発力の高さが、粒高での鋭いプッシュや攻撃的なブロックに圧倒的なスピードを与えてくれます。相手の回転を利用して守るだけでなく、隙あらば自らも仕掛けていくアグレッシブな粒高プレーヤーに、新たな戦術の可能性を大きく示してくれるでしょう。
7. アルスノーバCHNで身につけたいおすすめの戦術・技術
7-1. サーブからのスピーディーな3球目攻撃
アルスノーバCHNを使用する上で、試合の中で最も確実な得点源にしたいのが、サーブからの3球目攻撃です。ラケットが軽量で取り回しが良いため、自分のサーブを出した直後のニュートラルな姿勢への戻りが非常に速くなります。相手のレシーブが少しでも甘く浮いたり長くなったりすれば、素早く回り込んでの強烈なフォアドライブや、裏面打法でのバックドライブを、コンパクトかつ鋭いスイングで確実に叩き込むことができます。この息をつかせぬテンポの速さは、相手にとって非常に大きなプレッシャーとなります。
7-2. 前陣での裏面チキータとバックハンドブロック
現代卓球において欠かすことのできない必須技術である「チキータ」も、この軽量ラケットの最も得意とする分野です。手首を柔らかく、そして大きく使える軽さを最大限に活かし、相手の短いサーブやツッツキに対して積極的に裏面チキータを仕掛け、レシーブから先手を取っていきましょう。また、相手に強打で攻め込まれた際にも、前陣でのブロックが非常にやりやすいです。ラケットの角度を瞬時に合わせ、ボールの上がりっぱなを捉えてブロックすることで、相手の時間を奪う高速カウンターへとシームレスに繋げることができます。
7-3. フットワークと両面を活かしたアグレッシブな連続ドライブ
一発の力任せの威力に頼るのではなく、卓球台に張り付いて両ハンドの連続ドライブで勝負する戦術が、このラケットには最も効果的です。アルスノーバCHNは非常に軽く、連続でフルスイングしても疲労が溜まりにくいため、フォアハンドとバックハンド(裏面)をバランス良く使い分け、厳しいコースを突いて相手を左右に大きく揺さぶるプレーを心掛けましょう。ミスを恐れず、常に先手を取ってラリーの主導権を握り続けるアグレッシブな姿勢が、勝利への一番の近道となります。
7-4. ストップとツッツキによる厳格な台上コントロール
派手な攻撃だけでなく、守備や繋ぎの技術である「台上コントロール」の精度も、試合の勝敗を大きく分ける重要なポイントです。アルスノーバCHNの5枚合板ならではの素晴らしい球持ちの良さを最大限に活かし、相手のサーブをネット際へピタッと短く止めるストップや、相手のコートの深い位置に鋭く突き刺さるツッツキを徹底しましょう。精度の高い台上技術で相手に先手を打たせない(強打させない)ことが、結果的に自分自身の優位な攻撃パターンを引き出すための最強の布陣となります。
8. アルスノーバCHNのメンテナンスと取り扱いのポイント
8-1. ラバーの貼り替え時の注意点(木材の剥がれ防止)
アルスノーバCHNは特殊な燻製加工により木材の水分量がコントロールされているため、ブレードの表面が少し乾燥したような独特の状態になっています。そのため、粘着力の非常に強い水溶性接着剤を使用したり、ラバーを交換する際に無理な力で急激に剥がしたりすると、ラケットの表面の木材の繊維がラバーと一緒に剥がれてしまう(板剥がれ)リスクがあります。これを未然に防ぐために、新しいラケットを購入した際は、必ずブレードの表面にラケットコート(板剥がれ防止用のコーティング剤)を薄く均一に塗ってからラバーを貼ることを強く推奨します。
8-2. グリップの削り方と調整方法(中国式ペンならではのコツ)
中国式ペンホルダーのラケットは、そのままの状態で使うのではなく、自分の手の大きさや指の長さに合わせて、グリップの根元(人差し指と親指が直接当たる部分)を紙やすりなどで削って微調整するのが一般的です。アルスノーバCHNは最初から握りやすい標準的なグリップ形状をしていますが、裏面打法を多用する場合は、指の引っ掛かりを良くするために少し深めに削ることで手首の可動域がさらに広がり、裏面が打ちやすくなります。ただし、一度に大きく削りすぎると元に戻せないため、少し削っては握り心地やスイングを確かめるという作業を慎重に繰り返して、自分だけの最適な形状に仕上げましょう。
8-3. 湿気対策と性能を長持ちさせるための保管方法
純木材のみで作られたラケットは環境の湿気の影響を非常に受けやすく、湿気を吸うと重量が増加したり、弾みが悪くなって打球感が鈍くなったりする特性があります。特にアルスノーバCHNは、水分含有量を一定に保つ燻製加工が施されているため、購入時のドライな状態を長く維持することが、新品時の高い性能を保つ一番のカギとなります。練習後にはラケットを出しっぱなしにせず、必ずラケットケースに専用の乾燥剤(シリカゲルなど)と一緒に入れて保管し、車内などの極端な温度変化や多湿の環境を絶対に避けるように心掛けてください。
9. 卓球界における中国式ペンホルダーの歴史とアルスノーバの意義
9-1. 伝統的なペンホルダーからの進化と裏面打法の誕生
かつての卓球界では、ペンホルダーといえば片面(フォア面)にのみラバーを貼り、強烈なフォアハンドドライブと、それをカバーする神懸かり的なフットワークでコートを駆け回って勝負するプレースタイルが世界の主流でした。しかし、時代が進むにつれてシェークハンドの両ハンド攻撃が飛躍的に進化し、ペンホルダーのバック側(プッシュやショートでの守り)の弱点が執拗に狙われるようになります。そこで中国のトップ選手や指導者たちが試行錯誤の末に考案し、世界中に衝撃を与えたのが、ラケットの裏側にもう一枚ラバーを貼り、バックハンド側でも強烈なドライブを放つ「裏面打法」という革新的な技術でした。
9-2. 両面裏ソフト時代における「重量問題」という高い壁
裏面打法という革命的な技術の誕生により、中国式ペンホルダーはバック側の弱点を克服し、シェークハンドと対等以上に激しいラリー戦を繰り広げられる両ハンドスタイルへと劇的な進化を遂げました。しかし、そこで新たに立ちはだかったのが、物理的な「重量問題」です。両面に裏ソフトラバーを貼ることでラケットの総重量が急激に重くなり、スイングスピードの低下や、重さに耐えきれず手首の故障を引き起こす選手が続出しました。日々の厳しいトレーニングで筋力を鍛え上げているトッププロであれば重い用具も扱えますが、一般の卓球愛好家やジュニア選手にとっては、両面貼りの中国式ペンは非常にハードルの高い、体への負担が大きい用具となってしまったのです。
9-3. 軽量化と威力を両立させたアルスノーバCHNの革新性
この「裏面を振りたいけれど、重くて振れない」「手首が痛い」という、中ペンユーザーたちの切実な悩みを根本から解決するためにVICTASが生み出したのが、他ならぬアルスノーバCHNです。単に軽い材質の木材を使ってスカスカなラケットを作るのではなく、木材の燻製加工という革新的なアプローチを採用することで、「圧倒的な軽さ」と「試合で勝てる攻撃力(反発力)」という、本来であれば相反する二つの要素を見事に高い次元で両立させました。アルスノーバCHNの登場は、用具の重さに苦しんで裏面打法を諦めかけていた多くの選手に再び可能性の扉を開き、現代卓球における中国式ペンホルダーの新たなスタンダード、そして希望を提示する非常に意義深いものとなっています。
10. アルスノーバCHNで理想のプレースタイルを手に入れよう!
10-1. 本記事の総括とおさらい
ここまで、VICTASの「アルスノーバCHN」の隠された魅力や詳しい特徴、そして具体的なおすすめの組み合わせについて徹底的に解説してきました。平均重量約75gという驚異的な軽さと、特殊な燻製加工による力強い反発力を併せ持つこのラケットは、これから本格的に裏面打法に挑戦する選手や、スイングの速さと機動力を活かして前陣で戦い抜く選手にとって、まさに理想的で完璧な一本と言えます。合わせるラバーの重量を過度に気にすることなく、スピン性能やスピード性能に優れた高性能な最新テンションラバーを両面に気兼ねなく貼ることができる点も、他のラケットには決して真似できない極めて大きなアドバンテージです。
10-2. アルスノーバCHNがあなたの卓球人生を劇的に変える
「どうしてもラケットが重くて振り遅れてしまう」「裏面を連続で振ると手首や腕が痛くなる」といった悩みは、あなたの技術不足や筋力不足のせいではなく、単にいま使っている用具の重量が体に合っていないだけかもしれません。自分の体格やプレースタイルに合わない重いラケットを無理して使い続けるよりも、アルスノーバCHNのように操作性に優れた超軽量ラケットに思い切って持ち替えることで、まるで嘘のように見違えるほどプレーが向上し、卓球がさらに楽しくなることは多々あります。軽快なフットワークと、自由自在な両ハンドの連続攻撃を最大の武器に、アルスノーバCHNとともにあなたの卓球の新しいステージへステップアップしましょう!ぜひ一度、その驚きの軽さと圧倒的な打ちやすさを、あなた自身の手で体感してみてください。

